室内楽の名曲を奏でる定期演奏会が3日、直方市の谷尾美術館で開かれ、新日本フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者川上徹さんと、ピアニストの三輪郁さんが美しい音色を響かせた。
古い街並みが残る直方市をクラシック音楽で彩ろうと、市民グループ「かんまーむじーく のおがた」が始め、2年目。会場は、市民文化祭の油絵や版画の展示会場にもなっており、約110人が音楽と美術に包まれたひとときを楽しんだ。
最前列で鑑賞した女性(31)は「言葉にならないくらい圧倒されました」と深く感動していた。
=2011/11/04付 西日本新聞朝刊=