十分使えるAndroidタブレット、Archos 70

今日は半日、Archos70を色々触ってみました。
全体的な操作感は、デモ動画を再生したものをみてもらえればわかるかな、ということで、Youtubeにアップしました。
Galaxy Tabと遜色なく、スコスコ動きます。

 
弱点は以下の3点です。

・Android Marketに対応していない
Google社からの認証が得られていないらしく、これは非常に痛い。
独自のマーケットは提供されているけど、アプリの種類、数ではAndroid Marketが圧倒しているので、利用価値は低い。
特に、Android Marketは、Googleが開発した公式アプリを提供しているという、大きな違いがある。
ただ、裏技を使えばAndroid Marketも使えるようになるので、自己責任で対応は可能。

また、Archos70はAndroidの最新バージョン、2.2に対応しており、Flash10.1が動作可能なんですが、なんと、Flash10.1は、独自Marketからではダウンロードできない。
Archos社のサイトによると、Adobe社から認証を受けるまではFlashを提供できないと。
結局、裏技を使ってAndroid Marketからインストールしましたけど、GoogleやAdobe社にはなんとかしてほしいですね。

・GPSがない
ナビの機能や位置ゲーがつかえない。
ただ、ナビはGalaxy Sで使えるので問題ないし、ゲームはあまりやらないので個人的にはこの弱点は許容範囲内です。

・バイブレーション機能がない
電話としては使わないので、マナーモードとかは必要ないので、これも許容範囲かな。
これがないと迫力に掛けるゲームもあるので、ゲーム好きの人にはマイナス点が大きいですね。
 
 
こういった弱点はあるものの、思っていたよりもいい印象です。
動きはサクサクだし、Galaxy Tabより薄くて軽く、持ち歩くには非常にいい。

なによりも、価格の安さがいい。
Galaxy Tabは7万円弱に対して、Archos70はその半分以下、2万円台で買えてしまいます。
3点の弱点を差し引いても、十分価値はあると思います。
Kindle等の電子書籍の専用端末は1万円台で買えますが、汎用性のことを考えれば私はだんぜんこっちですね。

ただ、やはりAndroid Marketが使えないと、この価値(汎用性)を最大限に利用できないと思うので、購入する人はその点を考慮に入れて判断したほうがいいと思います。

フランス製のAndoroidタブレット、Archosが届きました!

昨日、無事に通関が済んだようで、本日、自宅に届きました。


 
 
手に持った感触は、Galaxy Tabよりも薄くて軽いです。
GPSと3Gが付いていないことによるんだと思います。
大きさは、Galaxyより横が長く、縦が短い。


 
 
これはすごく便利。
背面に小さなスタンドが付いてて、それを引っ張り出せばこうなる。
他社もこれはぜひ真似をしてほしいです。


 
 
電源は、各国向けのアダプタがいくつか付いてましたが、日本用のが一番小さくて、違和感がありません。

 
電源を入れると、セットアップのための質問事項が色々出てきて、それに答えればセットアップ完了。
操作感は明日にでも詳細を書きますが、サラッと操作した感触ではなかなかいい。
ユーザーインターフェイスもメーカー独自のものではなく、Androidの基本のインターフェイスなので、個人的には好感が持てる。

こんなところがパソコンよりもタブレット端末の方が使いやすい、ということを実感!

先月、11月15日にフランス製のAndroid Tablet端末を注文してすでに2週間が経過、在庫切れだったので時間がかかったけど、12月1日にようやくニューヨークのMASPETHから出荷されたもよう。

UPSのトラッキング情報を追えるようになっていて、状況を逐一把握できます。

便利な世の中になりましたね。

で、昨日、Galaxy Tabでそのトラッキング情報を見たときと比べ、先ほどPCで見たときになんとなく違和感というか、微妙な不便さ感じたんですね。

それは何かというと、下図がパソコン画面での見え方。
19インチサイズのディスプレイで”1280×1024″というサイズで表示させています。


 
 
ほんでもって、こっちがGalaxy Tabでの見え方。
ブラウザに表示されてから、マルチタッチでササッと見やすいサイズに変えた状態です。
7インチのディスプレイで、解像度は”720×480”なので、PCに比べると文字は小さいのですが・・・・

ご覧いただいてわかるように、パソコン画面では全情報を表示できないのですが、Galaxy Tabだと表示したい範囲を画面サイズに簡単にあわせることができるので、全体の視認性は非常にいい。
あまり大量の情報だと、文字が小さくなって見えにくくなってしまいますが、この程度の情報ならまったく問題ありません。
 
 
というわけで、トラッキング情報を眺めていると・・・・・・なんと!?

本日12時29分、成田での通関処理にて、”CLEARING AGENCY SYSTEM”を通らなかったと・・・・

必要書類に不備でもあったのか?

すんなり手続きが済めば明日には自宅に届いただろうに・・・・・

残念!!

いつの間にかクリスマスイルミネーションの綺麗な季節になってしまいました

気がつくともう師走。

あっという間に今年も終わろうとしています。

都心の繁華街は既にクリスマスムードに包まれ始めています。

今日は25年来の付き合いの友人と銀座で食事をしてきました。

彼は10月に雇われ社長から自力でオーナー社長に転身し、銀座にオフィスを構えました。

私が会社の登記を完了したのが9月なので、まぁ時期としてはほぼ同時期のスタートということになりますね。

彼とは昔から、

「こんなアイデア、面白いんじゃない?」

といったアイデア話を会う度にしていて、でも、

「結局、なにも実現しないままきちゃってるね~」

という話でいつも終わってしまう。

お互い、もういい年なんだから、なんとかしたいですね。

1年間という時間はどの人にも平等に与えられていますが、仕事ができる残り時間の視点でみれば55歳の1年間と20歳の1年間では長さが違います。

仮に、現役で働けるのが65歳までとすると、20歳にとっての1年間は与えられてる時間の45分の一ですが、55歳にとっては10分の一。

1年間の密度を濃く過ごさないとどんどん時間は過ぎていきます。

逆に、密度を濃くすることができれば、若いときに1年間かけてできたことの何倍もの仕事をすることだってできるはずです。

と、無理やり前向きな考えに落ちつかせてしまいましたが、その気持ちで来年もがんばろう。

そんな話も含め、お互いに遠慮なく意見をぶつけあえる友人がいるのは本当にありがたいことです。
 
 

Galaxy TabでジャストシステムのAtokを使ってみた

日本の漢字変換アプリの雄、ジャストシステムが、Androidスマートフォン向けの日本語入力システム「ATOK for Android [Trial]」を無料で試せるキャンペーンを実施している(期間は2010年11月26日から2011年2月28日まで)ということで、さっそくダウンロードしてインストールしてみました。

最初、Android Marketで検索しても出てこない。
調べてみると、Docomoと回線契約をしていないと検索に引っかからないらしい。
私のGalaxy Tabは海外から輸入したSIMフリー版なので、回線契約もしていないので出てこないわけだ。
でもそこは自由なAndroidの世界、裏技を使えばOKでした!

一通り操作してみましたが、さすがです。
だてに20年以上、日本語変換を手がけてるわけではないですね。
Atokが今後のスマートフォンの日本語標準入力ソフトになるのは間違いない。

入力方法は、フリック入力の他に、「ジェスチャー入力」という独自の方式も提供されていて、これがなかなか良い。


上の絵でいうと、「た」という文字をタッチすると、タ行の文字が表示されて、選択したい文字へと指をスライドさせてから離すと文字が選択される。

この操作自体はフリック入力と同じですが、文字表示の下の扇状のエリアで濁点や「ぱぴぷぺぽ」、小文字化などを選択できるようになっているのが独自の工夫です。

「だ」を入力したい場合、通常は「た」と「”」の2タッチ入力が必要ですが、このジェスチャー入力だと、1スライドですみます。

「た」をタッチすると扇状のエリアに「”」が表示されるので、そのままそこへスライドさせると「だ」になります。

「で」の場合は、タ行の「た」⇒扇状⇒「て」のスライドで「で」になります。

こう書くと複雑な操作のようですが、実際の操作感は、非常に快適です。
慣れればものすごく早いキー入力が可能だと思います。
 
 

上記左側のように、文字を入力していけば、そのままどんどん文章変換されて、変換文字選択エリアに表示されます。
そのエリアから対象を選択すれば変換確定ですし、「変換」をタップすれば、上記右側の状態になります。

他の日本語変換ではこの文章化能力があまり高くないですが、それはしょうがないですね。
Atokとは蓄積しているものが違いますから。 
 
 
日本語、英字、数字アイコンをタップすると、入力文字が下記のように切り替わります 

 
 
入力パネルをタップすると、入力方式がキーボード配列、記号等、下記のように切り替わります 

 
 
入力パネルアイコンを長押しすると、下記左側のように、絵文字、顔文字、定型文等の入力選択アイコンが表示されます。

顔文字を選択すると右側の状態。

Docomoの絵文字入力もできるとのことですが、このバージョンでは絵文字アイコンを選択できる状態にはなっていませんでした。
 

 
 
Atokは、ジェスチャー入力の他、フリック入力を使うことも可能です。
で、フリック入力比較。
左がAtok、右がSimeji。
Atokのほうがかわいげがありますが、実用面でも軍配はAtok。

Simejiでは、タッチした「あかさたな・・・・」の文字に重なるようにして、選択文字が表示されますが、これ、実際の操作だと、自分の指が邪魔をして、「ち」、「て」、「と」が見づらいんですね。
特に「と」はほどんど見えない。

一方、Atokでは選択文字列が少し離れたところに表示されているので、文字は全部見える。

なるほど、と思ったのは、表示されている円状の箇所までスライドさせる必要はなく、最初にタッチした「た」の位置のまま、そこで指をスライドさせれば、上部の円状の「ち」、「て」、「と」が選択状態になる、という点。

これを思いつくのがジャストシステムらしい。

確かに、「タッチする場所」と「選択する場所」は、物理的に一致している必要はないんだけど、「タッチ」という概念に縛られているとなかなかその両者を切り離して考える、という発想は出てこないと思うんですよね。

とにかく、操作仕様に関して徹底的に練り込まれていることが想像できる仕上がりになっていると思います。

スマートフォンやタブレット端末向けにすごく良くできたIMEだと思います!

Galaxy TabでOfficeを試してみました。本日はWord。

スプレッドシートもワープロもプレゼンテーションも入り口は同じこのホームウィンドウ


 
 
ここで文書を選択して新規作成。ここまではスプレッドシートと同じ。


 
 
 
ワードとスプレッドシートでは操作メニューもほぼ同じです。


 
 

せいぜい違うのは、文字列操作に関するメニューくらいでしょうか。
機能的な面で言うと、ワープロと言えるほどの機能ではないように思えます。
Windowsのアプリで言うと、せいぜいメモ帳程度の機能じゃないかなぁ。
レイアウト編集や箇条書き機能等は欲しいところですが、たぶんいずれバージョンアップして対応してくるだろうと期待してます。

印刷機能が無いのも痛い。
Android用の無線対応印刷ドライバは既に国内のソフトメーカーが開発済みなんだけど、こういったOffice系アプリへの実装はまだ少ないのかな? 探してみるけど・・・・

あと、IMEですが、私がインストールしたIMEは『Shimeji』という製品です。
使いやすいですが、漢字変換機能(というか、文書変換機能)は非常に弱いですね。
フリック入力を使えば、文字の入力自体は普通のキーボード入力と遜色ないスピードで入力できますが、いかんせん、文書変換が弱いので、細切れで漢字変換しないといけない。

『Shimeji』以外にもいくつかIMEがAndroidマーケットから入手できるので試してみようかな。

ジャストシステムのAtokも、ちょうど今無料キャンペーン中とのことなので、入手して使ってみようと思います。これはきっと優れものだと思うので期待しちゃおう!
 

 
 

Galaxy TabでOfficeを試してみました。まずはExcelから。

私がAndroid Tabletに期待している機能は、音楽や動画、ゲーム等のプレーヤー、電子書籍リーダー、それと、仕事の道具、です。

実はその3番目に対する期待が一番大きい。

プレーヤーとリーダーは問題ないことは間違いないですが、仕事ではどうなんだろ?
どこまで使えるんだろう?

メールやスケジューラ等は使えて当たり前として、それ以外、office系、あるいは、業務処理系でどこまで使用に耐えうるか?

何しろ、この軽さと小ささです。

仕事をするのに、これ1台で事足りてしまうとしたら、こんないいことはないです。

というわけで、本日はまずはExcel互換ソフトのレビューです。

使用するのは、Galaxy Tabに標準搭載されている『Think Free Office』というofficeソフトです。
 
 
 
 
起動時のホーム画面。

マイ文書のタブから新規文書を作成したり、作成済みのファイルを呼び出したりします。 

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Galaxy Tabで電子書籍リーダー、『StarBooks』

本日は『StarBooks』。

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Galaxy Tabで電子書籍リーダー、『Aldiko』

今日は、『Aldiko』というリーダーです。

画面の動きとかはやっぱり動画でないと説明できないので、撮りました。


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Galaxy Tabで電子書籍リーダー、『eBook』

これは海外版のGalaxy Tabに標準でインストールされていたリーダーです。

全体的な動作については先日の動画で紹介しましたので、今日はもうちょっと細かい機能についてざっと紹介します。

各リーダーによって、コンテンツ表示の設定内容に差があるようです。
概ね、設定できる内容には以下の種類があります。
・文字のサイズ
・文字フォント
・マージン等のレイアウト
・背景色(ネガ/ポジの設定含めて)
・昼/夜表示色の設定
・頁めくりの方向
・頁めくりのスピード
・画面の明るさ
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