TPP徹底批判 その1
日本農業の破壊は、日本人の美的感受性を喪失させる ←ブログランキング応援クリックお願いします。
TPP(環太平洋経済連携協定)は米国やニュージーランドが自国の経済だけを考え、他国の経済をぶち壊してまで、自分達の権益を守ろうとしていることは、既にウィキリースクによって秘密公電文書が暴露されています。
ウィキリークスが暴露したTPP交渉の狙い 「日本、韓国その他の国を押しつぶす」
TPP交渉について在ニュージーランド米大使館がまとめて本国に送ったのだが、その公電の内容をウィキリークスが暴露している。
最も重要な箇所はニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官が、「TPPが将来のアジア太平洋の通商統合に向けた基盤である。
もし、当初のTPP交渉8カ国でゴールド・スタンダード(絶対標準)に合意できれば、日本、韓国その他の国を押しつぶすことができる。
それが長期的な目標だ」と語った所だ。「押しつぶす」というのは「put the squeeze」の訳で「squeeze」には 「経済的に圧迫する、搾り取る」の意味があり、妥当な意訳だ。 現民主党政権のあまりの無知さに呆れるばかりである。
http://www.worldtimes.co.jp/col/siten2/kp111018.html
↑これがTPPの正体である。マスコミや民主党内には沖縄返還時におけるウィキリースクの暴露を問題にしている人がいたが、この問題はどうなのだと問いたい。
最初からこのような狙いが隠されている以上、どのような交渉での罠が仕掛けられているか、分かったものではない。日本は外交交渉でこれまでも煮え湯を飲まされ続けてきた。彼らの本質が明らかになった以上、このTPP交渉には参加しないほうが懸命である。
それでも日本は参加すべきだなどと考えているのは、自分達のことしか考えていない人達である。「国益」よりも「私益」を優先させるような大企業とそこで働く恵まれた労働者。何が起きても首にもならない公務員。大企業からの広告出稿で稼いでいるテレビ局、そのテレビで喋ってなんぼの御用評論家。
このような人達が日本を破壊しようとしていることに徹底的に反駁しなければならないと思います。景気低迷や雇用悪化が進むのは米国だけではありません。米国のオバマ大統領はそこからの脱出を狙って、この経済協定の成否にかけていますが、日本が参加することは彼らの思うつぼであり、今度は日本の経済がより深刻化して失業者が溢れ出すことになります。
日本農業は壊滅的打撃を受けます。農林省発表の数字です。
1 農業生産額は4兆1000億円減少します。
2 主食のコメは90%が外国産になります。
3 340万人の農民や関連業界の雇用が喪失します。
良く外国産米はまずいので日本の消費者は外国のコメを食べないなどという評論家がいますが、誤った説明であり意図的なものさえ感じます。日本の企業は東南アジアや米国において、日本の品種の銘柄米を栽培します。その味は日本産と対して変わりません。
いずれ安い外国産米に席捲され日本の稲作は淘汰されてしまうでしょう。ヨーロッパのフランスやドイツなどでは、小麦やジャガイモなどの穀物などに関しては完璧なまでの保護政策が取られているといいます。
日本も主食に関しては当然これを守る保護政策が必要です。主食が90%外国産になるということは、これは日本の水田の90%が喪失してしまうということです。日本の田園風景は一変します。外国産野草によって支配され、日本の美しい光景はもう目にすることは出来なくなります。
『国家の品格』の著者である藤原正彦・お茶の水大学名誉教授は最新の「日本農業新聞社」のTPPに反対する特集号で次のように述べています。
「日本は四季に恵まれ、日本人は季節で移り変わる美しい自然と農村風景によって、優れた美的感受性を培ってきた。鋭い美的感受性の裏打ちがあってこそ数学や基礎科学が栄え、多くのノーベル賞受賞者も輩出し、日本は工業立国としてやってこられた。
裏を返せば、農業をつぶして田畑を荒らし、美的感受性の源泉たる農村風景を壊せば、まず文学、芸術、数学、そして基礎科学が衰退する。
そうなれば、その川下に当たる科学技術が衰退し、これまで日本がリードしてきたものづくり王国も瓦解し、国そのものの崩壊を招くことになる。」
日本の農業はもう終わったなどと悠長に構えられては困る。日本農業の再生こそが国家の再生なのです。故に私は日本農業の再生の為に「日本農業助け合い機構」を設立しました。多くの皆様のご支援で今年は大成功に終えそうです。
これからもしっかりとこの日本農業を守る戦いを推し進めて行きたいと考えています。
愛知県本部からのお知らせです。
一箱・1200円での販売となります。皆様のおかげで取り扱う荷物量が多くなったので、郵便局と交渉し若干ですが値引きとなりました。
郵便料金改訂版送ります。80〜100サイズです。
1、愛知県内、100サイズまで、 530円
2、東海地区、静岡、三重、岐阜 530円
3、東海、北陸、信越、関東、関西、 540円
4、東北、中国、四国、 650円
5、九州 80サイズまで 900円
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