同性愛者の公然わいせつ幇助　経営者ら逮捕
（東京都）

　東京・新宿区で、「ハッテン場」と呼ばれる同性愛者の男性を対象にした「出会いの場」を営業し、客にわいせつな行為をさせたとして、警視庁は経営者の男らを逮捕した。 　公然わいせつほう助の疑いで逮捕されたのは、新宿区のハッテン場「デストラクション」を経営する増田浩容疑者（３８）と従業員の男（２５）。また、わいせつな行為をしたとして、客３人も逮捕された。 　警視庁によると、増田容疑者らは先月２９日、店内で３人の男性客にわいせつな行為をさせた疑いが持たれている。増田容疑者らは、男性客同士のわいせつな行為を外からのぞくことができる部屋を提供していた。この店は一日平均８０人から９０人が訪れ、一か月に約４００万円売り上げていたという。 　増田容疑者らは「店内での公然わいせつは罪にならないと思った」などと話し、容疑を否認している。