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【芸能・社会】

松本潤「パンチ入ると目つきが…」 舞台「あゝ、荒野」初日

2011年10月30日 紙面から

 人気グループ嵐の松本潤(28)主演、蜷川幸雄氏(76)演出の舞台「あゝ、荒野」が29日、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホールで初日を迎えた。

 故・寺山修司氏の小説の初舞台化。架空の昭和の街「新宿」で、松本と小出恵介(27)演じる青年2人がボクシングを通じて奇妙な友情を結ぶ物語。激しくパンチを打ち合うシーンもある。

 開幕前の会見で、小出は「容赦ないですよ、この人。ボディーを実際に殴るんです。たまにカーンってローブローが入る」と松本を責め、松本は「実際に(パンチが)入ると、お互い目つきが変わるもんね」と笑い飛ばした。

 厳しい演出で知られる蜷川氏は、2人を「どんなに大変でも音を上げない。よくやりました」と珍しく絶賛。一方で「イライラして久しぶりに物を投げようかと思った。小出は楽をしようとして手を抜く。何でもない朝ドラみたいに…」と毒舌も忘れず、来年のNHK連続テレビ小説に出演が決まっている小出を慌てさせていた。

 29日−11月6日に同所、11月13日−12月2日に東京・青山劇場で上演。

 

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