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自宅軟禁の陳光誠夫妻、中国当局者が殴打 批判映像公開

2011年2月14日20時30分

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 【北京=古谷浩一】在米人権組織「対華援助協会」によると、中国山東省で自宅軟禁されている盲目の人権活動家、陳光誠氏と妻の袁偉静さんが中国当局者によって激しく殴打され、ベッドから起き上がれない状況になっていることが分かった。陳氏は同協会を通じて9日に当局批判のビデオを公開しており、これに対する仕打ちだという。

 陳氏は昨年9月に4年余りの刑期を終えて出所したが、当局によって理由も不明のまま自宅軟禁され、外部との接触ができなくなっている。出所以来、初めての肉声となるビデオで「(当局の圧力への)恐怖に打ち勝ち、違憲行為を明らかにしたい」と訴えていた。

 陳氏は殴打された後、治療の求めも当局に拒否されているという。

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