- [PR]
[経済・IT]ニュース トピック:事業仕分け
民主議員の収支報告書にキャバクラ・仕分け人献金…「?」項目ズラリ
2010.12.1 07:01
(1/2ページ)
政治家の“懐具合”を示す政治団体の平成21年分の収支報告書が30日、出そろった。今回から新たに国会議員関係の政治団体に政治資金監査人による監査が義務付けられたが、民主党議員の収支報告書には、キャバクラでの飲食費や仕分け人からの献金など「?」がついてしまうような項目が並んだ。監査制度はきちんと機能したのだろうか。(調査報道班)
◇
▼クリオネも
キャバクラでの飲食費を計上していたのは、松木謙公農林水産政務官の関係政治団体「けんこう冬日会」。公開直前の26日付で訂正し支出項目から削除したが、いったんは政治資金から支出されていた。
収支報告書によると、同団体は昨年12月に都内のキャバクラ店で飲食した5万5千円を交際費名目で一時支出。松木氏の事務所によると、久しぶりに上京してきた元私設秘書に「仲間とメシでも食えよ」と言ったところ、同店の領収書が提出され、「キャバクラと気付かず、団体から支出した」(同事務所)という。店員によると同店は「いちゃキャバ」と呼ばれ、通常のキャバクラより密着度の高いサービスが売り。事務所は、元秘書から5万5千円の返金を受けたという。
同団体は議員会館の事務所で飼育するクリオネ約10匹の年間レンタル料31万5千円や、フォークグループ「アリス」の復活ライブのチケット代4万2千円なども支出。事務所は「地元オホーツクのPRやつきあいのためで、支出は適正」としている。
- [PR]
- [PR]