[シネマトゥデイ映画ニュース] 1996年に公開され、世界中で大ヒットを記録したウィル・スミス主演の映画『インデペンデンス・デイ』のシリーズ第2作・第3作の製作を米20世紀フォックスが企画していることが明らかになった。だが、ウィルが出演するかどうかは未定であり、最悪の場合、ウィル抜きで製作が進むことも考えられるという。
映画『インデペンデンス・デイ』は、宇宙からの侵略者との戦いを圧倒的なビジュアルで描いたSFパニック・ムービー。映画『ユニバーサル・ソルジャー』『スターゲイト』などで着実にキャリアを積み重ねてきていたローランド・エメリッヒ監督が、『バッドボーイズ』のウィル・スミスを主演に迎えて制作した作品だ。この映画の後、エメリッヒ監督は『GODZILLA ゴジラ』『パトリオット』などの大作・話題作を立て続けに手掛け、ウィルも『メン・イン・ブラック』『ALI アリ』といった代表作に恵まれるなど、二人をハリウッドを代表する監督・俳優に押し上げるきっかけとなった作品ともいえる。
エンターテインメント情報サイトVultureによると、米20世紀フォックスは、そんな本作のシリーズ化を企画。すでに3部作構成になることは決定しており、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのような、第2作と第3作がつながりを持ったストーリーになるとのこと。だが一方で、エメリッヒ監督とウィルの参加は今のところ未定。これは金銭面などの交渉が難航しているためで、早く製作に取り掛かりたい同社は、最悪の場合、ウィル抜きで製作を開始することも視野に入れているという。
だが、近年ウィルが出演している映画は軒並みヒットを記録しており、その経済効果はスタジオもよく知るところ。それに何より、第1作で主演を務めたウィルが続編に出演しないとなれば落胆するファンも多いはず。シリーズが成功するかどうかは、ウィルにかかっているといっても過言ではなさそうだ。(編集部・福田麗)
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