中部電力は31日、愛知県武豊町で太陽光発電所「メガソーラーたけとよ」の営業運転を始めた。中部電としては2カ所目の事業用太陽光発電所。出力は7500キロワットで、全国でも関西電力・堺太陽光発電所の1万キロワットに次ぎ2番目の規模になる。
年間の発電量は730万キロワット時で、一般家庭2千世帯分を賄う量に相当する。火力など管内の他の発電所に代わってエネルギーを供給すれば、二酸化炭素を年間で約3400トン削減できる見通し。ナゴヤドームの建築面積の約3倍に当たる約14万平方メートルの敷地に、シャープ製の太陽光パネル約4万枚を並べた。建設費は約40億円。