キャッツ　８０００公演達成

　横浜市のキヤノンキャッツシアターで上演中の劇団四季のミュージカル「キャッツ」が２８日、日本での通算公演数８０００回を達成した。

　１９８３年１１月１１日に東京・西新宿で初演。以後、大阪、名古屋、福岡など、９都市延べ１７公演地でロングラン公演をしてきた。「キャッツ」は国内上演ミュージカルの公演数の最高記録を更新し続けており、日本に欧米型無期限ロングラン公演を定着させた記念碑的作品だ。これまでに約８０５万人が個性的なネコたちの“人生賛歌”を楽しんできた。

　この日は、通常のカーテンコールの後に特別カーテンコールを実施。つっぱりネコの「ラム・ラム・タガー」役の田邊真也が感謝の言葉を述べ、「これからも『キャッツ』は、お客さまとともに走り続けます」と宣言。ネコたちが「８０００」のオブジェを取り囲んでポーズを決めると満員の客席から大きな拍手が起こった。