兵庫県警は4日、交番で勤務中、近くの交差点にいたバイクの男性を暴走族と誤解し、生卵を投げ付けたとして、三木署の男性巡査(24)を特別公務員暴行陵虐の疑いで書類送検し、本部長訓戒の処分にした。
県警によると、交番奥の休憩室にいた巡査は、暴走族が走ったような音がしたため外に出たが、既に走り去っていた。近くの交差点で信号待ちをしていた別のバイク4人グループが空吹かししたため、暴走族と誤解。交番前を通過する際、男性に生卵を投げ、1個を命中させた疑い。
普段から暴走族への苦情が多く、巡査は「卵ならけがはなく、驚かして止めようと思った。軽率だった」と話している。