2011年2月、中村屋をかつてない衝撃が襲った。中村勘三郎が病で舞台を降板。その病名は「特発性両側性感音難聴」。発表以来、勘三郎はこつ然と表舞台から姿を消す。父不在の間、中村屋を守る息子・勘太郎。前田愛との間に、元気な長男・七緒八(なおや)くんが誕生。勘三郎は“お爺ちゃん”に・・・。そして、勘太郎は、いよいよ「中村勘九郎」襲名への道を進み始める。
この秋、11月1日幕開けの浅草・平成中村座での長期公演に勘三郎は挑戦し、長男勘太郎は、中村勘九郎襲名披露への道を歩み始める。番組ではこれまでの病との闘い、そして復帰のための苦しい日々、誰も知らなかった500日にわたる家族の闘いの記録を、お届けする。今、力を合わせて立ち上がろうとする日本人にとって、復帰に向け努力する勘三郎の姿、そして中村屋の家族の絆は大きな大きな勇気を与えてくれるはず。
平成23年度(第66回)文化庁芸術祭参加作品、勘三郎ドキュメンタリーシリーズ第7弾、 金曜プレステージ『勘三郎密着!涙の復帰スペシャル 闘病そして震災…激動の553日』是非ご覧下さい。
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