かつをぶしのようなもの(仮)

Square-1(読み方は すくえあわん)というパズルの早解きを扱っています。speedcubingの中でもマイナー競技ですが、興味があったらぜひSquare-1を触ってみてください!!初心者のかたは①の記事からみてくださいね。

⑨コーナーの位置合わせ

コーナーパーツの位置合わせを行います。

確認ですが、コーナーパーツっていうのは
IMG_7052

この左側のでっかい方のパーツの事です。

今の段階では小さいエッジパーツのことは無視していていいですからね~




ではいきます。


スクエア1のコーナー(角)はルービックキューブと同じく8つありますが、そのパターンは驚くほど簡単です。


とりあえずこの動画を見てください。

動画では上段だけしか紹介していませんが、たった3パターンしかありません。
(動画を見てよくわからなかったらごめん!) 

・すべてのコーナーの位置がそろった状態
・一面のコーナーの位置がそろった状態
・どのコーナーの位置もそろっていない状態


上下の面が、この3つのうちどのようになっているかをまず把握しましょう。

(※「三点交換と言う見方もできる!」なんていう人も、今はこのの視点でスクエア1を見てくださるとありがたいです。)




ではいつものようにいきますよ~




ではまずこの画像の見方です。(見にくければクリックして拡大して見てください)
1


黄線はコーナーの位置がそろっている部分、何もなっていない部分はそろっていない部分です。
赤線は、コーナーパーツの移動を表します。

基本的には、黄線に注目してください。赤線は理解の助けぐらいに思ってくれていいです。





では解き方と動画を載せていきます。





1
/(3,-3)/(3,0)/(-3,0)/(0,3)/(-3,0)/






2
/(3,3)/(3,0)/(3,3)/(3,0)/(3,3)/





3
/(-3,0)/(3,3)/(0,-3)/








5
/(-3,3)/(3,-3)/






4
/(-3,0)/(3,0)/(-3,0)/(3,0)/





6
/(0,-3)/(0,3)/(0,-3)/(0,3)/





回転記号が3だらけなのにきづいたでしょうか(笑)

このコーナーの位置合わせはとっても覚えやすいところなのでスパッとクリアしちゃってくださいな。


覚えておくといいのは出来れば上に載せた6つ全てですが、覚えるのが億劫だ!っていうひとは上の4つだけでいいじゃないかなんておもいます。
でも下の2つは動きが面白いから覚えやすいと思うんだよなー
(正確に言うと、一番上の手順のみでどんなパターンも解決できるのですが、スクエア1をやってきた僕からすると、その手順だけを用いるのはあまり賢いやり方ではないです。)




ちなみに下段のの二点移動は特に載せませんでしたが、持ち替えや、上下反転をしてうまく処理してください。

その動画や回転記号が欲しい場合はコメントくれると助かります。

一応参考動画を上げておきます。




 

この部分はあまり言葉で説明してもどうしようもないと言うか、視覚だったり触覚だったりで覚えて欲しいところなので、説明がぶっきらぼうです。すみません。

おしまい。


⑧エッジの色を合わせる

今度はエッジの色合わせの手順を覚えます。



例を挙げると

これが
IMG_7227
                     ↓
IMG_7229
こうなります。 
ここで最低限覚えるべき手順は3つです。
順に乗せていきますね。





上下に1ペアありますね。
IMG_7282

(0,-1)/(-3,0)/(4,1)/(-4,-1)/(3,0)/  

                                         







 







上下に2ペア、しかもどちらもまっすぐな場合。
IMG_7285


(1,0)/(-1,-1)/




 












上下に2ペア、どちらも曲がってる場合です。
IMG_7284

(1,0)/(-3,0)/(-1,-1)/(4,1)/







これら3つを覚えて組み合わせることで、どんな場合でもエッジの色を合わせることができます。
厳密に言えば、一番上の手順だけでも用が足りるのですが、いくつか覚えておいたほうが便利なのであえて3つほど用意しました。






そんなに難しい手順でもないのでかんたに覚えられると思います。何度も繰り返し回して、手で覚えてみてください。




おしまい。  




P.S.「つづき」にすべてのパターンの手順をのせておきますね。余裕がある人はぜひ覚えてみてください。




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⑦コーナーの色をそろえる

立方体にできたら今度はコーナーの色をそろえていきます。


これを
IMG_7225
                       ↓
IMG_7227
こうする操作です。上面のコーナーの色がそろっていますよね。
同時に下面のコーナーの色もそろうことになります。






その前にちょっとしたスクエア1の特徴を知っておきましょうか。


例えば
IMG_7258

この状態で「/」をすると

IMG_7259
こうなりますよね。かたちがかわってしまいます。



ところが、はじめに(1,0)をやってから「/」をすると
IMG_7260
                    ↓ 
IMG_7261
上下面の形は変わりません。




また(0,-1)してから「/」を行っても
IMG_7262
                    ↓
IMG_7263
 上下面の形は変わりませんね。


一応動画です。


スクエア1にはこういう特徴があるのでよく覚えておいてください(きっとそのうち知らず知らずのうちに身につくと思いますが)。




ではこの特徴を利用してコーナーの色合わせをします。
これには特に形式化しないといけないようなことはないので3つだけ動画を上げておきます。
なんとなく、やってみて作れればいいんです!(なげやりだぁww

見ればきっとわかります☆








どうかな?できたでしょうか。
「うまくできないよ!もっとわかりやすくおせえて!」とか、「パターン化して欲しい」なんていう意見があったらコメントください。



おしまい。



⑧へ


⑥立方体を作る(四角くする)

まず、立方体にするやり方を覚えましょう。


ある程度のレベルになれば、どんなへんてこりんな形からでも手短に四角くすることができるのですが、初めてやる人にはそんなことできないので、覚えるものが少ない簡易手順を踏んでみますね。


まず、スクエア1には大きいパーツはと小さいパーツがあるのは知っていますよね。

これです。
IMG_7052


 
 














 
スクエア1を操作すると、この大小のパーツがどんどん移動していきます。
そこでうまく操作すると、上下の面の片方だけに大きいパーツを集めることが出来るんです。
一度動画で見てみましょうか。
スクランブルは
(0,2)/ (0,-5)/ (3,3)/ (-3,3/) (3,0/) (-2,5)/ (0,4)/ (2,4)/ (4,4)/ (0,5) /(6,4)/ (3,0)/ (1,2) /(4,0) /(1,2)/ (3,0)/
です。





IMG_7245
こんなふうになりましたね。この形を、通称「はなびら」といいます。
 面白いことに、片面に花びらを作るとその反対の面の形は自然としぼられるんです。 


その花びらと反対の面の形は5種類あって、 便宜的に順番をつけるなら
0
IMG_7247
1
IMG_7248

2
IMG_7249
3
IMG_7250
4
IMG_7251





となります。上の動画に出てきたのは3のパターンですね。


スクエア1を立方体に戻せるようにするためには、まずはなびらを作れるようになったあと、この5種類の状態から立方体に戻す手順、計5つをまず覚えることが必要です。
 

あ、はなびらを作る方法については特に書いてませんが、そのうちやっていれば出来るようになるはずですよ~
はなびらの解説動画などが欲しければコメントとかで言ってください。
(僕としては、はなびらを作るのは自力でやって苦しんで(楽しんで)ほしいなぁって思うのですがw)




それでは0~4の状態の手順を動画付きで載せておきます。
開始する状態を間違えないようにしてくださいね。

0 (股を割く!イメージで。
IMG_7247
/(2,4)/(-2,-1)/(3,3)/



1 (右に偏ってるイメージで。
IMG_7248
/(2,0)/(3,2)/(-3,4)/(1,2)/(0,3)/



2 (左右対称ぶった斬り!なイメージで。
IMG_7249
/(2,4)/(1,-4)/(0,3)/



3 (ちょっと右肩が重いなぁ‥‥‥‥なイメージで。
IMG_7250
/(4,0)/(1,0)/(-3,4)/(1,2)/(0,3)/



4 (左右対称ktkr! なイメージで。
IMG_7251

/(2,2)/(0,-1)/(3,3)/






※「イメージ」はあくまで「イメージ」です。あまり参考になりませんがご了承ください。




立方体に直すやり方は以上です。
スクエア1を解けるようにするには、まずこの5つの手順をしっかり覚えないといけないのが辛いところかもしれませんね。
けれども、5つのうち似通った部分もあるはずなので、きっと覚えられますよ!

(チラ裏な話ですが、この5パターンを立方体にする途中に出てくる上下面の形をよぉーく覚えておくと後々高速化するときに役に立つかも・・・・・・なんてね)


おしまい。



⑦へ

⑤.5 縦回転の回し方について

※注意 今回の記事は、スクエア1にあまり触れていない方にはよくわかんない内容かもしれません。お許しください。






ちょっと余談ですが

回転記号「/」で表される縦回転の仕方には、大まかに二種類あって


・一方方向だけに回し続けるもの
参考 と
・相互に回転させるもの 
参考


があります。

便宜上、前者を「単回転」、後者を「相互回転」を呼ぶことにします。



このブログの筆者は基本的に単回転を使っています。だからといって特に単回転にこだわりがあるわけでもなく、ただ単回転に慣れすぎているという理由で相互回転は使わない、というような感じです。(本当は「使えない」が正しいもかもしれないけれどw)


※ちょとこれからまとまりのないことを話しますね※

単回転を使っても、ある程度まで速く解くことができるようになるのは僕自身で実証済みですが、現在のスクエア1の世界記録保持者の動画を見ると、主に相互回転を使っているようです。

厳密に言うならば、その世界記録保持者の動画を見る限り、簡単な手順ややうまく回転できなかった時の立て直しの時は単回転を使うこともありますが、ひとまとまりの手順を回す際はほぼ相互回転のみを使って余計な動きをなくすようにつとめているようです。 よく彼の動画を見てみたところ、「相互回転のみ」ということは滅多になく、回しやすさを考えた上で単回転と相互回転を組み合わせて使っていました

↓参考動画です

筆者の動画(単回転)

WR holderの動画(相互回転)







ここからはみなさんの選択になりますが、本当に記録を伸ばしたいと思うなら相互回転を基本として回し方を学んでいった方がいいようです(現状では。)

また、単回転と相互回転のどちらのを主にするかで、スクエア1の削り方・削れ方、そして指の使い方が違ってきます。単回転に適したスクエア1(とその指使い)はもしかしたら相互回転では回しにくかもしれないし、その逆もしかりです。


なんでこんな注意書きみたいなことを書くかというと、僕自身が単回転を使ってきて、今になって相互回転を取り入れようとしてもうまく回せないという現状があるからです。
おそらくその理由は、長年単回転を基本としてきたため、その回し方に特化した指使いやパズルの削り方・調整の仕方が体に染み付いてしまっているからだと思います。

こんなことを書いてしまうと、まるで「一度習得してしまったものは修正不可能なのか!?」みたいなことを思う人がいると思いますが、もしかしたらこれは僕だけに特有のもので、要は僕に柔軟性がかけてるだけなのかもしれないことも十分(というかおそらくこれが正解でしょう)ありえます。

そんなに悩むことかもないかもしれませんが、一応スクエア1をこれから始める人・はじめて間もない人には知っておいてほしいことだなぁと思ってくだくだと書いてみました。


※まとまりのない話終了※



というわけでこれから先の解説では基本的に単回転を用いて動画を取ることになります。

「相互回転を使った動画を撮って!」と言われても不恰好な回し方になるだけなのでそんなことは言わないでくださいね(笑)
でもたまには相互回転を使うかもしれないなぁ。



 以上、余談でした~




⑥へ

⑤回転記号と回し方

④回転記号の読み方では横回転の回転記号のしくみをわかってもらえたと思います。

今度は縦回転も含めて 回転記号を読めるようにしましょう。


いきなりですが、スクランブル動画をごらんください。

スクランブル↓
(1,2)/ (-3,3)/ (3,0)/ (2,0)/ (-5,1)/ (6,0)/ (5,2) /(4,0) /(-4,0)/ (-4,0)/ (0,4) /(0,4)/ (-2,5)/ (0,3)/ (6,0)/ (-5,2)/ (3,0)/




動画の最後で、上面と下面が
dd
このようになっているのが確認できるでしょうか?
つまり、スクランブル成功ですね!




動画を見てもらえばわかると思いますが、「/」の部分で縦回転をしています。

縦回転に関してはこれだけです。ちょっと簡単すぎますか(笑)
  



以上を ま と め る と




・(x,y)で 横回転
・ / で縦回転


これだけです。どうでしょうか、わかりましたか?
もちろんこの回転記号になれるのには時間がかかるかもしれませんが、単純なのでぜひマスターしてみてください!
それでは次からは、本格的に解法を覚えていくことになります。



おしまい。


⑤.5へ(急いでる人はそのままへ行ってもいいですよ。)


※やる気のある人向け※

おれは自力で解法をおぼえるぜっ

っていう人はここを見てくださいな。



ぼくもほとんどここを頼りにしました。

④回転記号の読み方

どう説明したらよいかわからないので、ぶっきらぼうに書いていきます。

なんとか読み取ってください( ・`ω・´)




(1,0)            上面を時計回りに30°回す
(2,0)             上面を時計回りに60°回す
(3,0)          〃      90°





(-4,0)             上面を時計回りに120°回す
(-5,0)             上面を時計回りに150°回す
(-6,0)           〃      180回す
  

(0,-2)             下面を時計回りに60°回す
(0,5)             下面を時計回りに150°回す


(3,2)          上面を時計回りに90°、下面を時計回りに60°回す
(-4,1)          上面を時計回りに120、下面を時計回りに30°回す




(参考)
BlogPaintBlogPaint






<解説>       


        (x,y)     ←(「上面の回転角度」,「下面の回転角度」)


()内の「1」が、「30°」の角度に対応することになっています。

また、数字のにしたがって、それぞれ回転の方向が時計回り反時計回りになります。




ちなみに、「時計回り」とか「反時計回り」というのは

上面なら   上面を正面から見た場合、

下面なら   下面を正面から見た場合、のことです。間違えないようにしてくださいね。



前にも書きましたが
gesryhreujh

大きいパーツは60°
小さいパーツは30°   となっているのを留意しておいてください。





うまく説明できないので動画を見てわかってくれると嬉しいです。





おしまい。


⑤へ


③完成までのアウトライン

まずはじめに、スクエア1の解法のアウトラインを示したいと思います。

 

写真多めで説明していきますね。




まず始めに、パーツの名称をきちっとしておきましょう。

IMG_7052


写真のように、スクエア1には2種類のパーツがありますが

左の大きい方を「コーナーパーツ」
右の小さい方を「エッジパーツ」

と呼ぶことにします。

※コーナーパーツは「コーナー」、エッジパーツは「エッジ」と略すことが多いです。

実際にはコーナーもエッジも関係なく動いていくんですけどね。便宜上のためです。









これがスクランブルしてある状態です。
IMG_7222

 裏はこんなふうになってます。
IMG_7224





それでは解法スタート!


① まず始めに立方体に戻します。
IMG_7225

裏はこうなってます。
IMG_7226








② 次に上下の面の、コーナーの色を合わせます。

こんなふうに。
IMG_7227



上面がそろえば下面もそろいます。
IMG_7228








③ ②に引き続き、上下面のエッジの色を合わせます。

IMG_7229

裏。
IMG_7230


つぎは パーツの「位置」を合わせていきますね~







④ コーナーの位置を合わせます。
IMG_7231

IMG_7232

きちんとコーナーの側面の色がそろってますよね。







⑤エッジの位置を合わせる。
IMG_7233

おっ、もうあとはわかりそうだ。







⑥ 残りをなんとなくそろえる。
IMG_7234



完成!!





一応こんなかんじでしょうか。
時たま、⑤の操作が終わった時点で

中段がおかしくなってる状態↓
IMG_7235
になることもありますが、ある操作をすればすぐに

IMG_7236
完成状態になります。(写真がぼけててすみません)



最後に全体の流れをもう一度。
IMG_7222
IMG_7225
IMG_7227
IMG_7229
IMG_7231
IMG_7233
IMG_7234

アウトラインでした。
おしまい。




④へ
 

②パズルの紹介 part2

では早速スクエア1の解き方を・・・・


と言う前に、ぜひというか、なんというか、スクエア1の持ち方についてちょっと話してみようかな。






基本的に左手でパズル本体(中段の部分)を支えることになるんですが、そのときに

画像1
IMG_7053

上の写真のように
親指が中段の小さいパーツの側を持つようにつかんでもらいたいです。
パズルのうしろ側は中指(ときどき薬指)でつかんでいます。



そうではなくて


画像2
IMG_7055

親指で大きいパーツ側を持つことも出来ますが、これでは「標準でない持ち方」になってしまいます。

というのも、ほとんどのスクエア1を解く人が(画像1)のような持ち方をしてるからです。

スクエア1の標準的な解き方も(画像1)のように持つことを基本としていますしね。

これから始めるなら、(画像1)のような持ち方をするのがおすすめです。

とはいっても、べつに下の写真の持ち方を否定したりするつもりはないので、どうしてもっていう人は下のように持ってもいいんじゃないかな・・・


一応、基本的な持ち方の例を上げておきます。









ここまで持ち方について書きましたが、「自分はこういう持ち方がいい!」っていう人は独自に持ち方を持っていても問題ないと思います。



おしまい。


③へ
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