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2011年10月31日(月) 19:40 |
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郷内小で2か月ぶりに全児童で授業
先月の台風12号で、校舎の一部が土砂に埋まった倉敷市林の郷内小学校で31日、2か月ぶりに全校児童そろっての授業が再開されました。 一部の児童は、プレハブの仮設校舎での授業となりましたが、皆、勉強や運動をがんばりたいと学校生活への意欲を見せていました。
朝、元気よく子供たちが登校してきます。 倉敷市林の郷内小学校は、先月の頭、台風12号の影響で裏山が崩れ、校舎に大量の土砂が流れ込みました。 一時休校となり、先月8日から学校が再開されましたが、2年生85人は近くの郷内中学校に間借りして授業を受けていました。 このほど臨時のプレハブ校舎が完成し、31日から2年生を含む全員が小学校で授業を受けられるようになりました。 全校朝礼の後、2年生、5年生、特別支援学級の児童らは、プレハブの仮設校舎に移動し元気に授業に臨みました。 2年生85人にとっては、およそ2か月ぶりの小学校での授業となりました。 倉敷市教育委員会によりますと、来月上旬には校舎の土砂の撤去が終了する予定だということですが、裏山の復旧工事が完了し、安全が確認されるまでは、被害の大きかった校舎の使用は見合わせることにしています。 完全復旧の目途は、依然立っていないのが現状です。
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