平岡秀夫法相の男性秘書官が19日付で辞任したことが、明らかになった。辞任理由について、法務省は「承知していない」(秘書課広報室)としているが、この秘書官をめぐっては長崎地裁が2006年2月、児童養護施設の補助金約582万円をだまし取ったとして、詐欺罪で有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)を受けていたことが今月上旬に発覚。事実上更迭されたものとみられる。
秘書官は有罪判決を受けた後、どういう経緯か、自民党衆院議員の地元秘書や、同党参院議員の公設第2秘書を務めた。
参院議員関係者は「事件のことはまったく知らなかった。履歴書の賞罰欄にもなかったはず」と驚く。このときは「K」という名字だったが、現在は「M」という名字を名乗っている。
その後、平岡氏に秘書として採用され、9月2日の大臣就任に伴い、公設第1秘書から秘書官に任命されていた。