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羽生、深まる自信 250点以上目標 フィギュア男子

練習に励むフィギュアスケート男子の羽生=仙台市泉区のアイスリンク仙台

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(16)=宮城・東北高2年=がシニア2年目の今季、ショートプログラム(SP)、フリーの合計で250点以上をマークするという新たな目標を掲げた。250点台を記録すれば、高橋大輔(関大大学院)小塚崇彦(トヨタ自動車)らとの日本勢のトップ争いも見えてくる。「演技を確実にこなして目標を達成したい」と意欲を燃やす。

 羽生の国際戦での自己ベストは、銀メダルを獲得した四大陸選手権(2月・台北市)の228.01点。だが、日本人選手では、高橋の264.41点、小塚の258.41点、織田信成(関大大学院)の244.56点に次いで4番目の記録。羽生は「(3年後の)ソチ五輪に出場するには、3人に勝たないと」と話す。
 国際戦での250点台という目標の達成に向けて、手応えはある。今季の国内初戦となった東北・北海道選手権(10月14〜16日・八戸市)のSPで4回転ジャンプを決め、国内自己最高の88.06点をマーク。阿部奈々美コーチも「ほぼ完璧」とたたえる内容だった。
 国際戦の今季初戦となるグランプリ(GP)シリーズの中国杯(4〜6日・上海)とロシア杯(25〜27日・モスクワ)に挑む。昨季は、GPシリーズのデビュー戦となったNHK杯で4位に入り、ロシア杯では7位だった。
 250点台までは、あと20点あまりあるが、羽生は「今季のプログラムを完璧にこなせば出せる点数」と自信を見せ、「すべての大会で優勝を狙っていく」と、さらなる飛躍を誓った。(加藤伸一)


2011年11月01日火曜日


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