NICOLAE HERLEA " ADDIO"
addioというのは「さようなら」の意、アッディーオ、私もそう言わなければならないことがありました。
これから「たちあがれ日本」はどう進むのだろうか・・・辛い別れです。
この歌を歌っているニコラエ・へラリアは、マリア・カラスが「トスカ」を一晩だけ東京で上演するというので、テノールのジュゼッペ・ディ・ステファノと来日、ところがカラスがキャンセル、カバリエが代役に立ちました。
マリア・カラスが絶賛するバリトンということしかわからない無名のルーマニアの歌手でしたが、実際に幕が開くと、聴衆はこの無名のバリトンに魅了され、たった一晩の公演だったのにファンクラブまでできてしまったのです。
それからルーマニアに帰り、音沙汰はありませんでした。
今はもう80を過ぎていますがお元気です。
曲の最後のところは、テノールも真っ青、素晴らしいアクートを聴かせます。
イタリア語の発音は、やはりイタリア人とは違うな、と思うのですが、それよりも歌う彼の気風が魅力です。
addioというのは「さようなら」の意、アッディーオ、私もそう言わなければならないことがありました。
これから「たちあがれ日本」はどう進むのだろうか・・・辛い別れです。
この歌を歌っているニコラエ・へラリアは、マリア・カラスが「トスカ」を一晩だけ東京で上演するというので、テノールのジュゼッペ・ディ・ステファノと来日、ところがカラスがキャンセル、カバリエが代役に立ちました。
マリア・カラスが絶賛するバリトンということしかわからない無名のルーマニアの歌手でしたが、実際に幕が開くと、聴衆はこの無名のバリトンに魅了され、たった一晩の公演だったのにファンクラブまでできてしまったのです。
それからルーマニアに帰り、音沙汰はありませんでした。
今はもう80を過ぎていますがお元気です。
曲の最後のところは、テノールも真っ青、素晴らしいアクートを聴かせます。
イタリア語の発音は、やはりイタリア人とは違うな、と思うのですが、それよりも歌う彼の気風が魅力です。