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福島第一2号機、再測定でもキセノン検出- 読売新聞(2011年11月2日22時21分)

 東京電力福島第一原子力発電所2号機で核分裂した際に生じる放射性キセノンが検出された問題で、東電は2日、再測定の結果でもほぼ同じ濃度のキセノンを検出したと発表した。

 原子炉の溶融燃料で核分裂が起きていた証拠とみられ、核分裂が連鎖的に進む臨界が再び起きた恐れもあるため、東電は調査を進めている。2号機原子炉の温度などは安定しており、周辺環境への影響は認められていない。

 キセノンが検出されたのは1日に格納容器から採取したガスで、同日の測定ではキセノン133(半減期約5日)、キセノン135(同約9時間)ともに濃度は1立方センチ当たり約10万分の1ベクレルとごく微量。半減期の短さから判断して、最近、核分裂反応が起きたとみられる。2日に行われた同じ試料の再測定でもほぼ同量を検出した。東電の要請で試料を調べた日本原子力研究開発機構は同日夜キセノンと確認した。東電は、臨界を防ぐホウ酸水を2日未明に注入した。注入後に採取したガスの分析で、キセノン133は未検出だったが、135はほぼ同じ濃度で検出された。

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