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【月組】蒼乃夕妃会見「霧矢さんと一緒にと」

2011.11.1 15:19
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特集 : 宝塚
【月組】蒼乃夕妃会見「霧矢さんと一緒にと」

「最後の日まで私らしく舞台をつとめたい」と笑顔で退団会見する蒼乃夕妃(撮影・志儀駒貴)【フォト】

  • スリムなワンピース姿で退団会見に現れた蒼乃夕妃(撮影・志儀駒貴)

 来年4月22日付で退団することが決まった宝塚歌劇団の月組娘役トップ、蒼乃夕妃が1日、宝塚市の宝塚歌劇団事務所で退団会見を行った。先に発表していた月組トップの霧矢大夢と同時退団になり、サヨナラ公演は「エドワード8世−王冠を賭けた恋−」「Misty Station−霧の終着駅−」。宝塚大劇場公演が来年2月3日〜3月5日、東京宝塚劇場公演が同3月23日〜4月22日で、千秋楽が退団の日となる。

 淡いベージュのワンピース姿で現れた蒼乃。「月組の主演娘役になったときから、退団のことは漠然と頭にありました。霧矢さんが退団されると聞いたとき、私も一緒にと決意しました。約半年前のことです。千秋楽まで私らしく、舞台をつとめたいと思います」とハキハキ説明した。

 蒼乃は岡山市出身で、平成16年初舞台。星組から21年12月に月組へ組替えになり、昨年2月から霧矢の相手役として娘役トップに就任した。ダイナミックなダンスと確かな演技力が魅力の“男前な娘役”で、代表作は星組時代の「アンナ・カレーニナ」のアンナ、「コインブラ物語」のイネスとミランダ、月組のトップ・コンビお披露目公演「THE SCARLET PIMPERNEL」のマルグリット、「バラの国の王子」のベルなど。

「宝塚に入団して、小さな夢のひとつだった海外公演に、2年目の早い時期に参加できました。舞台人として変われたかなと思えたのはアンナを演じたときです」と振り返った。退団後は「結婚の予定もありませんし、全く考えていません。卒業はひとつの通過点。そのときそのときの経験が大事だと思うので、今はお稽古に夢中です」と答えた。

 サヨナラ公演以外の今後のスケジュールは

▽11月19日〜12月11日=全国ツアー公演

▽12月18〜19日=大阪・梅田芸術劇場メインホールでの「タカラヅカスペシャル2011」

▽来年3月9〜10日=宝塚ホテルでのミュージック・サロン。

 宝塚歌劇団の小林公一理事長は「彼女は星組で築いた実力が、月組の娘役トップになって一気に開花し、霧矢とのコンビもよかった。最後まで華やかに送り出したい」と話した。


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