［事件］２８日にも中間報告　衆院でウイルス対策会議（2011.10.26 22:52）

　衆院のコンピューターサーバーが不正アクセスを受けた問題で、衆院事務局に設置されたウイルス感染防止対策本部は２６日、初会議を開き、当面の対策として、あらためて全衆院議員にパスワードの変更を周知することを決めた。

　ウイルスの種類や感染状況などについて、セキュリティーを専門にする調査会社が調査中で、対策本部は２８日にも、中間報告を出す予定。

　会議には衆院のシステム担当者のほか、調査会社や警察庁の担当者らが出席した。

　衆院事務局によると、当初、衆院議員３人の公務用パソコン３台がウイルスに感染したとみられていたが、２台はウイルスを添付されたメールを受信しただけで感染していなかったことが新たに分かった。