加筆 ドリームハウス その5 ブロックの強度判明 たったの3Nしかない!
まず、ミキサーを使って粘土と砂、砕石、酸化マグネシウム(MgO)、水を25%、40%、20%、10%、5%の重量比で練り混ぜる。次に、鋼製の型枠内で突き固めて30分後に脱型。3週間ほど養生する。
酸化マグネシウムが水と反応すると、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)を生成して硬化する。さらに、水酸化マグネシウムは長い時間をかけて空気中の二酸化炭素を取り込み、炭酸マグネシウム(MgCO3)に変わる。
土を固める添加材として、山下氏らはセルロースやアマニ油、消石灰などとも比較。酸化マグネシウムを使うと、土ブロックの圧縮強度が3N/mm2程度と最も高くなることが分かった。
焼成してつくる一般的なれんがの強度は15N/mm2程度。土ブロックはれんがの5分の1ほどだが、組積造として問題なく使える強度だ。
「土造」は建築基準法で定められていない。だが、ブロックであれば材料に自由度があるので、組積造として建設できる。
土ブロックを積み上げてつくった壁は高さが約3m、厚さが40cmある。厚さは構造計算の結果を基に決定した。目地材もブロックとほぼ同じ材料を使った。]
モダンで個性的な外観の住宅を希望した建て主。「土でつくりませんかと提案されたとき、ショックを受けた。土にモダンなイメージがなかったからだ」と振り返る。
09年夏ごろに立ち会った土ブロックの配合実験では、カッテージチーズのようにボロボロになった失敗作のブロックも目の当たりにした。「これで家が本当に建つのかと不安になった」
山下氏に設計を依頼してから2年半後、素材の研究から始まった住宅はようやく完成した。
土ブロックは宇宙へと続く未来を開拓できるかどうか。まずは、完成した住宅の継続的な検証が欠かせないカタログから建材を選ぶ時代に別れを告げ、新素材を自ら発掘したり、新たな使い方を提案したり――。建築界にこうした動きが広がっている。背景にあるのは、建物の環境性能に対する社会の要求の高まりだ。日経アーキテクチュア10月25日号の特集「素材革命」では、従来の環境建築の常識を打ち破る素材を取り上げた。
引用おわり
言語明瞭、支離滅裂、理解不可能とはこのことです。
レンガが必ず危ないのではなく、土ブロックが必ず危ないのではなく、要は適材適所それなりの工法でしっかり管理してやればばいいだけです。でもこれの土ブロックは全てが破綻しています。ひとつひとつ矛盾をついてそれを証明してきましたが、どうしても正確には証明できない圧縮強度の数値という最後の砦が、雑誌のインタビューで明かされるとは思ってもみませんでした。
私はホームセンターのレンガでも20Nのものもあると書きました。
でも普通のレンガが15Nでも20Nでも6Nでも、いや24Nぐらいのもあるぞ、それ以上のもあるぞ・・・・なんてことはそんなことは今はどうでもいいんです。
このブロックが 3Nしかなかったことが問題なんです。
それもサンプルピースの強度が規定を上回った日のブロックは素人が行き当たりばったりで、夏季に露天製造、養生を行ったにも関わらず全て使用したというのですから。
当然2N場合によってはそれ以下の、さらなるでたらめブロックが混入し使用されたことは明白です。
後ろ盾も無い自分が、ひとりこんなブログを書いてきて・・・・どれだけその危険性を訴えても誰も動かない。
これでもまだ、誰も動かないのでしょうか。
業界も行政も大手マスコミも・・・・・。
たった3Nの強度のブロックの中に、誰が住めましょう。
この地震国において、ご夫婦の命が彼らの言うところの焼いたレンガの、最大でも20パーセント以下、3N以下の強度しかない土ブロックがそれ相当以下の強度のモルタルで緩く繋がっているだけの家に委ねられているなんて。
どういう経緯でこのブロックが使われるようになったのか、証拠たる約160個の予備ブロックと約70個の色とりどりのテストピースhttp://lockerz.com/s/104897590が廃棄される前に(既に廃棄されたか?しかしテレビの映像と公開されている製造の様子の写真、(またワークショップの学生達の証言)と上記のブロックの諸元から、完璧な再現が可能)、速やかなる関係各位による徹底的な調査を求めます。
平成22年10月20日に現行法とのさらなる整合性を図るために、みなさんが普通にホームセンターで見かける、庭の塀に使われる穴の空いたコンクリートブロックのJIS規格が改正されました。当然この穴が空いてスカスカのブロックでも3Nでは認められません。
引用おわり
日経の記事では、これはブロックであると話されています。私は今までこの土ブロックが施工令で定めるところのブロックなのかレンガなのかその他なのかどれかはわかりませんでした。それを前回までのブログでしきりに書いてきました。でもブロックとご本人が言われている以上間違いはありません。それで認可?がおりたのでしょう。それなら上に引用したことに準じなければなりません。あたりまえです。JISの規定ですから。使用実績が過去に一度もないこのブロックの情報を購入者ではないけれど、これから購入するかもしれない我々に開示してください。
そのへんの土に普通のセメントを混ぜると常に六価クロム等の重金属の溶出の懸念があるから・・・リサイクルできないから・・・・・そんなことからより安全と安心と思われる素材、工法を追求したのでしょう。スタートは間違っていなかったのに、それがいつのまにかこんなことになってしまいました。
改めて書きます・・・・・・。
「いくらなんでもこんなものは考えられない」
「いい加減に造っておいてレンガの5分の1でも問題ないと言えるほうがおかしい」
ご本人は今地震でてんてこまいのトルコで講演中(スケジュールをネットで公開されているので)らしいですが、このままではトルコの地震の二の舞です。
それがごくふつうの市井の人々の感覚だと思います。
何度もいいます。なぜ関係者は見ているだけなんですか。たった一人でこんなことを書いている・・・・こんなのは私の仕事じゃない。自宅でうなりながらなんとかしなくては・・・・そんな気持ちで書いています。
なぜ皆さんは逃げるのですか。
私は家の専門家じゃない!
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加筆 ドリームハウス 土の家を見て その4 耐火性能にアルカリ値の疑問?
本来はもう4は書かない予定でしたが、現在その1から3、特に3の表示がおかしくなっており、ブログの文章が消えてしまっております。2と3に追記した文がご覧いただけない恐れもありますので、改めて追記分を再度推敲の上この4に書いてみました。
さて自分の体調のほうも結石が出たと思ってたらで出てないようで・・・・・
4つも薬いただいて飲んでんのに こりゃいかん激痛だ・・・・昼からは病院だ。早くでてくれ・・・・ううっ・・・・冷蔵庫のボルタレン座薬を取り出して・・・・・ああ情けない・・・・・やっぱり入院してさっさとやってもらえばよかったんでしょうかね。家でこんな余計なことに首突っ込むぐらいなら。どうせ現場に出れないんだし・・・・。先生ごめんなさい。
この12年間、怪我した体を引きずりながら、休みもほとんどなく走りっぱなしだっから・・・・そのくせ厄だのなんだの馬鹿にしてたら、少々遅かれどやっぱりいろいろ来るね。
わかったこと その1
「土は来る」と言った大学の講師も兼ねる先生は間違っていた。
わかったこと その2
「厄は来る」と言った尋常高等小学校卒業のじいちゃんは間違いなかった。
わかったこと その3
「じいちゃんの言うこともたまには当たる」と子供の頃に丹下健三先生から、お祭り?で饅頭をもらった事が自慢の、尋常小学校中退のばあちゃんも間違いなかった。
既にわかっていたこと その1
「今日は天気がええのう。昨日は天気が悪かったのう」と自らの目で確認したことだけしか言わない新制中学卒業のとうちゃんの言うことは、間違えようがない。
既にわかっていたこと その2
「あんたはアホや」と自ら産んだもののことは一番よく知っている高校卒業のかあちゃんの言うことが、間違いでないことは自覚している。
既にわかっていたこと その3
「あの家ええのう・・あんなんちょこっとワシに造ってくれ。ワシも手伝うけんな。粘土もうちの山になんぼでもあるでぇ~。 砂も砂利もワシがお前んとこのダンプで買いに行ったるわ。おおっ?マグネシウムも混ぜないいかんのかいな・・・・無いのう~。もうナトリウムでええじゃろが。ワシが-伯方の塩(はかたのしお)-までダンプで買いに行ったるわ。伯方の塩の家・・・・ええのう。
ほいでもカミサンに塩気抜かれとんのに、さらに塩漬けも困るのう。まっこの際や、塩まいて縁切りもええのう。
休みの日に造りゃタダみたいなもんや。ほっほ~、えらい安うにできるでぇ~。 屋根も問題ないでえ~(本業は造船の溶接)。メッキを厚うにすりゃ暫く持つじゃろ。 家が溶けて崩れかけてきたらくず鉄でまた大屋根つけたらええわ。ほっほ~こりゃ芸術や。
造るんは伊東豊雄さんの建築ミュージアムの隣はどうぞな・・・・市内にあるらしいが行ったこともないけんどな。ワシも有名になれるかのう。なに?伊藤豊雄さんがあの家を表彰したコンテストの委員長かいな。伊東さんも....じゃのう。ほんならちいとまずいかのう。う~んそうは言うても目立つ場所じゃないと若い建築ギャルが-先生っ-ちゅうて寄って来てくれんしのう~それは困るのう。
何?その表彰の写真は来月発売の〇〇〇に載る予定じゃと・・・・う~んまだ時間があるけんその写真はキャンセルになるかもしれんのう・・・・記事に穴をあけたらたいへんじゃけん、代わりにワシの伯方の塩の家を載せてもらおうや。急がなあかんな・・・マジで」
その口を粘土で固めたいと思った私の気持ちを知らない大学卒業だったっけ?の幼なじみが、一番能天気なのは間違いない。
確信したこと その1
「医者の言うことをきかんかい」大学院終了の本物の先生の言うことを聞かないのは間違いだった。
閑話休題
さて火災を考慮して法律みたいなものにはこんなふうに書かれているようです。
耐火構造の構造方法を定める件(平成12年5月30日建設省告示第1399号)でコンクリートブロック等に関しては下のように規定されているらしいです。 (壁の部分を抜粋してみました)
2時間耐火
・鉄材によって補強されたコンクリートブロック造の(またはれんが又は石で覆ったもの)、ブロックの肉厚及び仕上材料の厚さの合計が8cm以上であり、かつ、鉄材に対するコンクリートブロックのかぶり厚さが5cm以上のもの
1時間耐火
・鉄材によって補強されたコンクリートブロック造(またはれんが又は石で覆ったもの)で、ブロックの肉厚が5cm以上であり、かつ、鉄材に対するコンクリートブロックのかぶり厚さが4cm以上のもの
他には
コンクリートブロック造、無筋コンクリートブロック造、またはれんが造、または石造で(中略)7cm以上のもの
など・・・・・なにがなんやらバカにはわかりません。
今回の土ブロックはどれにあたるんでしょう?わかりません。他のところを読めば、とりあえず耐力壁で一階だけのタテモノですから、この材料の場合は1時間で良いような気がします。最低限はね・・・。
でも今まで何度も指摘しましたが、この法の定めるところのレンガは焼いたレンガ(焼成レンガ)を当然のごとく想定しているはずです。まさか日干しレンガは昭和二十年代の法が基本になっているとはいえ、想定外でしょう。もちろんコンクリートもポルトランンドセメント等ごくあたりまえのものを当時は想定しているでしょうから・・・・・うーん私にはわかりません。どなたか教えてください。
この土ブロックはいったい何になるの?
組積造の適用の範囲にあったその他の材料がここにはないようだし・・・・・レンガなのかコンクリートブロックなのか・・・・・。どなたか是非教えてください。
※ この後次ブログその5で判明しました。ブロックです。ということはこれが適用されるんでしょう。
さてさて今回ちょっと疑問に思ったのはこのブロックの耐火性能とアルカリ値です。
まず、このブロックはもとになる粘土などの材料に主な硬化剤として酸化マグネシウムを混ぜています。これに水が加わると水酸化マグネシウムとなります。ここでいったんは体積が膨れます。それにまた空気中の二酸化酸素が反応して塩基性の炭酸マグネシウムとなります。実際にはこの元となる粘土にはいろいろなものが含まれているでしょうし、酸化マグネシウム以外にも添加物があるかもしれませんから、複合的ななんたらマグネシウムかんたら塩水和物なんてのも生成されるんでしょう。でもまあ最後に生成される主体は炭酸マグネシウムです。こいつには水がちょこんとひっついています。つまり水和物です。
で・・・この炭酸カマグネシウムが生成されたブロックを火事に見立てて火であぶってみましょう。まず水が離れてゆきます。水和物が無水物になります。この温度は正確には知りませんが当然100℃~となります。ということは火災では相当に速い段階でレンガから水が染み出すことになります。天然の消防ホースです。素晴らしいです。そしてさらに加熱すると二酸化炭素を離します。さて・・どのぐらいの温度で全部離してしまうのでしょうか・・・・考えてみてください。
私の記憶が確かならば、炭酸マグネシウムが物性を失う(分解)温度は300℃台、いや600℃ぐらい?。普通の火災ですと室内温度が500℃に達するのに10分から15分以内、フラッシュオーバーが起きると900から1000℃度にもなります・・・・と村の消防団での新人研修で聞いたような記憶があります。実は若い頃は火事の際はいつもホースのノズルを持つ最前線でしたから火の怖さはよくわかっているつもりです。(消防署の無い田舎の消防団ですからボランティアのやつですよ)
話を戻します。炭酸マグネシウムがその物性を喪失する温度・・・・・どなたかお教えください。
※ 読者の方がメールで教えて下さいました・・・・600℃のようです。爆発などおそろしいことも書いておられるようですが、それは850℃の炉内への投入との仮定です↓
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/766129.html
もしこれが仮に炭酸マグネシウムでなく硫酸カルシウム製のそれなりのボードだと、たぶん1400から1500度ぐらいまで物性を失わないですから大丈夫ですが、炭酸マグネシウムはどうなんでしょう。どなたか関係者の方はこの土ブロックを火であぶってみてください。
「もうそんなことはやってるよ・・・1400℃、二時間の耐火性能だ!鉄筋なしで持ちこたえなくちゃならんのだから当然だろ!」
そうですかすみません。私には、にわかには信じられないのですが・・・・・火事で人が逃げる間もなくブロックが崩壊なんてことはないよう願います。
もちろん1000℃なんて温度は普通のコンクリートブロックでも物性を失います。法はどうだか良く知りませんが、とりあえず今の建築において無筋のコンクリートやコンクリートブロックで家を建てることはありえません。間違いなく鉄筋コンクリート製でしょうから骨たる鉄筋がガラガラと簡単には崩壊しないよう頑張ってくれるでしょう。
でも・・・・・このブロックはデタラメに造ったものですから・・・・比較なんかしたら普通のコンクリートに失礼ですよね。
さて、
この土のブロックは、さらに大きな二階以上の建物や大型の公共施設も視野にいれたものだと、再三この建築士の方は発言しておられます。
そんな大きな建物を鉄筋コンクリートブロック造など現在ではまず考えられませんから、当然より強い鉄筋コンクリート造となります。ということは当然土ブロックで大きな建物をされるそうなんですから、鉄筋コンクリート造並の各種性能があるはずです。あるはずないけどね。
それともう一つ
この土ブロックが経年劣化で微細なクラックが発生し、そんなところへ横殴りの大雨・・・当然ブロック内に多量の水分が・・・・もしこの時に火災が起きれば炭酸マグネシウムの分解に伴う水の放出とあわせた力によりブロックが水蒸気爆発を起こしたりしないでしょうか。蒸気圧はあなどれません。そのあとさらに二酸化炭素が出てきます。雨水、無水化に伴う水、二酸化炭素の三段階攻撃です。どうなんでしょう。やはり炭マグの存在が不気味です。開口部をあまり取りにくいこの土ブロックの建物で可燃物がいっきに・・・・・・・・・・。杞憂でしょうか。
水素ではないですよ水蒸気ですよ。水素爆発ではないですよ。ユゲですよ。
熱いてんぷら油に水を落としたときのあれです。
築炉業者(焼却炉などのレンガを積む方々)なら補修する経験のある、爆発の小型版です。
部分的に高温になったレンガだけ「ボンッ」て・・・・。
でも炭マグは陶芸の釉薬に混ぜた、かんにゅう(ひびわれ)防止に使うし・・・あっでもこれは今回の水がひっついている炭マグではなくて無水物の炭マグかもしれませんが・・・よくわかりません。
われわれエクステリア、造園業界にも勘違いしているのが多いのですが、バーベキューやピザ用の窯は雨に当てないことが原則です。屋根なしではいけません。特に耐火レンガや耐火断熱レンガは水に非常に弱いです。積むときもレンガの水つけは厳禁です。こんなレンガを屋根のないところ積んで雨の翌日にたっぷり水を含んだままピザ窯に火を入れたら・・・・・・・。爆発までゆかなくてもあの水蒸気・・・・・結局補修しなおした方もおおいことでしょう。でも何度いいますが今回は水をおしりに引っ付けた形の炭酸マグネシウムがはいってますから・・・・・・。
こんな風に土の中の水分だけでも水蒸気爆発して炉が壊れるんですが↓
http://www.kajidai.com/kanemasaryuu-kodatara-seitetu.htm
やっぱり・・・・かなり熱に弱いはずです。
さて次はこのブロックのアルカリ値(ペーハー pH)について考えてみます。
普通のコンクリートはpHが12から13ぐらいの高いアルカリ性を示し、それにより鉄の腐蝕を防ぎます。でも、このブロックは普通のコンクリートのようには高いアルカリ性を保持していないはずです。実際はpHは10どころではなく8台もありうるとまで私は想像しています。テレビで見た攪拌の様子はどこの専門家が指導したのかは知りませんがお笑いのレベルでした。一つのブロックでもその部分部分においてかなり化学性や物理性に開きがあるはずです。ですから低pHで(加えて物性のむらによる水と酸素がはいってくるのが増大すればより)いともかんたんに鉄筋はすぐ錆びるはずです。だからもともと鉄筋造にはできないのではないか・・・・だからこうした。もし唯一の接触する金属である「でたらめあとからブロックに差し込んだアンカー」がステンレスなどでなければ・・・・・・いやステンレスでも今回の場合だと表面の耐蝕膜の破壊が起きないかね?たしかにあの部分はとりあえず直接には水はかかりませんが、いまさら無駄です。屋根はいずれ・・・・・。
以上はあくまでも専門家でない私の推測です。間違いも多いでしょう。これだけ多分野について全て正確に百姓が書くのはなんぼなんでも無理です。求められても困ります。今必要なのは私の細かな間違いを指摘し訂正しより正確なブログに仕上げることではなく、もうここまでに動画や写真に基づいた証拠があるわけですから、そちらに対しその疑惑?(もう疑惑じゃないかな)を追求するべく行動を起していただくということです。これは日本最初の土ブロックの人の住む家です。私の指摘が真実であるということを最終的に証明する為にも、是非ともブロックの各種諸元の公開をお願いします。また現在判明している約160個の予備ブロックと約70個のサンプルピースの第三者機関での調査を求めます。中国の新幹線事故に笑った私達です。「こんなこと日本じゃありえねぇ」と・・・・・・今回のは国内の最高学府たる東京大学までが絡んだストレステストですよ・・・いくらなんでも廃棄はできません。ブロックは絶対廃棄はしないでください。
その驚きのボロボロブロックの写真はこれです。http://lockerz.com/s/104831808
土でつくった住宅 宇宙もねらう
だそうです。
幇間記事(ほうかん、たいこもち)もここまでくると、寒気に身震いして、おもわず股の間を熱いものが伝わりそうになりました。
重力ないから誰も怪我しないよ。
勝手に飛んでって誰もいない月でつくりゃいいんだ。
記事はこちら↓
何よりメンツが大事なんですね・・・・・・・・
おわり
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再加筆 ドリームハウス 土の家を見て その3 桁違いのアクセス数!!
素材革命
再加筆 ドリームハウス 土の家を見て その2 ブロックの強度とリサイクル!
※その3を書いた後判明した決定的な手抜き工事の証拠写真はその3の上の方に追加しました。
10月24日追記
またブログ一部消えちゃいました。バカですのでもうないだろうと、またバックアップとってませんでした。どなたか持ってたら貸してください。現在どうも庭ブロ内で私のブログのみ表示が不安定です。左右にバーが表示されない場合は他の記事への移動ができませんので、其の場合は一番下のブログ村のポチから移動してください。
本当は1だけで終わらせるつもりでしたでも・・・・・・・・
その1で一番最初に書いているように、文字数は超えておりませんがなぜかページの表示がおかしい状態になり、ブログ記事の下の方が消えてしまいました。 その時ご覧いだいていたみなさんんも大変びっくりされたと思います。現在も記事の追加はできません。聞くところによると魚拓とかいうのを使うとブログがうんぬん・・・とか。昨日夜ブログの表示がおかしくなるまでのコピーをどなたかが持っておられたら・・・などと考えましたがそれはもうしょうがない。ずっと難しい書き方をしていたのでどなたにでもわかりやすい書き方に変えてみました。
さて、この建築士の方はその発言から土に対しかなり拘りがあるように感じます。土に変えるとかリサイクルとか循環とかいったような発言や行動をよくされているように思います。
では皆さんにお聞きします。みなさんは土というとどんなイメージを思い浮かべられますか?たぶんほっこり、やわらかくて、・・・というようなところでしょうか?ではそのほっこりに水を加えギュッと力を加えれば棒にも団子にもなります。それが乾いて水に触れることなく、さらに衝撃も加わらなければたぶん相当長い間形をを保ちますが、それでもそのうち壊れて、最初の状態に戻ります。そう・・・自然に若しくは弱い力でいとも簡単に壊れます。それが土なんです。
では、その壊れやすい土を日本人はどう建築に使ってきたでしょうか。そう壁です。それもなるべく力がかからないようにしてです。建物の骨の部分を弾力性があり地震にも強い木にまかせその木組の間に土を使いました。そのままでは簡単に崩れる土を稲わらなどと水とまぜて練り、長く寝かせることで粘りをもたせ、木組みの間に竹で格子を編みこんで、それに土を塗りつけました。でもやはり土です。水には弱いです。同じく乾燥すれば1000年を超える耐久性がある木も水には弱いです。そこで人間はその土を焼いて瓦をつくったり板状の石を加工(震災被災地の雄勝町が産地で有名ですね)して屋根に載せることで、木と土壁を水からまもりました。
瓦は技術の進歩が進むにつれより強くなり、現在では瓦に水に長い時間つけて水を含ませ、さらに冷蔵庫で凍らせ、それを解凍する凍結融解試験を200回以上も繰り返しても平気です。こうなると同じ土とはいえもうその形は半永久的です。少々風雨で傷みがでてもさらにそのまま壊すことなく焼き直すことでまた使うことが出来ます。そういう意味では同じ土でありながらすぐ人力でリサイクルできる土壁とは違います。瓦はもう人間が手で砕いたくらいでは土には戻りません。表面に薬をかけて焼いていますし、そういう意味ではいくら小さく砕こうとも自然に戻せない産業廃棄物です。
では土壁はどうでしょう。土とワラです。水を加えるとまたすぐもとの土になります。有害なものは何もありません。田畑に戻したり、また練りなおして土壁に再利用できます。完全なリサイクル素材ですね。
次に今回の家を考えてみましょう。この設計者は今回のブロックをリサイクルできる土といってこられました。そう土のブロックです・・・・・・今まで読んでこられてお分かりだと思いますが、水に弱く柔軟性が無く地震に弱い土はそのままでは建物の骨たる柱の役目は果たせません。ではどうするか?土ブロックをコンクリートブロックのように硬くするしかありません。瓦のことでおわかりかと思いますがきっちり締めて焼くともう元には戻せません。別のものになります。 では土でそれらの役割を果たそうとすると、もうコンクリートのような粘りはなくても、とても硬いもので、雨風、地震に耐えさせるしかないですね・・・・・どうするか。
そう、手っ取り早いのはセメントを混ぜることです。今問題の汚染汚泥ではじめて知った方も多いでしょうが、今のセメントは各種のゴミが一部原料になっています。話を元に戻します。当然土にそんなセメントを混ぜると土コンクリートになります。普通のコンクリートは砂を混ぜるのですが今回の土のブロックは実は根本的な違いあるわけじゃありません。たぶん千葉県成田市?で砂をとるため土をふるいわけをして残った粘土を材料にしています。つまり粒の大きい砂を混ぜると普通のコンクリート、粒の小さい粘土を混ぜると土コンクリート(ブロック)となるわけです。しかし大きな違いはその強さです。一般的に普通のセメントはねばねば粘土との相性はあまりよくありません。砂を混ぜた場合と比べて各種の強さが劣ります。でもさすがにコンクリートです。もう元の土には戻せません。むちゃくちゃ硬くて自然には戻りません。半永久的にゴミとなります。
では土としてリサイクルできると謳っておられる今回の土ブロックは何をセメントの変わりに使ったのでしょうか。そう酸化マグネシウムです。これやこれの仲間の各種ナントカマグネシウムを世界中の研究者が使いコンクリートの材料として研究しています。もういちど言いますコンクリートの材料としてです。これらはちゃんと混ぜる材料その他を研究し使うと、とんでなく硬いコンクリートが出来上がります。普通の皆さんの家に使われる普通のセメントを使ったコンクリートの硬さを仮に24Nと言う数値のものとしましょう。数値が大きくなればどんどん圧縮しても壊れないと考えて下さい。
ではこのナントカマグネシウム達を混ぜるとどのぐらいの強さがでるのでしょう。なんと60Nとか100Nとかもっと強いものを造ることも可能なんです。どうです凄いでしょう。こうなるとこれを混ぜてブロックを造ると・・・・・そう・・・これは土ブロックというよりコンクリートブロックそのものですね。これはもう硬くて、雨風にも強くてリサイクルなんておいそれとはできないコンクリートなんです。でも勘違いしないで下さいね。それは今回の土ブロックの配合ではでないですよ。他のいろいろな材料と酸化マグネシウムでできるということです。そんなレベルのコンクリートブロックは。
そこで問題になるのが今回の土ブロックです。本来相当なポテンシャルを持つ材料である酸化マグネシウムを使ったわけですから・・・・・でも自然の循環系の中に戻せる形のリサイクルをこの設計者は謳って来たわけですから・・・・ちょこっとだけ混ぜてもすぐ土に戻せるよう柔らかいブロックを造ったのでしょうか。
いえいえ・・・ここまで読んできた皆さんはもうお判りかと思いますが、それでは危ないですね。家の柱、そう骨組み代わりに使うと、簡単に壊れちゃいますね。
ではどうしたのでしょう。そう・・・それなりの量を混ぜてとても硬く風雨にも強いものが造れたのかもしれません。実験室の中では・・・・。
家を作る最低限の基準たる建築基準法施工令の中では、今回のようなブロックを積み上げる方法を組積と呼び、使ってもよい材料について、レンガ、石、コンクリートブロック、その他としています。では今回のブロックはどれにあたるのでしょう。普通に考えればその他ですよね。でも家の大事な骨組みだから・・・硬く造っているんだしコンクリ‐トブロックか?私にもわかりません。国土交通省の見解はどうなんでしょう。もしこれがコンクリートブロックとの見解だと・・・・この建築士の方の言ってきたことは辻褄が合いませんよね、世間にリサイクルできる土と言ってきてるわけですから。
ご本人がこれは100年は持つと言っておられると聞いております。そのような土ブロックだと長年の風雨にも耐えるわけですからやはり簡単にリサイクルできないコンクリートブロック。積んでいるうちに風雨で崩壊し土に帰るような土ブロックだとまさしく土ですが、当然脆すぎて家の骨組みに使えない。私もこのブロックのレシピはほぼ想像がつきますが、県内のものと思われるその粘土と砂と砂利が手に入りませんので実際どの程度の強度があの製造方法で出来るのかは不明です。ただ何度も書きましたがこのレシピでは60Nだの100Nだのは当然無理です。あの現場での様子ではもしかしたら一桁かもしれません。
さて、建築基準法ではこれらのものを積む前にはちゃんとそれらを引っ付ける役目をする普通のセメントが、効果を発揮するように、きちんとそれらを洗って、上に乗っかってる土汚れなどを落としてから積みなさいと決められています。
そうです気付かれましたか・・・土なんです・・・普通の粘土質の土は普通のセメントと混ぜるとそれほど相性がよくないことはお話しました。ブロックとブロックの間は普通のセメントと砂を使ってくっつけます。粘土が混じったセメントでブロックを積むことを基本的にこの国は認めていないんです。となると影響しないようにとても硬く水にも強いブロックを造らなければなりません。そう、これではもう自然界の循環系に戻すことのできない正真正銘のコンクリートブロックとなりますね。 何度も言いますが柔らかい土ブロックだと・・・使えませんね。
さて、では問題の今回のブロックを造る現場ではどうだったでしょう。土ブロックではありません。もう土コンクリートブロックと呼んだほうがいいですね。いったいどれほどの強度でつくるのでしょう。10Nでしょうか20Nでしょうかそれ以上でしょうか、若しくはもっと低くて6Nでしょうか。私は知りません。テレビでも合格と言う言葉としか言っていません。気になりますね。この土コンクリートブロックの強度が皆さんもね。でもダイヤモンドのカッターで切断していたのを見たでしょう。一応はコンクリートですから、そういうものでないと切れないんです。でも2から3Nもでてたらあの程度の切断音はするか・・・・。うーんまさか3Nぐらい?
ごく普通にホームセンターで売ってる安い焼いたレンガでも20Nぐらいの強度のもないわけじゃありませんから、その程度の強度は欲しいですよね、20Nの強度ぐらいはね。でももしあの土ブロックが焼いたレンガのレベル以上になると簡単には土に還りませんね。昔の家の土壁は水をかければすぐ土に戻りますが、このブロックは予定では100年以上風雨に耐えますから。
万一強度が一桁のN値だった場合、私の見解では100年持つことは考えられません。ただしそんなに低いことはないと願っています。
昔の家の土壁と違い、骨の役割を果たす素材たるこのブロックに、簡単に土に還るような能力を持たせなくてもいいから、ちゃんとしっかりしたモノをつくればいんです。今回のブロックは完成後に防水塗料を塗布しました。それはいったいなぜなのでしょう。普通に考えればその品質に重大な瑕疵があったのを隠蔽する為と考えるのが妥当でしょう。これによりブロックのさらなる硬化に必要な二酸化炭素の固定に影響を与え、塩基性炭酸マグネシウムの形成に重大な影響を与えました。あえて今後の強度増大を犠牲にしてまで、水からブロックを守りたいと考えるのはあまりにも不自然です。また土の素材の大切な調湿機能を損なってしまいました。そこまでして水を恐れたこのブロックとはいったい何なのでしょう。
その上この塗料はメーカーとしてはコンクリートの場合でも10年程度での塗り替えを薦めています。。テレビで言ってたようなけっして半永久的な防水性を保証しているわけではありません。もちろんこのような土ブロックに対して充分な長期に渡る各種データが存在するはずもありません。お客様はそれをご存知でしょうか?土は未来といっておられるようですが、10年毎以下に防水塗料を塗る必要がある土コンクリートのブロックに、未来などあるわけはないですね。
さて、先にも書きましたが瓦やレンガは日本工業規格(JIS A-)に基づいて水を吸水させその吸水率を確認し、また凍結融解試験もおこないます。外で風雨にさらされるのですから水をたくさん含むものや、寒さですぐ割れるものではだめです。常にその試験に合格するものを瓦やレンガの工場には求められます。それは当たり前のことですから。
このブロックも人の住む家の壁となる資材ですから当然試験が必要ですね。でも水が怖いような出来のブロックですから・・・・そんな試験をしたのかどうかも怪しいです。結果が知りたいですね。
雨水寒さや地震には弱くて、それでもなぜか100年は持つ耐久性があり、すぐ土に還ることもできるブロックなんて・・・・理解不能です。
またこの建築士の方はブロックの材料たる土などに地産地消を求めています。でもその場所場所で特性が大きく違う土をそんなことをすれば、造る場所の土の科学性や物理性の違いでまたレシピを研究せねばなりません。場所によってはその土に塩分、硝酸態窒素、アンモニア態窒素、硫黄などが多く含まれ、アンカー等その他金属の耐久性に影響を与えるようなことも考えられます。それでその度に試験ですか?
えーと・・・手で土を触らないように採取して、まずは風乾して・・・・蒸留水2.5に土を・・・・攪拌して、上澄みに試薬を・・・おっとっとこれはpH(H2O)の手順でした。おっそうだ電気伝導度も計らないと・・・・うーん1.5mS/cm高いな・・・原因を追求しよう。まずは・・・・・・・といった具合に簡易的な検査だけでも相当に面倒くさいですが、そのぐらいはしないと後で問題がおこったら大変ですからね。知ってました?今回は誰もこんなこと考えもしなかったんでしょうけど。工業製品の材料なら当たり前かなと私は思いますけどね。
土を手で握って、なめてみて・・・・・・なんて職人の勘なんてアナログなことをしてたんではこの場合だめですわ。塗り壁の材料とは違うんです。左官の材料とは違うんです。構造体に使うんですから。
そして次に問題となるのが植物の種子です。
えっ 草なんかブロックから生えないだろ・・・・と思うのは早計です。 まず山野、田畑で採取される土にはまず間違いなく植物の種子が混じっています。これを殺すのが大変です。昔は臭化メチルという便利で大変危険なものがありましたが、現在は使用できません。今はその代替としてメチルイソチオシアネートが有効ですが殺種子力が臭化メチルに劣ります。また、それそのものの毒性も無視できませんが、土を現場で処理した際は、性質上地下に浸透し、一メートル程度の深さにも達することこともあります。、それゆえに薬剤の残留の懸念があり、検出限界値以下にまで下がるのに、数十日かかることもあります。そういうことでこれも駄目です。 家を建てる場所の近くでしか作業が出来ない以上、薬剤処理はちょっと無理です。
次に検討するのが熱水消毒です。95度程度の熱水で土を消毒するのですが、これなら海の近くの土などで塩分がある場合は一緒に洗い流せますし安全ですが、装置が大型で排水設備も必要です。最後に蒸気消毒ですが、これは120度前後の蒸気で土を蒸します。これも装置が大型です。大抵の種子は80度で10分加熱すれば死滅しますが、100度を越さないと死なないものもたまにあります。結局これらの大きな装置にたくさんのお金を投じて、やっとこさ土の中の種子が殺せます。
もし種子を死滅させず、そのまま生の土を混合してブロックを造った場合を考えて見ます。
まず今回のようにいいかげんに土を混合すると、必ず酸化マグネシウムの濃度の薄い部分ができます。そこはとても強度が弱く、pHの値も低いです。 レンガのなかに潜んだ種子は水が無くても何年でも生きます。そんな種子に長雨などで水分が供給されたらニョキと芽を出します。たしかに植物には過酷な環境ですし、マグネシウムが多すぎて生育異常が見られるかもしれませんが、水分があればなんとか生えてくるでしょう。
凍結融解にもこのブロックは相当に弱いことが考えられますから、寒暖の繰り返しで小さなひび割れが多数生じ、そこから水分が浸入し、また外から飛散して来た種子も加わり、いずれはお花畑になるかもしれません。
「天空の城 ラピュタ」みたいで、それはそれで素敵かもしてませんが、強度と引き換えに草が生えたら現代の日本ではあまりうれしくはないでしょう。もし草が生えたらブロックはもう駄目です。強度が無いから生えたのですから。
もしブロック全体が3Nや5Nの低い圧縮強度しか無ければ、道路のアスファルトを突き破り生えてくる程の彼らの力に対抗できず、あっちもこっちも草が生えるかもしれません。
焼いた普通のレンガならこんな心配は要らないのですが・・・・・。種は炎で既に死んでますから。
それとブロックは一個が約20キロもの重さです。製造も大変、施工も大変、落とせば割れる、危なっかしいですね。こんな資材はなかなかありません。もう少し小さくできなかったもんですかね。仮に工場で作るにしてもこの程度の強度では輸送の際に破損しますから(情けないですね)かならず現場近くでつくり、丁寧に人力で運ぶしかありません。
焼いた普通のレンガならこんな心配は要らないのですが・・・・輸送にも耐え、こんな重いのはありませんから。
さて本丸たるリサイクル・・・・・でもね
どれも建築物の構造体として使うわけですから、解体するその直前までその形状や各種能力を保持していないとだめですよね。だとしたら手でなんて砕けない。機械が必要です。わざわざそこまでして誰が田畑に戻しましょうや。田畑の土は何年も何十年も何百年も代々かけて作るものです。物理性や化学性が変化する得体のしれない大量の土など農家はいりません。農家に聞いて御覧なさい。要りませんと言いますから。最終的にこのブロック内で形成されるであろう燐酸マグネシウム(これについては粘土に水溶性またはく溶性のリン酸と、他の秘密の酸?を混合時にあえて添加しないとそれほど多くはならないだろう)や塩基性炭酸マグネシウムなどが大量に客土した土に入っていたら、作物などうまく育ちません。なんてったって推定で20キロのブロックひとつあたり1.8キロ程度の酸化マグネシウムが入っているのですから。く溶性の塩類集積で大変なことになります。そう・・・植物は田畑への客土量によっては相当に多くなる程のマグネシウムなど必要としていないのですから。
乾燥地帯の砂漠などでは地表面に塩類が集積して作物が育ちにくいため、その塩類を溶脱する必要があります。日本でもビニールハウスなどだとよく塩類が地表面に集積しますので、水を貯めたりして塩を流します。ただこれは水に溶ける塩ならではのことです。普通の水にはほぼ溶けない炭酸マグネシウムが入ると、他に補給するべき肥料との拮抗また相乗効果も含め施肥設計が極めて難しくなります。炭酸マグネシウムは酸性雨、やや酸性が大多数の日本の土、植物の根から出る根酸など溶け植物に利用されます。水溶性や可溶性でない大量の炭酸マグネシウムは植物に害はあっても益なしです。
また山野に置けばどうなるでしょう。植物に影響がでないように、粉砕したブロックを撒き散らすなんてことは誰もしませんね。
それにね粘土だけならまだしも、それ以上に砂や砂利が入ってるのが今回のブロックなんです。砂利の入った残渣を田畑や山野にまくことなんてできませんよね。ブロックを砕いて、砂の混じった粘土と砂利を分離するための大金をかけて・・・・・・。
またそういう意味で同じく何かを作る際の原料としても使えません。新しい土を使います。それのほうが安心して使えます。構造材としてまたこれと同じブロックを使るとしても、リサイクル土は使いたくありません。構造体としての正確な強度計算ができません。それになにより粉々に砕かないと当然使えません。にむらが出る恐れがあるんですから。
解体したコンクリートの場合はその中のくず鉄は売れますし、工事現場の敷き材料にも使えます。それでもこの国にはそれが相当余っています。ということは・・・・・
このブロック廃材はコンクリート廃材以下ということになります。
がびーん~~~~~~~~~~~・
研究するならせめてその名のとおり、まだ土だけで考えりゃよかったものを・・砂利や砂の方を粘土より多く使っといて・・・・・でもそれじゃ強度を確保できないから・・・・・難しいですね。
もう二度と家に使われることはないでしょうが、
「少量の粘土入りブロック」と改名したほうが宜しいかと・・・・・・・・。
結局 そのまま処分場行きです。
農家や需要家がまず、いや決して受け入れることのない土のブロックの残渣。そんな需要予測もしなかったんでしょうか。
机上の理論でブロックを造り、机上の空論で未来を語る。
さて、 ここではその混ぜる現場の詳細な状況説明は省きます。テレビで見る人が見れば一目瞭然。でたらめです。実験室の強度なんて出ない物が続出です。「これでは大損だ。何で実験どおりにならないんだ」と考えたんでしょうか。真相はわかりません。その道の専門家がそれなりの条件でそれなりの場所で造れば、強度差が許容範囲にはいるものがちゃんと造れたんですが。 実際は放送にあったように、たくさんの素人の人間が、手作りでいい加減な行き当たりばったりの方法で造ったのがこのブロックです。そしてその試験の方法は最初の1個が圧縮試験を合格すれば、後の残りは全部合格としたのです。一日に作れたのは20個程度とのことですが、最初の1個がOKなら後はOK、だめなら後はすべてだめ!100パーセント合格か100パーセント不合格。そんなむちゃくちゃな。
信じられますか?普通の思考回路ならこうはなりません。放送によれば検査をしたのは東京大学でのようです。これは間違いなく工業製品です。本来厳重な管理の下に備わるべき各種強度の偏差を極力少なくするよう製造され、いくつもの試験を経て使われるべきものです。
この国の最高学府で最初から合格ありきの試験しておいて、他の国の工業製品のことが笑えますか?
私の叔母夫婦は東大阪で小さな手作りの特殊部品の町工場を経営しています。絶対に不良品の混入は許されません。常に神経を集中させ仕事に望みます。そうしないと完品はつくれません。例え小さな部品でも一度の失敗で全てを失うことさえもあります。
そんなもんです。普通の世の中は。
真面目にしても辛く、しんどい。
しかし一方であんな方法で造る工業製品が華々しく世に出る。
何かおかしい。
人の命を預けるブロックです。
あんな不良品が多数混入してる恐れの高い物が、日本初の住宅に使用されるブロックなんてありえない。
放送で明らかです。
法律違反だの、その恐れがあるだの・・・・いままでいろいろ書いてきましたが、そんなことよりなにより・・・・・これだけで十分でしょう。
こんないいかげんなことが許されていいのでしょうか。
この建築士の方はマスコミの取材に対し、阪神大震災経験してその思いをこう強く吐露されています。
その記事です。上からお読み下さい。
http://www.business-plus.net/interview/1004/128414.shtml
どうでしょう。
阪神を経験し、その思いを抱いてこの家を設計し、このブロックを造り、その工事中に震災に遭遇し、それでもそのまま何も無かったように工事を進め、完成に至る・・・・・・。
世界一厳しい建築基準法をクリアした素材だとこの建築士の方はいっておられます。大きな建物にも使いたいと言っておられます。
ブロック・エクステリアに関わる基準(日本建築学会基準) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
建築用コンクリートブロックを用いて鉄筋で補強した、高さ60cmを超える補強コンクリートブロック造の塀の工事に適用する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
只今日本ブログ村エクステリア、ガーデン部門ランキングもインポイント、アウトポイント共に一位
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加筆 ドリームハウス 土の家を見て????もろ建築基準法違反じゃん!デタラメだよ!
※その3を書いた後判明した決定的な手抜き工事の証拠写真はその3の上の方に追加しました。
17日夜10時頃にブログ全体のレイアウトががおかしくなり、このページのみ下方の文章が消えております。ご覧になられている方はびっくりされたと思いますが、私が一番びっくりしています。18日0時現在レイアウトのみ直ったり直らなかったりですが文は元にもどりません。原因は私にはわかりません。ただ一番下にアナリティクスなんやらと見たこと無いのが管理ページに現れております。表示をしなおす度に少づつ下の方の文が消えてゆきます。俗に言うサーバーが原因による現象でしょうか。只今現在のところまではバックアップしておりますが10時前までに消えた部分のバックアップはありませんので尻切れトンボになっておりますがそこまでの文でご判断下さい。書きたいことはとりあえず書いて、それを皆様に読んでいただきました。でも万一どなたかバックアップをしていたら私のブログの写しを貸して下さい・・・。
19日朝
消えてしまったところは再現できそうもないので、この際ですから誰にでもわかりやすい書き方で問題点を書いてみました。この後にはアップすると今も文字が消えてしましますのでその2を新たにアップしておりますのでそちらをご覧下さい。
「こんなのに喧嘩売って、こんなこと書いてどうすんだ。商売なんとかやれてんのに、こんなのに首つっこんでどうすんだ」と関東で主に測量、土木の仕事に従事する幼馴染からの有難い諫言の電話がありましたが・・・・・でも、それでいいんです。たくさんの日本の方々に今回の真相を知ってもらうために・・・・・
以下 彼とのやりとりの続き
彼 「おい、もしこれ本人が読んだら・・・・いろいろ言ってくるぞ」
私 「もうとっくに読んでるよ」
彼 「あっ そう そう そう・・・・そうなんだ。じゃいろいろとあったのか?」
私 「ないよ。あるわけ無いじゃん。専門じゃないけどいっぱい頭使って書いたんだぜ。現実に違法もしくは極めてグレーな部分も多いし、書いてることの論理的な面や整合性に大きく破綻しているところがあるか?もし、言ってきたらどうなる?」
彼「自ら墓穴掘るだけか・・・・」
おわり。
そう・・・・・・
テレビ東京のドリームハウス 土の家 を見てしまった私には
土のブロック等の研究をするものの末席を汚すものではありますが(独学の素人ですから)、どうしてもこのような暴挙に対して見過ごすことはできませんでした。
瑕疵担保保険も逃げ出しかねない、でたらめな土の家の施工を行い、日本、いや世界中の建築物への土の可能性を研究をする者(一応、私も含みます)への世間一般の人々からの信用を失わせ、現実に研究を遅滞、また中断させかねないほどのこの暴挙。
この家の設計は「ソロモン流」などのテレビ番組にも出演し、東大の非常勤講師なども兼ねる相当に高名な先生だそうですが・・・・
すみませんね。知りませんでした。
天工人という会社の社長だそうですが・・・・
看板に偽りあり。
天災を忘れ天に仇なす人間に、天の名を名乗る資格なし。(※ トルコ地震の最中にトルコで講演中との事実がその5で判明)
天に住まうことのない魑魅魍魎(ちみもうりょう)のことなぞ知りません。
法の抜け穴や法の適用をギリギリ逃れる大きさ、また解釈の曖昧な部分をついて設計をして、そこに安全性を担保するという意識も無い。うまく法の抜け穴をついてギリギリ施工ができると確信しても、結局は実際の施工において施工令違反を犯すとすれば、それはただのマヌケでしかない。映像で残してしまったのだからどうしようもない。さらにこんな施工に大学まで加担している!
(※ その5で構造計算をしたことは判明)
実はこの方は、こういうことを雑誌のインタビューで語ってらっしゃいます。
私のこのブログを見て、匿名でご丁寧にメールを下さった方がいらっしゃいます。
「井出さん、このアドレスを見てください」と・・
そう・・・たぶんほとんどの方がまだ気づいていらっしゃらない記事です。
以下ビープラスより一部引用
質問者 非常にユニーク、かつ一本筋が通った考えをお持ちになっている山下社長ですが、建築に対してどのような理念をお持ちなのでしょうか。
http://www.business-plus.net/interview/1004/128414.shtml
大きなため息がでました・・・・お客様が望んでもいなかった土の家をおしつけといて・・・・。
施工中に東日本大震災に見舞われ、さらにそのまま施工が続行された今回の家はいったい何?
参考として 財団法人 住宅保証機構 住宅瑕疵担保責任保険 での
組積造の取扱いについてここでご紹介します。
組積造の場合は設計施工基準をどのように適用するのか?という質問に対して組積造は補強コンクリートブロック造の設計施工基準(第4章)を適用いたします。とHP上に掲載されています。
組構造とは今回の家のような鉄筋の入ってない土ブロックの構造も含みますが、保険では鉄筋の入ったコンクリートブロックの基準を適用するとあります。この瑕疵保険の基準は、この家の設計者が基準をなんとかぎりぎりクリアーしようと頭をひねった建築基準法よりさらに厳しい、実質的に現代の基準たる日本建築学会の基準を適用しています。
今じゃ建築基準法ギリギリでも引き受けれない保険が、大臣認定材料、また工法でもないただの無筋の土のブロックの家でどうできましょう。実際、この家の場合はどうやったのでしょうか。保険加入が認められるなにか特別な特例でもあるのでしょうか。私にはわかりません。この家でもし瑕疵によるかもしれない災害がおこればどうなるのでしょうか?どなたか教えて下さい。
今回はこれまでで一番長いブログです。
アホな頭ですが、それでも夜なべして使いすぎてしまいましたので空っぽになりました。次のブログを書くまでに1週間から10日ぐらい日を空けたいと思います。 あれっ?今までもそんなもんですね・・・すみません、いつも空っぽです。
たまに書くブログごときで夜なべをするなどアホであります。
でもそうしてでも書きたいほどの怒りにも似た悲しみがありました。
なんとか我慢して(難しい表現はスっとばかして)読んでください。
今までで一番力を込めて書いたブログです。
これ以上は無学な百姓の私の頭では、よう書きません。
誤字、脱字はいつものことと勘弁して下さい。
マヌケですから。
さて・・・
先日テレビ東京のドリームハウスという番組で土の家というのを見たんですよ。
その家の写真と図面はこれ↓
http://www.designboom.com/weblog/cat/9/view/16833/atelier-tekuto-earth-block-project.html
余りにもお客様をバカにした番組でした。ここまでひどい建築物が日本に存在していいはずがありません。
下にこの建築士が今回の住宅を建てるまでの経緯を語ったYOU TUBEの動画アドレスを貼り付けています。その1とその2に分かれています。最初でも最後でも結構です。ぜひ読者の皆様もこの本人のインタビュー動画をご覧下さい。
その1では特許だの二、三年ほど大学や企業とのプロジェクトチームをつくって素材だの構造だのを研究してから(建築する)・・・・とのたもうておられます。その2・・・・・は見ても見なくてもどうでもいいでしょう。大抵の方は1だけでお腹いっぱいになりますから。
動画 1
http://www.youtube.com/watch?v=HHD8xPn9lhc
動画 2
http://www.youtube.com/watch?v=SZVthWPrUvw
You tubeの動画1のなかでご本人はこんなことをのたもうておられます。
1 お客様はアルミの家を望んだが、自分が「土は来るよ、土は未来」といって土の家を薦めた・・・
何もお客様は最初は土の家なんで望んでなかったんですね!あたり前の感覚ですね。自ら依頼されだだけに断り切れなかったんでしょうね。
2 二、三年ほど既に大学や企業などと共同で(土ブロックの)研究をしてる・・・・・
すごいですね・・・・・それじゃ相当の資金が必要だったんでしょうね。ボランティアといっておられますけどね!私みたいに夜仕事が終わった後に一人でボチボチやるのとは桁違いですね。そりゃ早く資金回収も必要でしょう。
それならなぜ今更に現場であわてて試行錯誤したり、硬化のスピードが速いからとブロックに硬化遅延剤を混入する実験をするのでしょうか?ご大層にコンクリート用でない遅延剤を使用したとテレビでは説明されておられましたが、ある種の膠(にかわ)系の資材でしょうかね。そりゃ酸化マグを水と混ぜりや早期に水酸化マグネシウムが形成されるから、まあかなりのスピードで固まりますからね。化学が専門でもない私にはよくわかりませんがね・・・バカな私に教えて下さい。
ただブロック積みまでは相当に時間があったのですからあの程度で速いと感じられるのなら、もっとゆっくり固めればよかったんじゃありませんか?そんな材料はうちでもどこでもいくらでも普通にありますがね。よりゆっくり固まればクラック(ひび割れ)も軽減できますね。
東大との共同研究ですか?そんなことは検討なされなかったのでしょうか?でも見た感じではあの程度の硬化スピードで遅延剤なんて必要ありませんね。私はsirスランプを調整することであれの数十倍も硬化が早いのまで実証済みです。まあ私のやる程度の研究はゼネコンをはじめはるかに優れたお先達が日本中にもいくらでも居られると思います。
あれの何が悪いのか(私がヒントを与えるだけで)小学生でもかなりの子が映像を見ただけでもわかると思います。なにせ子供ですから先入観がないですからね。高い学歴を持つ所謂お歴々が何年も研究してあれですか?モノはいろいろな角度から見るのですよ。視野狭窄ですね。
また圧縮強度試験をしたとの説明がありましたね。サンプルが合格した日に造ったブロックは全部合格にしたそうですが、あれほど強度偏差の大きいブロックでよくそんなことをしましたね。製造後何日目の強度試験をしたのですか。あれほど水分率の高いブロックです。そりゃ確かに水酸化マグネシウムの形成には水分が必要ですし、それなりに早い段階で初期強度が発現しますよ。あの酸化マグで思考錯誤を重ね配合材料を吟味し、あくまでも丁寧につくりゃ6Nじゃなくてもっと高いものも可能でしょう。10でも20でももっとでも。
それだけの強度が出るポテンシャルを持つ素材が不合格になるなんでどんな風ないいかげんな造られ方をしたのでしょう。3日で20は出るポテンシャルを持つ素材。測ったのは4週以上でしょう?でもそれだと不合格の日のブロックをずーっと前にまで遡って全部捨てなくちゃなりませんから大変ですね。まっ、どうせめんどうくさいと造って間もないブロックで強度試験をしたんですよね。でもそれなら当然標準養生供試体の強度発現曲線ぐらいのデータはあるでしょうね。塩基性炭酸マグネシウムのおかげであとからどんどん強度が発現しますよ。どんな曲線が知りたいです。興味しんしん・・・・えっそれとも今から慌てて、いやいやありますよね。
標準の配合レシピに基いて造ったつもりでも、今回は実験室じゃありません。暑い夏から晩秋の屋外で造ったんですから・・・当然配合する水の割合も随分違うでしょう。たぶん標準水量に対して±10から最大30%ぐらいですかね。大事な攪拌作業を適当にして、それで造ったブロックを恒温恒湿遮光下におかず、お天道様まかせの天気、気温と湿度のもとで、お日様無くても固まるものを、これは日干しブロックですよとお情け程度の雨よけに上側だけに透明ビニールを掛けて、そんな養生で標準供試体なぞあるのかしらん。上はあってもたぶん6Nぐらい下は2~3Nまでの圧縮強度で、なおかつ水もよく吸うふにゃふにゃから、つるりとまるでガラス様の水も弾くようなものまで玉石混合。それを適当に試験して、日本初の土の家とやらに使うとは・・・・・。
凍結融解試験、積んだ後の地震を想定した加震試験 ・・・これらもしたんでしょうか?わざわざディンプル構造にしたんですからそのすべり抵抗を見るためにも当然ブロックを積んでから震動を与えたんですよね。地震国日本で実績の無い素材、形状で、無筋で高さ3メートル、しかも低温化の冬の雨の中でも素人が平気で積むという国土交通大臣大臣認定工法でも無く(ずぶの素人が工事をして認定もなにもあったもんじゃない)、JASSも血の気が引く恐怖のブロック工法ですからね。当然でしょう。どんな結果でしたかね。
たぶんどんなヘタクソがどんないい加減な方法で造っても積んでもなんら問題ないという、とんでもなく素晴らしい数値が出たに違いない。どんな数値じゃ?
テレビで放映された大震災時のレンガ塀の水平変位はこれ↓・・・・そりゃこの端部に控え壁もなくフリーにしてるんだからこのぐらいの振幅はあるんですね。でもこれでレンガが緩まんのかいな?これでこの後レンガが落ちんのかいな?こういう画像をアップする人もいるんだなぁ。やはり同じ思いの方もいらっしゃるのですね。ではクリックして左下の画像をさらにクリックすると拡大して見えます。↓
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up1/source/up64173.jpg
うほっ! 端は外へ内は中へ見事にねじれてますね・・・・ありゃりゃ・・・・・円形にして耐震性を・・・なんて言ってんのに壁を閉合せずに開放すればこうなるんですね。まっ閉合しても(真)円じゃなく勾玉形じゃ応力の分散がなかなかうまできないんでしょうけど。まっこれだけ偏差の大きい材料をでたらめ粘土モルタルで積んでるんだから構造計算などだい無理!ほんと机上の理論の現場の乖離とはこのこっちゃ。でもこれだけ上と端がぶんぶんふり振り回されてしまうとそのうち・・・。せめて崩落予防に、控え壁ぐらいいくつでも設けてちょうだい。ただの庭のブロック塀でも控え壁ぐらいつけますけど。でも鉄筋入りのブロック塀でも最大2.2メートルまでしか造れんけどね。この鉄筋なし土ブロック壁は3メートルもOK!間抜けな法律だこと。行政司法の怠慢だな。
控え壁はこれですよ、これでちょっと安心→http://www.jcba-jp.com/daijiten/c03/02.html
まっ!物理が専門ではないのでよく知りませんがね・・・・百姓ですから素人の素朴な疑問ですよ。
3 特許の関係でまた詳しく言えない。
土ブロックを作る現場を見てもない私が、ほぼ近似値の材料と配合を言い当てれるほどの簡単な秘密の素材のことでしょうか? 言い当てましょうか。だいだいあってるはずです。
一応無学でも少しは研究してますからね・・・・・百姓ですけど。
それとも日本ではまず見なくても、海外では珍しくもないそのブロックのディンプル構造でしょうか?あっ!でもこれは特許でいうところのノベルティが無いでしょうから無理でしょうかね。日本だけなら取れるでしょうかね。
若しくはブロック積みの素人に雨の中積ませたその高度な工法でしょうか。 建築基準法施工令違反の恐れのあるモルタル温度を二度以下にしてしまいかねないみぞれ下の施工や、冬の雨の中の施工に特許が認められるなら拍手もんです。
特許など縁のない私にはよくわかりませんがね・・・・ただの百姓ですから・・・素朴な疑問ですよ。
まっ、何が特許なのか是非知りたいですね。特許庁のデータベースで検索してみたいもんです。特許の出願番号、公開番号、公告番号、登録番号のどれでもいいから判ればいいんですけどね。うん?HPにも無いんですかね。あれほどの方がテレビでも特許のことなんて言ってなかったですね。
まっ心配などしなくとも、危険すぎて誰かが真似するとも思えませんが・・・・・・ いらぬ心配用ご無用、ご無用!
いやいや本当は心配だからこのブログを書いてるんです。この業界には海千山千の魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)していますからね。
でも同じ建築物の手抜き工事でもエクステリア業界にはこの程度若しくはこれ以下のは、石を投げればまず当たるというぐらいどこにでもありますが、さすがに人が住むべき家たる建築物でこれは異常です。
この家の話を中心に今日は法的、社会通念的、化学的、物理的な検討をしてみたいと思います。
今探すと最後の方だけ動画がアップされていました。全部見たい方はご自分で探してください。
もし私のこのブログを読みきったあとで施工部分も含め全部見たら・・・・・誰しもが首をかしげるはずです。
動画はこれ。↓
http://player.video.search.yahoo.co.jp/video/b4eef6ede3a82580bb608c9e3f96d41a
私はこういう建物はデザインとしては大好き!木の家も大好きだが・・・・・イングランドで石やレンガ造りの家に住んだら、なかなかいい感じだったんで・・・・でもずっと住むのはちょっとしんどいかな。
まっ・・自分の好みはおいといて
私はセメントを使わないコンクリートの研究をしています。ある意味この土ブロックと同じ線上にあります。しかし、圧縮にはかなり強くても、鉄筋コンクリートとは違い、引っ張りには相当に弱い土というものの特性を考えると、この国の建築物に必要な最低限担保されるべき各種強度が欠けているのが現状です。地震国日本では、他国で考えられないほどの強度が土のブロックやコンクリートに担保されるべきです。私の見解としては土の建築物は小規模な倉庫(構造体には当然使えない)のようなものや、同じく小規模な塀を除いてまだ困難だと思われます。
さて・・・ ちょっとここで話は変わります。INAXさんの土とどろんこ館のことについてです。
私はこの番組のお施主様が自分の家を建てる前に勉強がてら訪れた大手タイルメーカーのINAXの土とどろんこ館の施工風景を昔あるテレビ番組で見ました。 ご存じない方の為に下にある方のブログのアドレスを載せます。この写真では運よく?たくさんのひび割れはほとんど見えないです↓
ある建築関係者の方のブログ
http://www.asahi-net.or.jp/~hd2s-ngo/arch/arch200705/arch200705.html
このユニークな外壁は、版築という何層にも土を締め固める工法でできています。今はほとんどの版築はセメントを混ぜた稚拙な技術で築造可能な似非版築たる土にセメントを混ぜたコンクリート製です。でも確信はありませんがたぶんこれはセメントを使わない本来の版築です。これで外側に厚い化粧壁が造られていました。でもあくまでもこれは化粧であり、これで屋根などを直接支えているわけではありません。日本中どうも勘違いしている人が多いようですけが・・・。
さて、私はテレビを見ただけでその化学的、物理的見地からその工法の無謀さ施工技術の未熟さがすぐわかりました。従来の普通のコンクリート建築工法の踏襲でしたから、早い段階でクラック(ひび割れ)が入るはずだと。ここへはまだ行ったことはないですが、ネット上でクラックで調べればいろいろ詳細な写真で見ることができます。現在はかなりひどいようです。補修は現実的に不可能です。ちょこちょこ補修をしているとの話も聞きますが根本的な解決にはなりません。
これだけのひび割れが入れば相当にたくさんのお客様からまず間違いなく質問を受けるはずです。「大丈夫なんですか?」と。でももし自分がここの従業員ならたぶん訪れるお客様に対しては-これは土ですからね、ヒビわれも味ですよ-と苦笑いしながらうつむいて言うしかないでしょう。
国内外で有名な若手の左官職人が中心になって施工したようですが、設計者も含め、あまりにもお粗末な施工です。世界に冠たる土の専門企業の代表建築でさえこの有様です。施工時に誰もその施工の異常さに気付かなかったのも不思議ですが・・・・・またテレビでそれを見ていた人で、その時に そのおかしさに気付いた建築や土木の専門家はこの国にどれだけおられるでしょうか?耐久性を著しく低下させる施工があったことはテレビで簡単に確認できました。
いずれ来るであろう大地震には、世界中からたくさんの方が訪れる建物として安全を考えた場合、この数千トンの土の壁は極めて危険で不適切な現状であると考えます。この施工をしたご本人や設計者が現状に対してどのような言葉で依頼者を含む世間に対して言い訳をされているのかは私は知りません。まさか、こうなるように設計施工したとか、この数多くのひび割れを味と言ってないことを願うばかりです。
今の時代において味はあくまでも法規や化学的的、物理的に納得できる場合の施工の結果の表現で使うべき言葉です。それが今の建築、土木、エクステリア、造園業界においては逃げの言葉として、お客様を欺く言葉としてあまりにも軽々に使われているような気がしてなりません。
もしINAXの関係者の方がこのブログを見て、どこがどろんこ館の版築工法の不適切施工なのかわからず、それを知りたいと思えばその時のテレビ録画をもう一度私に見せて下さい。将来の予測も含めて小学生にでもわかるほどに簡単にご説明しますから。ぜひご連絡の上お越し下さい。 来るはずないでしょうけどね。
私は土木や建築がもともとの専門ではありません。
今は体が少々不自由で(見た目にはわかる人はいませんが)なかなか畑に出れませんが本業は百姓です。
人に師事したことはありません。
まずは建築、土木、エクステリア、造園に関して素人のただの百姓の目からモノを見てきました。
だから何の先入観も無く事象を見ます。
だから手抜き工事だらけのこの業界のことが良く見えます。
その百姓をして、INAXの土とどろんこ館や今回のドリームハウスの土の家は煮詰めが足りないように思います。土のブロックも床の敷物ならとても素敵でいいでしょう。万一の際も人体に危害を加えることもまず無いでしょう。でも地震が多くて、雨も多い、夏も暑い、冬も寒い、そんなこの国で曝露下の長期試験を得ていない土のブロックを人の住む家に積んで使うのは危険のように思えてなりません。
私はこのINAXの左官や今回ブログの本題として取り上げた家の建築士に対して過去に遺恨があるわけでも面識があるわけでもありません。けれどもやはりおかしいものはおかしいです。今回の家に関してはその躯体たるブロックの製造や積み作業においてたくさんの素人の方が参加しました。たぶん簡単な混合割合を明示しただけのレシピでブロックを造ったのでしょう。強度偏差を小さくするノウハウもないものが、延べでたぶん百人単位で参加してブロックを造ったようです。
強度偏差を少なくするというのは相当に大変です。弊社で版築を造る際には私は私以外の誰にもその作業はさせません。もともと偏差の大きい自然素材で材料をつくるとはそういうことです。誰もがやればどんどん偏差が大きくなります。私は各種の条件に応じて変えるレシピをこの指先で感じて作業をしています。後でも書きますがモルタルしかり、そばしかり、うどんしかりです。
そのうえ夏の暑い日に硬化が早すぎてうまくいかないからと、何らかの硬化遅延剤まで混合している有様です。何度も何度も思考錯誤を重ねながら造ったそうですが、既に品質的に確立されたものをその日の状態に応じ若干レシピを変えるといったレベルのものではなく、何もまだない・・・・ある意味どれもこれもあやふやなものではありませんか。「エーイ こんなもんだろ、こんなもんか?」と言った程度のものであることは明らかです。はっきり言えば実験の延長でしかない今回のプロジェクトでその前提そのものから間違っています。
これだけ強度偏差が大きいと思われるブロックの圧縮試験を東大でしたそうですが、試験をした日のレンガは全て合格と仮定して使用するというありえないことをしているわけですが、そのデータも公開していません。不合格の割合はどの程度あったのでしょうか。自称現行法に準拠した(と思っている)日本で最初の土の家です。全国に放送された以上その辺の詳細なデータを改ざんすることなく公開すべきです。でないとこのいい加減な土ブロックを真似をする人が必ず現れます。
また今回はさらに驚いたことにその素人がブロックを積みました。モルタルの状態を表す言葉に「サクイ」という言葉があります。この言葉の意味するモルタルの状態は職人が経験して体で覚えてゆきます。その日の気温やモルタルの水の引き具合など、ちゃんとした職人はそれをモルタルの状態として見事に表現します。それさえ判らない、出来ない素人にまともなモルタルが練れるでしょうか。雨の中、ミゾレの中での積み作業で、その素人の練ったモルタルはきちんとした科学性や物理性を担保できたでしょうか。まず無理です。
それに加えて映像ではモルタルに色がついていました。ブロックに色を合わせたのでしょう。でもこの色がもし着色剤によるものならその割合はきちんとしたものだったのでしょうか。概ね顔料系の着色剤ではその混合割合が5パーセントを超えるぐらいで強度に影響を与えることがあります。モルタル作業の素人にその知識もあるとは思えず、偏差のないよう混合できたとも思えません。このようなモルタルなら床などならともかく積み作業では危険です。
またこの着色が顔料でなく、もしブロックの材料たる粘土をモルタルに混ぜることによって発色していたら、これはよりずさんです。テレビで見た感じではどうも顔料ではなく粘土を混ぜていると考えた方が良いような練り具合でした。砂の割合も少ないように思えました。モルタルに砂以外の有機物や粘土分が混じったものをを建築物に使用することをこの国は認めていません。
もし粘土が混じっていたなら・・・さらにもしこれが、まずありえないとは思いますがセメント目地材との熱膨脹差による目地切れを回避するために、目地材が土ブロックとほぼ同じでセメントを含まないものだとしたら・・・・普通のセメントで作ったモルタルでないとしたら・・・・いえいえこれは杞憂です。いくらなんでもさすがにそんなことはありません。でも・・・デタラメばっかりだからあるかもしれませんね。それともこの工法と材料の場合は普通のセメントと砂を混合した普通のモルタルを使用しなくていいという特例のようなものでもあるのでしょうか。
まっ、なんにしろ海外の乾燥地帯で造ってる・・ほんまもんの土の家・・・と大して変わらないということのない、ちゃんとしたものであるればいいだけです。
未だ土ブロックの壁施工に対して公的な基準もない状態で、モルタルの具合も判らない素人に直接ブロックの上に誤差の大きい測定方法でレーザーラインを張り(あんな測定方法では±2ミリ程度以上の誤差があるだろう)水糸さえ張らない狂気の沙汰としか思えないような杜撰な積み仕事をさせて、品質が担保できたのでしょうか?出来るわけありませんね。万一の際は誰が責任を取るのでしょう。万一崩壊してお施主様の身体や精神に影響を与えた場合、このたくさんの素人の方々(お施主様のご友人や建築系の学生さんも含め)はどんな気持ちになるでしょう。まずは人体に被害を与える恐れのない部分で使用すべきでした。
積みの写真はこちらです。(天候が悪いので一応雨仕舞はしてますね)当然水糸もブロックの縦筋も見えません。ガラス窓や下足入れのための開口部(あとで列記する法的にはこの場合はみぞと呼ぶようですがね)の為の高さのある型枠は、なんとこの足場に控え(つっかえ棒)を取って支えている。人が乗って動く足場に控えをとるなんてでたらめもいいとこ!こんな控え方法なんて子供でもしないな↓
http://mirai.bitter.jp/wp_tekuto_soil/wp-content/uploads/2011/07/IMG_0785-s.jpg
これだけで建築基準法施工令第75条違反の恐れが高いですね。控えを不動の物に緊縛や定着していないのなんて空前絶後でないでしょうか。世界初・・・・風が吹くたび、人が乗るたび動く控え・・・・新登場!開口部付近のレンガはモルタル緩んであぶないぞう!
みなさんはどう思われますか。今の段階でこれがテレビで全国に放映されるほど法的、通念的にまともだと思われますか?
私も実験はよくやります。そして実用化します。外で聞こえる水琴窟などもまだまだ進化の途中です。ですから万一異常があれば私が費用を持ち補修します。 そしてより熟成させてゆきます。でも人の命を危険に晒しかねないような施工はしません。それが私の常識です。
日本中のほぼ全ての庭師や左官がつくるえせ版築たるコンクリート版築や今回のような土のブロック・・・こんないい加減なまがい物を造るこれらの連中や、それに乗るマスコミ・・・・・・悲しいです。
地震で絶対倒れない建築物とか絶対にひび割れないコンクリートとかは造れません。
当然弊社の造る物もそうです。
でも最低限の安全だけは担保すべきです。
だから私は今日のブログを書いています。
今までで一番長いブログを書いています。
これよりあとではその辺のところをより詳細に書いてみたいと思います。
なんとか我慢して最後までお読み下さい。
さてさて
この家・・・・
今までさんざん書いてきたが・・・・
なんと風乾しただけの土のブロックでできている。
そう、日干しブロック(レンガ)である。
で、気づいたことを下記に列記すると・・・。
1 水と粘土と砂と砂利と酸化マグを混ぜるだけ(たぶんく溶性のリン酸なども少しはあるでしょうが)・・・・えっ酸化マグ・・・・・そうです。よく女性の皆様がなやまされる便秘用のあの手軽な薬に使用されるあれです。人体にはかなり安全な素材です。でも私の経験上ではこれだけの使用であの材料、攪拌、養生でブロックを造れば間違いなく長期的にみて耐久性に問題がでるね。 ちゃんと造ればもちろんそこそこいい物になるけどさ。今回のは適当に造ってんだもん。適当につくってもそれなりの耐久性がある素材もありますよ。ほらあれです。誰でも知ってるあれですよ。
2 作業を楽にするために原料の土の水分かやたらと多い・・・・たしかに硬化にある程度の水分は必要だけど、躯体に使用するブロックなんだからもう一寸水分を少なくしないと、どんどん乾いたらどんどん縮むよ・・・積んだあとにスキマやヒビだらけになるよ。まっ!あのステンレス製型枠を使用する限りでは他に方法が無いか。もうちびっとモールドに関して頭を使いましょうや! それと日干しレンガのように日に干してたけど、これは何も日に干さなくても固まりますから・・・・。でもこれだけ厚いとなかなか乾きませんでしょう・・・・ミディアムレアですな。
3 あまり詳しくは書かないが・・・・混ぜ方に大いに問題あり・・・・20キロの土ブロックを2400個も作っても・・・強度に偏差が大きいよ・・・・・!東大で圧縮試験をしたみたいだけど、これをいくつか抽出試験しても???? でっ、結局圧縮強度がいくらだったの・・・・全断面に対する圧縮強度は8から10Nぐらいは出てましたかね・・・検査に落ちたやつは。いえいえもしかして検査に合格したのも8Nはおろか5N以下だったりして・・・・・ブロックとして組積みに使うんだからJIS A5-C相当はいくらなんでも出てないとね。でもコンクリートブロックじゃないから、特殊な穴なし積みレンガとして考えたならもっともっともっともーっと欲しいな。
あの大きさの家の場合あくまでも私の感覚からすると20N以下で積むのは・・・・。
でもあの調子じゃ。現場でまともに造れないだろね。不可能です。
ありえませんねあんなおままごとみたいな造り方じゃ20Nなど。
どんなにがんばっても5から6Nのような気がするんですけど。
どうですか真相は。
まっ、只の机上の理論だね。
視聴者が一番気になるこのところをなんでまともに放映しないの?ついでに言わせてもらうと、引張り強度なんて相当数値が落ちるから・・・・どだい鉄筋コンクリートとは違うよ!なんてったってこんなに凄いポテンシャルを持つ素材でも適当に作りゃ、ダメだわな。
4 土のブロックを接合するのにモルタル(セメント)を使ってる・・・そんなへんちくりんな方法があるんですな!あんなつるつるに近い粘土にまともにひっつくんでしょうか?相手は吸水率の極めて高い土ですよ。だってまともにつくりゃ給水率が低いからいいんだけどさ・・・・・実際は偏差大きいからね。実際積んでてさ・・・シュワーって水の引くようなの無かったのかね。水を撒いてから積んでるようにもないし・・・だって不良品はすこし柔らかいかもしれないしさ、水をそうそう撒くわけにもいかんしね・・・これじゃコールドジョイント(界面剥離)を起こしかねませんな!それとクラック(ひび割れ)ね。 大丈夫かいな?
5 土のブロックにはなぜか鉄筋を通すための穴がない。どうも海外のレンガでよく見られる凹部(ディンプル)を設けることによって楔効果を狙ったようだが・・・・それでもそのディンプルが深いのもあれば、とても浅くかつテーパーになっていてほとんど意味をなさないようになっているものもあり・・・・・こういうのも強度偏差のひとつです。
結局手抜きエクステリア、造園業者がよく使うダイオキシンや重金属汚染の古窯(古釜、アンティーク、解体等)のレンガ無筋積みと同じレベルだな。でも27段、3メートルものこんなに高いのを鉄筋無しで・・・・・・。時代遅れの組積造の法規上はともかく、通念上これじゃね!こりゃ海外の乾燥地帯の土の家なら誰も文句いわないんだろうけど。
6 11月下旬から防寒養生もまともにせずにブロック積み 2ヶ月半.......
ほんでもって雨の中、雪(みぞれ)の中・・・・積むか?
雪(みぞれ)の中・・・シートかけて積むか?
千葉は寒いでぇ____わたしゃ高校は千葉だからよくわかるわ(高卒であります)・・・・零下にならんように養生してたんかしらん?映像に見えた薄いブルーシートなんか役にたたんで!まっ!それでも最低気温だけは南国愛媛の方が寒いかな!
冬場のコンクリートの手抜きはこちらhttp://blog.niwablo.jp/ide/date/2011-01-24.html
建築基準法施工令第75条
コンクリート打込み中及び打込み後5日間は、コンクリートの温度が2度を下らないようにし、かつ、乾燥、震動等によつてコンクリートの凝結及び硬化が妨げられないように養生しなければならない。
ブロック目地のモルタル........凍って緩むでぇ~~~
あの天候のなかでどうやって2度以上を担保すんの?
ついでに大震災の日に(千葉は震度5)ブロック塀の上に載る臥梁隠しのための小さめのブロックを積んでたけど・・テレビでは翌日取材に来たときには落ちてないから大丈夫だって言ってたけどさ・・・・何で翌日なの?だって地震の時にちゃんとカメラ持って取材してるのが放映されてるじゃん!本当は何が当日あったの?
3メートルの高さの無筋の土ブロックの上の、これも無筋かつモルタルで直接積んでクラックコントロール(ガラスブロックとモルタルの間のストレス軽減の為のエキスパンションジョイント)、の工夫もしていない多段ガラスブロックも、この積んでる最中の小さい土ブロックも・・・・ほんとに落ちてないの?
ちなみにこのガラスブロックの施工でガラスブロック製造メーカーのコンテストとやらで最優秀賞をうけているそうです。(詳しくはその5へ このブログを書いた後にコンテストの結果の詳細が、主催者側HPで見れなくなっている)
マジかよ!施工写真はこれhttp://a.yfrog.com/img640/8913/51977073.jpg
こんなんでいいんだガラスの施工・・・・。これじゃ縦筋無理。ふつう縦横SUS5.5ミリ程度のはしご筋ぐらいするもんだと思ってました。
デタラメどころの話ではありません。危険極まりない。
でも、現実問題として施工をするガラス屋さんはどうすることもできません。
その矜持をしまい込み、泣く泣く施工したことでしょう。
その他の職人さんも同じです。
ぶつくさ文句をいっておられましたね。
よっぽどお辛らかったのでしょう。
なんでわしがこんなへんてこに加担せにゃならんのか! ってね。
でも大先生のお図面は絶対です。
面と向かって逆らうことは出来ません。
脱線復旧・・・
まっ 落ちなくても・・・
震動でモルタルが緩むでえ~~~レンガもガラスブロックも落ちて無くても積み直さないんですねぇ?
こんなの施工令違反で完全にアウトじゃん!
次はこれっ! 誰か私の解釈の間違いがあればそれも含めて教えて下さい。土ブロックという法的に?な素材を使い、尚且つ狭小な住宅です。法の適用から一部逃れるためか、構造計算の問題か知りませんが10メート以下という数値にこだわらざるを得なかったと思われるこの住宅・・・・・私の知識ではこの程度の解釈が限度です。ぜひ正解を教えてください。
第五十八条 組積造の壁に、その階の壁の高さの四分の三以上連続した縦壁みぞを設ける場合においては、その深さは壁の厚さの三分の一以下・・・・これはこの縦に四分の三以上ある長い窓→http://www.10000architects.com/cncv_manager/file/photo/WORK1315334481.jpgはどうなんでしょうか。深さは三分の一以下ではなくて、三分の三です。ズドンと突き抜けてますが・・法には抵触しないんでしょうか。ちなみに下で改めて紹介する図面の下足入れはこんなに高さはありませんが、こちらの写真のガラス窓のためのみぞは下の時点の図面ではまだないようです。
確認前と思われる立面図では壁の高さは3350ミリ(3380かもしれない)に対して縦壁みぞたる下足入れは概ね2150ミリ程度で、これに関しては基準内たる四分の三以内に収まっているように見えます・・・・・見てみましょうか↓
http://www.com-et.com/colonne/002/yamashita/img/tuchi_section.gif
確認前と思われる平面図では縦壁みぞたる下足入れは壁の厚さ620ミリに対して約半分の300ミリですが高さの四分の三以内のみぞだと考えると、この図面でも、実際の施工のように突き抜けても、これはちゃんと基準内だと思います・・・・。見てみましょうか↓
http://www.com-et.com/colonne/002/yamashita/img/tuchi_plan1.gif
またこの図面では壁の厚さは約630ミリでブロックを二重に積むいわ。ゆるダブル積みだったようですが、実際の施工ではコストの問題もあったのでしょう。約400ミリ程度のシングル積みとなったようですね。
第五十四条 組積造の壁の長さは、十メートル以下としなければならない・・・一周ずどんと全部繋がっているようです。十メートルどころじゃありませんが・・・法には抵触しないんでしょうか?たぶんここがグレーな所です。法の問題もあり建物の最大の奥行き(長さ)が10メートル以内とすることにこだわった大きさの住宅ですが、なにせ曲がりくねった・・・つまり直線に換算すればもっと長い壁です。法はともかく、これだけ長いと
加筆 金、カネ、ゼニ 銭、お金が全て・・・そればっかりの業界誌(紙)と業界人!
弊社には建築分野も網羅した業界誌(紙)がいろいろと送られてくる。
しかもなぜか全部が無料で・・・勝手に送ってきてくれるのでたまにパラパラと読んでいる。
なぜパラパラかというと殆ど読むに値しないからだ。
それらの見出しは、だいたいどの誌(紙)面も同じ・・・大震災前も後も基本は変わらない
例えば
売り上げアップの方法!
とか
顧客満足度うんぬん(つまり、いかにお客様をトークでだまくらかすかということ)
とか
集客のノウハウ!
とか
売上うん十億達成、売上前年度比二百パーセント達成!
とか
震災後はすぐに(人の弱みにつけこむべく)新規に何百件を営業訪問・・・・・とか・・・・・・
そういうことだけ・・・
自分達がやってきた極悪工事の反省など微塵も感じさせない記事ばかり。
ああ・・・そういやこんな記事が一度だけ載ってたな・・・・
被災地では現在の建築基準法に準拠していないブロック塀が多数残っていたため倒壊・・・・・・・
はあぁ~~~ううううううっ!(辛がっている声のつもり)
この国じゃ被災地復旧で今新しく施工中の塀も、ほとんどが基準法違反の塀なのに・・・
よう言うわ・・・・・よう書くわ・・・・
銭、ゼニ、カネ、金・・・・・
今儲けなきゃいつ儲けるんだとばかりに、
またまた法律違反の塀を造り続ける 日本のエクステリア、造園業界!
パッパラパー、アッパラバーな業界!
そうそう・・・
震災後開催された我々の業界のある大きなビジネスショーでは、なんと60余りの各種セミナーがあったようだ。
で・・・送られてきたそのショーのパンフレットの読むと・・・なんと2つを除いてあとは全部ゼニ、ゼニ、ゼニのセミナーでござんした。
60余りのうち、たった2つを除いてあとはじぇんんんぶ・・・おゼニ儲けの話。
技術だの施工品質だのと謳ったセミナーなどほぼ無い。
いまさら言うまでもないが・・・狂ってるぜ・・・・この業界は。
男も女も老いも若きも、うちらの業界人は守銭奴(しゅせんど)が多いこと・・・・・・。
金は大事だかそれが全てじゃない・・・そんな私の考えなど守銭奴共には綺麗ごととしか写らんだろうな。
ブロック塀などはこの国に存在する9割以上が建築基準法違反のヘニョヘニョ塀のくせして・・・・・お客様の財産を棄損せしめ、命までも奪ってきた・・・・なのにそのとんでもない歴史の反省も無く、またぞろゼニの話。
行政もマスコミも絶対に摘発も報道も出来ないほどに不正にドップリつかったこの業界!
建築基準法施工令第75条
コンクリート打込み中及び打込み後5日間は乾燥、震動等によつてコンクリートの凝結及び硬化が妨げられないように養生しなければならない(要約)
(専門家の方へ めんどくさいのでJASSーは省きます また圧縮強度5N発現による脱型と養生をいっしょこたんにはしないで下さい)
茨城も福島も宮城も岩手も千葉も・・・・・今でも5日間余震がないと担保できるほど安全なところがありますか?
地震速報http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_sindo_index.html
いっつも揺れてるでしょ・・・。
まっ、別に5日なんぞまで待たなくても、例えば今朝打ったばかりの新しいコンクリートに、昼に震度3や4の余震があればどうなりますか。
3.11の大震災のその日、度々の震度5や6の余震の日の・・・まだ新しいコンクリートの損傷は、どのようにして業者は隠したのでしょう。見事なもんです。ぶちこわして作り直したのなんてないでしょうな!口八丁手八丁・・・・・でござんす。
大きなヒビも小さなヒビも二度と(現実的には)完全修復は不可能ですよ。
この法は、小学高学年にでもわかるほど簡単な文なのに・・・・
大人はどうやら法も目の前の現実も認めようとも理解もしようともしていないらしい。
大人が現実を認めず、事実を知ることを拒否すると、その被害は遅かれ早かれ子供に及ぶ・・・・。
法を当たり前のように犯し、人を騙して金を稼いでそれがそんなに楽しいか?
今回の大震災後、一度として大手マスコミ等でこの条文が紹介されたことはない(はず)。
だって建築基準法施工令第75条と震災とか地震とかの語句を組み合わせて検索してもなんにもネットには出てきませんがな・・・・。
日本国ほぼ全部の業者ぐるみの手抜き工事に、行政もマスコミも大混乱に陥るのが恐ろしくて手出し不可能!
余震だらけの被災地で、またお客様を欺き、法に違反する施工を行い、強度の無いコンクリートをつくり続ける、芯から 腐りきった我々の業界の金の亡者ども。
まだコンクリートを使った恒久的な復興工事は無理、無理!
ひび割れるから・・・・
せめて仮設工事が精一杯!
復興第一を金科玉条に、本音と建前と使い分け、法を捻じ曲げて見てみぬふりをする日本という国
先進国のふりをしてエクステリア、造園業者を摘発もしない最低国家。
法の定める最低限の強度レベルの競争さえ全く成り立たない。
法治国家としての公正な競争が担保されていない。
正直者ばかり辛い目にあう。
私は建築基準法や資材メーカーのマニュアルに基づいた、正々堂々とした見積もり競争など(大手住宅メーカーの協力業者が相手になった場合でさえ)この愛媛県において未だかって経験したことさえない。
ふぅ~~~~
誰が好き好んで、こんなに人に嫌われるブログを書きたいものか!
ただ正々堂々と競争をしたいだけなのに、どうしてそれも出来ないのだろう。
なぜこの国はここまでひどいのだろう。
この国は法治国家ではなく放置国家である。
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加筆 小さなタイルの小さな小さな小技・・・・・
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再加筆 レンガの塀のラインを見てください! 樹脂塗り壁は嫌いだ!
図面だけで勝負して、実際の施工技術が伴わない業者と弊社との精度の違いをご紹介します。
人に自慢できる技術も無く、安くも無いのに口だけで勝負する業者との違いをご紹介します。
新居浜市のA様邸のレンガの塀です。
ヘタクソで申し訳ありませんが、(只今の時点で個人情報保護の為)一部マスク加工しております。
一番上のレンガのラインをご覧下さい。
一つ一つのレンガの無理なく流れるようなラインをご覧下さい。
全く破綻のない曲線になおかつ10ミリの厚さでピシッと整えられた目地です。
こういうピシッと尖がったレンガで15ミリや20ミリ(20ミリ以上になるとほとんど素人以下のヘタクソと私は定義しています そんなレベルの業者のなんと多いことか)で逃げるようなヘッポコ施工はしません。
また右側上から二段目のレンガの隣の小さな三角のレンガをご覧ください。
三角形のように見えますが斜辺は微妙に弧を描いています。
弊社はこういう丁寧な加工をします。
こういう加工は他に無いとまでは言いませんが、私は弊社の施工以外ではまだ見たことはありません。
なお、このようなレベル以上の造作をされている現場をご存知の方がおられましたら是非お知らせ下さいませ。
このブログでご紹介させていただきます。
どなたの施工であれ、素晴らしいものは素晴らしいので・・・・。
また、この角度から見ると余り高さを感じられないかもしれませんが、
実際は一番上の写真のように、塀の高さにはかなりの変化があります。
これだけの短い幅でこれだけの曲率・・・・なんと4変です。
この塀の曲率では2変から3変が普通の職人なら限度です。
この目地厚さで4変はまず見ないでしょう。
何度も繰り返しますが、私は弊社の施工以外で見たことはありません。
では、くり貫いた窓の加工をご覧下さい。
こういうくり貫き方もまずお目にかかることはないと思います。
この塀の基礎は極めて頑健、尚且つ塀の中には東京製鐵さんの国内最高品質のキルドバーを加工した、まず錆びることがないHDG筋がしっかり入っています。
こういうところに気を使う施工も国内ではまず弊社だけでしょう。
もちろん私の考えた施工方法ですから、形は真似ても中身まで真似など出来るはずがありません。
レンガ塀に普通の鉄筋ではそのストレスはブロック塀の比ではありません。
だから普通の鉄筋は使いません。
使いたくはありません。
こういうことを書いてもその意味もわからない業者がほとんどだと思います。
普通の鉄筋がレンガ塀に使えない理由がお知りになりたい方はお問い合わせ下さい。
繰り返しますがレンガ塀に普通の鉄筋では強度の低下がブロック塀より格段に早いです。
最後の写真は横方向から見ています。
そうなんです。この塀は上下の変化だけでなく前後にもかなりねじれて変化しています。
これも4変です。
レンガの一番上のラインをご覧下さい。綺麗に揃っているでしょう!
上下、前後に二つのレンガが直線になっているところはひとつもありません。
二面に端点を夫々4箇所設置してそれを曲線で繋ぐ・・・・破綻の無いラインを構築するのは、普通の技量の職人なら時間をかけても出来ないのではないでしょうか!
合計8変・・・・・何度も繰り返しますが、この短い幅、曲率、目地厚さで8変は弊社の施工以外に見たことはありません。
レンガは焼き物ですから寸法の偏差が大きい上に、このような真四角のように見えるタイプのレンガだと、その偏差を計算して補正しなければ綺麗なラインは確立できません。
ちなみにこのレンガは最大で基本長±5ミリもの誤差があります。
角が取れたようなレンガだとまだ幾分簡単ですが、これほど角線がシャープなレンガでは、よほどの技量がなければすぐ目地がずれてしましいます。
角がはっきりしているレンガでも全ての面がきっちり長方形でできた直方体ではないんですよ。
レンガは辺長がばらばらな四角柱なんです。
あっちを揃えればこっちが揃わない・・・・・。
けれどもこういうことを弊社の社員は当たり前にやります。
特に苦労することも無く、
手早くこの程度の施工ならできます。
これが限度ではありません。
現場にもよりますが、曲率はまだまだ上げれます。
どうでしょう。皆様 ご自宅やお知り合いのお宅でもし真四角(のようにに見える)のレンガが使われていて、なおかつ孤を描いてこのように変化している塀があるならば、この写真と見比べて下さい。
その精度の違いに愕然とされると思います。
施工会社にこの写真をみせて「できますか」と尋ねられたらもしかしたら(まずほとんどありえないとは思いますが)「できます」と言うかもしれません。
もし出来ると施工会社が言ったらな「やったことがありますか」と尋ねて下さい。
「ありません」と答えるはずです。
そう・・・・出来ない・・・出来るけど、出来るかもしれないけどやったことがない。
どちらも大してかわりません。
弊社とは基準が違いすぎます。
あっ・・・・そうそう、この塀はまだ完成していませんので悪しからず。
まだ、施工中です。
このレンガは私がオーストラリアから輸入している弊社だけのオリジナルです。
ですから他では見ることがないと思います。
たくさんのレンガの中から二種類のレンガを一定の割合で混合しています。
二枚目の写真に一部家の外壁が写っていますが、それに合わせて造りました。
レンガは石塀と同じく建築基準法ではなかなか現状にあわせて改正されない置いてけぼりの存在です。
きわめて曖昧な位置づけです。
そういう意味で使いにくい素材です。
でも私は使います。
私は・・・・・・
すぐに汚れて、はがれ易い・・・そういう安っぽい樹脂塗り塀はあまり使いたくはありません。
そしてそういう塗り塀に対して、さらに大金をかけて汚れ防止コーティングの塗装など・・・・
その効果を私は信じていません。
いったいただの樹脂の塗り塀にどれだけお金が必要なんでしょうか・・・・?
コーティングをすれば 10年汚れないなどと謳っていますが・・・・信じていません。
塗りムラその他の影響で必ずやシミができるでしょう。
しかし、レンガは歳とともに風格を増します。
汚れがいい風合いとなります。
けれど塗り塀はそうじゃありません。
ただの汚い汚れです。
塗り塀に何本も黒い糸を引いたように流れる汚いシミ・・・・。
ほらお宅でもお隣でも・・・・・みーんなシミだらけ。
塗り塀はごくごく普通に皆さんが目にする手抜き施工ならば、簡単で利益率の高い素材です。
そう・・・・儲かります。
この愛媛では弊社のレンガ塀よりも高い値段で、樹脂塗り壁を提示する業者が極めて多いです。
単純にレンガの塀の方が高価という図式は弊社の場合は成り立ちません。
そして、レンガ塀だけであるなら弊社と同等以下の価格で同等以上の品質を確保できる業者はどれだけおられるでしょうか?
まずおられないと思います。
高くていいものは当たり前です。(日本のエクステリア業界は違うけど・・・高くて手抜きは当たり前!)
より安価に・・・・・そのために自社で輸入しているのです。
レンガを自社でコンテナ単位で輸入する施工業者は、少なくとも四国には弊社以外には存在しません。
国内でも極めて稀でしょう。
そして多種多様なレンガを弊社ほど輸入する業者はたぶん国内でも皆無でしょう。
さて・・・・
日本の塗り塀の施工方法はその製造メーカーの施工マニュアルを無視したいい加減な物がほとんどです。
塗り塀のマニュアルを遵守した塀は、この国では一割にも満たないと思います。
お客様・・・・施工業者からマニュアルを取り寄せてよくお読みになって下さい。
よく読んでみれば・・・そう・・・・・9割以上の確率でお宅の樹脂塗り塀が手抜き工事だとわかるでしょう。
そこのところについてはまた詳しくブログに書いてみたいと思います。
手抜き工事がほとんどだから塗り塀は儲かります。
大手住宅メーカーの施工でも、まともな樹脂塗り塀はこの国ではほとんど見ません。
弊社は......
どうしても・・・とおっしゃられるお客様にはマニュアルを遵守して施工します。
でもマニュアルを遵守し、さらに耐久性を向上させようとすればとても手間がかかるのが塗り壁です。
下地のブロック塀を乾燥させるのに1週間や10日はかかります。
えっ? 下地のブロックを乾かす?10日?びっくりしている方も多いでしょうが、そんなのあたり前でごぜえます!
特殊な塗りの為、天蓋を設けて一ヶ月ブロック塀を乾燥・・・というのも過去にはありました。
いつかそれもご紹介します。
すごい塗りです。
まっ・・・
弊社においてはレンガ塀のほうが確実に手間がかかりません。
塗り壁は本来手間がかかり儲からない商材なのに儲かる・・・・・・
手抜きばっかり・・・・・・・最初から正直な競争が成り立たない・・・・・
不思議な国です。この国は・・・・。
あっそうそう・・・・レンガじゃちょっとと言うような今時のシンプルモ◎ンというタイプの家には
どうするか・・・・・ですか。
そりゃまたご紹介します。
塗り壁なんかいりませんわ。
もっと耐久性が高くて、素敵な素材がありますわな!
ガラスですか・・・・うーん使いようですね。素敵な素材ですが塀に使用すると耐震性が落ちますから。
まあ・・・・これからいろいろご説明しますね。
皆様........是非ポチと、このへんてこブログにワンクリックをお願い申し上げます。
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ありがとうございました。
加筆 国土交通省様 最高裁判所様 当ブログへのご訪問ありがとうございます!
庭ブロの欠点・・・・・・・十分なアクセス解析ができないこと。
何人が何ページ見たか・・・・それだけ。
私にとってブログを書くことは仕事・・・・・これで仕事を頂いている。
もう少しでも詳しく解析できれば・・・・・・。
それに加えて(あんずさんが言ってたけど)検索エンジンに庭ブロは嫌われているようで・・・・。
その辺については私はあまり詳しくないのでそんなもんかなぁ~って思ってたけど、
キーワード検索時の表示ランキングに最近はそれを実感として感じるようになった。
当初予定していたブログ移行もあまりにも面倒で・・・・・・。
まあまあ更新してる人は100人ぐらいか?
庭ブロオフ会も開催されなくなったし、コミュニティーはほぼ壊滅状態だし・・・・。
庭ブロもかなりマンネリ・・・・・・・。
ありん? ちいさんのブログが最近ランキングが下がってるよ・・・・・・・あれれFC2でもブログ書いてるんですね。今日まで知りませんでした。
誰も何も言わなけりゃ何にも変わらない。
魅力的な庭ブロになりますように。
まっ それはさておき本題に戻ります!
で・・・・この庭ブロでのブロ友であるAさんに教えてもらって、簡単な解析だけはできるようになった。
基本的にはそれなりに大きな企業や学校、官庁などからのみのアクセスが解析できる。
個人や中小企業(エクステリア、造園業界も含む)からのアクセスは解析できない。
私のブログへのアクセスは分析するとこんな感じ。
パナさんや富士通さんなど大手家電、総合電気メーカーは沖電気さんを除き全てアクセスあり。沖さん・・・・うちは御社のコアフィードのユーザーですよ。全然故障しない素晴らしい品質ですね。褒めてあげたんだから見に来て下さいね。
原子力関係の機関もいくつかから。名前が長いのが多いですね。
自動車、重機械メーカーも多い。
大学も東大や早稲田を筆頭に地方の大学、高専まで。
マスコミ関係は大手ではTBSさんや朝日新聞さんなど。
スーパーゼネコンは竹中工務店さんを除く全社。
住宅メーカーは大手売り上げ上位の4社から、しかし準大手以下はほぼゼロに近い。うーんなんでなんだろう。
先にも書いたがエクステリア、造園関係の業者は中小零細のため解析不可。
ここんとこ茨城県大洗町の手抜き工事について書いてきたが、茨城からのアクセスは某国立大学(といってもたしか二つしかないか)と東海村の原子力機関のみで、大洗町役場からのアクセスは未だ無し。大洗町役場様、ぜひいつの日かこのブログの存在に気づいてコメントを下さいませ。人の命に係わることですからね。
変わったところでは某国軍・・・・しかしこれはどの基地等からアクセスされたのかは解析不可・・・なんてったって解析しようとしても画面がノイズだらけになる・・・・ひょ~ぅ さすがスパイ対策は万全だ!
しかし・・・・一昨日にまたまた変わったアクセス先が・・・。
最高裁判所様だ・・・・・・・なにをお読みくださいましたでしょうか。
いつも司法のことをボロクソにけなしていてすみません。
ぜひ日本中の万の数に及ぶ建築基準法違反の手抜き業者様を懲らしめて下さいまし。
ほんとは、ぜんぜん期待してませんけど。
そして国土交通省様・・・・・・たしか昨年に一度アクセスがあったきり・・・・・・。
それが一昨日だけで15回のアクセス。
昨日は11回のアクセス。
「うちのことをバカにしたブログがあるぞ」と何人もの方が一度にご覧になられたのでしょうか。
ぜひ大震災の余震が続く中、(小学生にでもわかるほど単純な)建築基準法違反のコンクリートに震動を与えてその品質を落とす、アッパラパー、ずうずうしいほどの手抜き工事をする万の数に及ぶ業者様を懲らしめて下さいまし。
うちみたいに数万円から200万円ぐらいまでの工事を真面目にボチボチやってる業者とは桁違いに被災地ではねえ^~^・・・・・・これ以上はやめとこっと!
なんで私ひとりがこんなことばっか言ってなくちゃならんのですかね。
ちゃんと仕事してくださいよ、国交省様!
ほんとは、あんまり期待してませんけど。
さて次回は久しぶりにうちの精度の高い工事の一端をご覧頂きます。ご期待ください。
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ありがとうございました。
加筆 オールブラックスの思い出 オークランドにて・・・日本代表も対抗できる変態踊りが必要かもしれない!
24年前の21歳の頃、私はニュージーランドの名門企業であるターナーズグループでしばらくの間お世話になっていた。
えっ、何でニュージーランドにいたのかって?
簡潔にいうと科学産業研究省(科学技術省)とターナーズが共同研究していた植物の受粉システムの勉強に行ってたんです。
普段はグループのエキスポート社のノークさんの家で寝泊りし、タウランガ支店に顔を出す日々を過ごしていた。
そんなある日ノークさんが本社に行くというので、金魚のフンのごとく彼の車の助手席に潜り込みレッツゴー。
オークランドの本社ではグループ総帥たるピーター・ターナー卿(きょう)やエキスポート社のゼネラルマネージャーーのドン・ターナーさん(いかにも・・・・って名前でしょ)へのお礼の挨拶もそこそこに、さあ名物店のフイッシュアンドチップスの昼飯を食いに、ノークさんと一緒に駐車場へ・・・・・・
ウィキペディアより引用転載
そこで「おっととと・・・・」とぶつかりそうになったのが、同じくグループ会社のホーティカルチャルサプライーズ社のゼネラルマネージャーのロッドさんだった。
初めて出会ったロッドさんはスーツのまるで似合わない太い首に額の傷・・・・・
何かスポーツをしていたんだろうか・・・・・・・・・
ノークさんはそんな私に「彼は数年前までオールブラックスのメンバーだったんだよ」
「え~っ」と驚く私にモゴモゴと顔に似合わず恥ずかしそうに俯くロッドさん・・・・・。
※ オールブラックスとはラグビーニュージーランド代表チームの別名で、その真っ黒なユニフォームから名付けられたんです・・・・・。日本代表はそういうのはないけど・・・・あえて名付けるとすれば赤白のそのユニフォームからレッドアンドホワイツか? うーん洋酒の名前みたい・・・弱そう・・・・・。
「世界最強国の代表選手が、代表引退後数年で名門企業のゼネラルマネージャーかぁ~~。オーナーの一族でもないのに、日本じゃまず考えられないな・・・・・文武両道とはまさしくこのこっちゃ」
ロッドさんはオールブラックスの欧州遠征のフランストゥールーズでの同国代表チームとの対戦(もちろんオールブラックスが勝利したが)を花道に代表選手として引退していたんです。
そんなことを・・・・・・先日のラグビーのワールドカップで日本代表がフランス代表とゲームをしたのを見て・・・・・フッと思い出したんです。
今の日本代表は外国人が多く混じる外人部隊だけど・・・・・・でもやっぱりまだまだフランスには勝てないなぁ!
けど・・・試合で日本チームの全得点を挙げたのはニュージーランド国籍のアレジ選手なんて・・・・・・なんか悲しいなぁ~。
クラブチームの対戦じゃないんだから・・・・やっぱり日本人だけ(帰化も含む)で戦って欲しいなぁ~。
※ ラグビーの代表資格は国籍ではなくて、たしか3年プレーした国で取得できるとても特殊なシステムなんです。
さあ日本代表の次の戦いは16日の夢のオールブラックス戦です。(日本テレビで放映らしい)
1995年の南アフリカでのワールドカップのときはオールブラックスと対戦してワールドカップ史上最大の得点差145対17というとんでもない負けを控え選手主体のブラックスに喫してるんだから・・・・・。
今回はニュージーランド人の助けを借りてニュージーランド代表チームに少しでも善戦してちょ!
さあ、それではオールブラックスの試合前の戦いの踊り(古代マオリ族の踊り)をご覧下さい。
何度も見た方もいらっしゃるとは思いますが、有名なハカを含め4種類をアップしました。
ぜひ音声とともにご覧下さい。
いやぁ~ロッドさんも試合前にこんなのを踊ってたんだなぁ~。
日本代表は・・・・・まだ躍らせてもらえるほどは強くないからなぁ~。
ただ、こんな勇ましい踊りは日本にはたぶん無いから・・・・・・
ドジョウ首相と一緒にドジョウ踊りか・・・・・う~ん!
強くなったときにみなさんで考えましょうよ!
下のyou tube動画へのコメントで面白いのがありました。
日本代表もこいつらに対抗できる、変態踊りを考案せねばならん 始まる前に勝負がきまるような…
だそうです・・・・。
うーむむむむ・・・・・ 相手をビビらす踊りが無理ならば上のコメントも一理ありかぁ~。
これは楽シンゴさんかギター侍さんかHGさんか、はたまたアニマル浜口さんあたりにご登場願わねば・・・・
一応4つの動画の一番下に変態バージョンがありますので上から順にご覧下さい。
ではオールブラックスの戦いの踊り カパ オ パンゴをどうぞ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=mtNj7QKyKzw&feature=related
続いてはノーマルな踊りのハカをどうぞ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=56Hb632BCCw&feature=related
次はトップ代表ではないけどマオリ族の血を引く代表チームたるニュージーランドマオリ(ひいじいちゃん、ひいばあちゃんあたりがマオリ族でもこちらの代表チームに選ばれる資格があるそうで、見た目は白人の選手もいるんです)の踊りティマタンガをどうぞ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Ofj3dCKyI38&feature=related
最後は日本代表がHGさんの監修のもとに目指すべき方向性を示す、ニュージーランドマオリ族のハカ対オーストラリア アボリジニ族のウォークライをご覧下さい。やってる本人たちは真面目なんだろうけど・・・・私は先導のアボリジニのおじさんがHGさんかクリス松村さんに見えてならないんですぅ~~~。
http://www.youtube.com/watch?v=Nk2Cwl_flZc&feature=related
おまけ・・・アイスブラックス(アイスホッケーの代表チーム)のハカ。うーん 踊りにくそう・・・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=SePqdtag2Ss&feature=related
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