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北九州市立八幡病院:「コンビニ受診」など議論 第2急患センターの検討会 /福岡

 北九州市立八幡病院(八幡東区)内の「市立第2夜間・休日急患センター」のあり方などを議論する検討会の初会合が31日あり、急患とは言えない症状でも気軽に利用する「コンビニ受診」などの課題を議論した。来年1月に中間とりまとめ、同8月に最終とりまとめをする予定だ。

 検討会は市医師会、県看護協会や市薬剤師会、市民団体などの外部委員15人で構成。市地域医療課によると、同センターは月~土曜の午後7時半~午後11時半と日曜祝日の午前9時~午後11時半、軽症の急患を診療している。10年度は約4万1000人が受診した。ここ数年、コンビニ受診のほか、暴力的な言動を繰り返す「モンスターペイシェント」と呼ばれる患者が目立つという。

 検討会で市側は「コンビニ受診で医師が疲弊している」と報告。市医師会の委員は、頭痛を訴えた患者に医学的問題が見当たらないのに、付き添いの家族の強い要求でMRI(磁気共鳴画像化装置)検査をさせられた事例を引き合いに「八幡病院内に急患センターがあるため、このようなトラブルが起きる」としてセンターの移転を訴えた。【仙石恭】

〔北九州版〕

毎日新聞 2011年11月1日 地方版

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