ＩＧＦとＤＲＥＡＭが合体　大みそかに合同イベント

　プロレス団体・ＩＧＦのアントニオ猪木会長と格闘技イベント・ＤＲＥＡＭの笹原圭一イベントプロデューサーが３日、東京都内で会見し、合同イベント「元気ですか！！　大みそか！！　２０１１」を大みそかにさいたまスーパーアリーナで行うことを発表した。プロレス、男女総合格闘技、異種格闘技戦など２０試合を予定し、ＩＧＦ軍対ＤＲＥＡＭ軍の対抗戦もあるという。テレビ放送は調整中。

　合体を呼び掛けたのは、ＤＲＥＡＭ側。昨年までは、Ｋ−１と合同でＤｙｎａｍｉｔｅ！！を行ってきたが、Ｋ−１を主催するＦＥＧが経営難に陥り、一緒にやるのは難しいと判断した。

　自身のキャッチフレーズがイベントタイトルに採用され、ゼネラルマネジャーに就任することになった猪木会長は「紅白歌合戦にも応援に来いと誘われたが、格闘技を元気にしていかないと。最近、体重が軽いからすぐに乗せられる。大きな夢を送れるようにしたい」と話した。

　これにより、Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！の開催は事実上困難になった。

　大みそかのバトル興行は、すでにボクシングのＷＢＡ世界スーパーフェザー級王者内山高志の王座統一戦＆細野悟が挑戦するＷＢＡ世界フェザー級タイトル戦が横浜文化体育館で予定されており、ほかに関西でもボクシングの世界戦がうわさされている。　（竹下陽二）