政治衆院事務局「サイバー攻撃、事実関係は確認できず」 対策本部設置へ2011.10.25 13:19

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衆院事務局「サイバー攻撃、事実関係は確認できず」 対策本部設置へ

2011.10.25 13:19 国会

 衆院議院運営委員会は25日、国会内で庶務小委員会(松野頼久委員長)の緊急会議を開き、衆院のサーバーがサイバー攻撃にあってコンピューターウイルスに感染したとの一部報道を受けて、真相を解明するための対策本部を設置することを決めた。ただ、報告した衆院事務局は「現段階で報道にある事実関係は確認できず、情報流出などの具体的被害は確認できない」と報告した。

 また、衆院のサーバーを使う議員や秘書らにパスワードの変更を求めることも決めた。

 一部報道では、今年7月末に衆院議員が届いたメールの添付文書をパソコンで開きウイルスに感染。8月末に衆院事務局に相談するまでの1カ月間、議員らのパソコンに保存されたデータが閲覧された可能性があるとしている。

 松野氏は記者団に「パソコンの不具合の相談はたくさん来ている。対策本部で事実関係を精査したい。必要なら警察へ通報もしたい」と述べた。

 藤村修官房長官は25日の記者会見で「サイバー攻撃への対応は国家の安全保障や危機管理上、重要な課題だ」と、政府としても対策を強化する意向を示した。

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