天下の任天堂も、時代の流れに逆らえず...?
任天堂の岩田聡社長による、課金システムを導入したニンテンドー3DSタイトル発売の発言をMSN経済ニュースが報道しました。
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「任天堂としても来年中に少額でアイテムを買うソフトを出す。ソフトメーカーからは来年早々にも投入が始まる。」(岩田氏の発言)
課金システムとは、ゲームのソフト代とは別に支払いが発生しうるシステムです。「追加ステージをプレイするには○○円」「追加キャラで遊ぶなら○○円」「お助けアイテムを使用するには○○円」「通信対戦を遊ぶには月○○円」など、さまざまなパターンがあります。
以前から、岩田社長は課金システムには消極的な姿勢だったと思います。今回の方向転換の背景には、円高や3DS販売不振等による厳しい台所事情があると考えられます。
任天堂のゲームをプレイするユーザーは、すでにハードとソフトという決して少なくない金額を支払っています。その上で、どうユーザーに納得してもらって追加料金を支払ってもらうのか。お互いがハッピーになれる仕組みづくりが任天堂に求められそうです。
任天堂、3DSに「アイテム課金型ソフト」 来年中に投入 [MSN経済ニュース]
(伊藤ハワイアン耕平)