民間放送のTBSグループが保有するプロ野球・横浜ベイスターズについて、携帯電話向けゲーム大手「ディー・エヌ・エー」は、買収交渉が最終段階に入り、球団名など条件面で調整がつけば正式に合意する見通しを明らかにしました。
これは、先月31日に行われたディー・エヌ・エーの今年度上半期決算の記者会見で守安功社長が明らかにしました。この中で守安社長は「TBS側と最終に近い形で、話を詰めている。何とか参入して球団運営に関わっていきたい」と述べ、TBSグループが保有する横浜ベイスターズの買収交渉が最終段階にあるという考えを示しました。守安社長によりますと、本拠地を横浜に置くことや、買収額については大筋で合意し、インターネット上で交流できるソーシャルゲームのサイト「Mobage」を入れた球団名にするかどうかなど条件面での詰めが残っているということです。また、守安社長は、プロ野球に参入するねらいについて、会社や事業の知名度を向上や、新しい発想の球団運営でプロ野球の発展に貢献することを挙げました。