商船三井タンカー襲撃事件 自称・ソマリア人「西暦で19歳」 東京地裁、起訴取り消し
2011年3月、アラビア海で商船三井のタンカーが海賊に襲撃された事件で、成人として起訴された自称19歳のソマリア人の男について、東京地裁は、起訴を取り消す判決を言い渡した。
海賊対処法違反の罪に問われた自称・ソマリア人の男は、捜査段階で自分の年齢を「21歳ぐらい」と供述していた。
しかし、4日の初公判で、男は「ソマリアでは、雨期で年齢を数える。西暦では19歳」と述べ、東京地裁は「被告を成人と認めるのは疑問が残る」として起訴を取り消した。
(11/04 14:12)