茨城 放射性ストロンチウム測定へ
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茨城 放射性ストロンチウム測定へ

10月29日 13時56分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所の事故で放射性ストロンチウムの調査が十分にできていないなどとして、茨城県は県内の16の自治体の土壌で放射性ストロンチウムを測定し、結果を公表することになりました。

放射性ストロンチウムは、体内に大量に取り込むと骨に蓄積しやすいと指摘されていますが、今月、横浜市の住宅街の側溝からも検出され原発事故の影響が懸念されています。放射性ストロンチウムは測定が難しいため、茨城県内では福島第一原発から80キロ圏内にある北茨城市や高萩市など3か所で文部科学省が調べただけで、このほかの地域での調査は行われていませんでした。このため茨城県は、調査が行われていない地域から16の自治体を選び、土壌の放射性ストロンチウムを測定し、結果を公表することになりました。調査対象は水戸市や守谷市、筑西市や行方市など、地理的なバランスを考えて選んだということで、県の原子力安全対策課は12月上旬をめどに分析した結果をホームページなどで公表したいとしています。