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【プロ野球】

日本ハムはダル CSは過去5戦5勝

2011年10月29日 紙面から

 CS不敗男が満を持して出陣する。日本ハムは29日の西武との第1戦にエースダルビッシュを投入。プロ入り以来CS(2006年はプレーオフ)で5戦5勝と絶対の勝負強さを誇る大黒柱で、先手を狙う。

 3試合制の短期決戦で、これほど頼りになる男はいない。弱冠20歳だった06年、プレーオフ第2ステージのソフトバンク戦で1失点完投勝利を飾ったのを皮切りに、登板5試合に全勝。そのうち4試合で完投勝利(1完封)をマークしている。その間、42イニング2/3を投げて自責点はわずか4。防御率0・84と、ここ一番の試合では難攻不落と言っていい安定感を見せつけてきた。

 早くから第1戦にダルビッシュを起用することを広言してきた梨田監督も「2勝すればいいわけだから、初戦が大事。キーマンはダルビッシュ」と言い切るほど、全幅の信頼を寄せている。

 燃える要素はほかにもある。同い年のライバル涌井との投げ合いだ。今季は開幕戦で両雄が激突し、ダルビッシュはプロ入りワーストの7イニング7失点。8イニング3失点の涌井に投げ負けた。プロでの対戦は6度で、2勝2敗とまったくの五分。自身も「涌井は特別」と話す相手に2度続けて負けるわけにはいかない。

 登板前日のこの日はキャッチボール、ランニングなど軽めの調整。「普通に自分のピッチングをするだけです」と不敵に言い残して札幌ドームを後にしたダルビッシュ。不敗神話の継続が、2位からの日本一への第一歩になる。 (臼杵秀之)

 

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