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政治
詐欺で有罪となった法相秘書官が辞任
2011.10.21 00:03
平岡秀夫法相の男性秘書官が19日付で辞任したことが20日、明らかになった。辞任理由について、法務省は「承知していない」(秘書課広報室)としているが、この秘書官をめぐっては長崎地裁が平成18年2月、児童養護施設の補助金をだまし取ったとして、詐欺罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡していたことが今月上旬に判明。事実上更迭されたものとみられる。
判決や関係者によると、男性秘書官は長崎県内の児童養護施設の施設長だった16年、知人の男性が児童の早期家庭復帰などを支援する「家庭支援専門相談員」として勤務しているように偽装。県に嘘の申請をし、児童保護措置費の加算支給として約582万円をだまし取った。
平岡法相が今年9月2日に大臣に就任したのに伴い、公設第1秘書から秘書官に任命された。
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