８年前の殺人事件で女を逮捕

11月1日 22時36分

８年前、東京・奥多摩町などで、当時２６歳の男性の切断された遺体が見つかった事件で、男性を殺害して遺棄したとして国際手配されていた２８歳の女が逃亡先の南アフリカで身柄を確保され、警視庁は１日夜、女の身柄を日本に移し殺人などの疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、事件当時１９歳で、現在２８歳の女です。この事件は、８年前の平成１５年１０月以降、東京・奥多摩町の町道などで元飲食店従業員、古川信也さん（当時２６歳）の切断された遺体が相次いで見つかったものです。警視庁は９月に古川さんを殺害後、ノコギリなどで切断して遺棄したなどとして複数の男女らを逮捕するとともに南アフリカに逃亡したとみられる男女３人をＩＣＰＯ＝国際刑事警察機構を通じて殺人などの疑いで国際手配していました。警視庁によりますと、このうち事件当時１９歳だった２８歳の女が逃亡先の南アフリカから親族を通じて警視庁に出頭したい意向を伝えてきたということで、警視庁は１日夜、女の身柄を日本に移し逮捕しました。警視庁は、古川さんの殺害の経緯や詳しい動機などを調べることにしています。