1000円未満の出費でパソコンの処理速度を上げる方法??

今日、amazonから荷物が届きました。

でも、本ではない。

早いね。昨日注文したのが今日には届く。

amazonの箱なんだけど・・・・

中身はこんなもの

パソコンのレベルアップを図ってて気が付きました。

そうだ、ネットワークも早くできるんでないかい?

調べてみると、仕事で使っているハブ(ネットワークケーブルの分岐接続器)もケーブルもちょっと古い規格だと判明。

これを最新のものに変えればネットワーク環境はさらに快適に!!

 
 
最近、ようやく自宅にパソコンが導入された、という人なら問題ないでしょうけど、5年以上くらい前にパソコンを自宅に購入した人はこんな↓感じでパソコン利用環境のレベルアップを図ってる人が多いのでは?

当初、YahooのADSLあたりで、Windows XPのパソコンを使い始める
  ↓
その後、光回線が普及し始めたので、フレッツ光を入れた。お~速い!と実感する。
  ↓
やがてWindowsXP搭載のパソコンも陳腐化し、なんだか遅く感じるようなった。
  ↓
思い切ってWindows7搭載の新しいパソコンを買った。お~軽くて速くてなんて快適なんだ!

でもこの中で忘れられているのが、ネットワークケーブル。

最初のXP導入のときからケーブルが変わってないとしたら、それは光回線の恩恵を十分に受けていないかもしれないというと。

ネットワークケーブルには規格があって、上の画像は比較的新しい規格、CAT(カテゴリー)6、というタイプ。

このCAT.6というケーブルなら、ギガビットの速度の通信に対応してるけど、CAT.5なら100Mビットの通信速度にしか対応していないので、せっかくの光回線の速度を十分に生かしきれていない可能性大。

ケーブルは5mのものでも800円程度、amazonで注文すれば翌日には届くので、興味のある方はちょっと試してみてはいかがでしょうか?

最新のパーツ類で自宅の古いパソコンを大変身させよう!

先日、パソコンパーツを買ってきた話を書きましたが、昨日、組み立てました。

購入品は下記のとおり。(1台分)
・マザーボード(GIGABYTE製) 6,780円
・CPU Intel CORE i5   16,470円
・メモリ UMAX DDR3 1333 8GB  7,180円
・SSD(従来のハードディスクと違った機構の外部記憶装置) 19,940円

締めて50,370円也。

これは仕事で相当な処理速度を要求されることに応えるためのスペックなので、普通、自宅でネット閲覧や趣味関係に使うだけならもっと安く済みます。

CPUはi5でなくても、i3でも十分速い。それなら12,000円くらいで済みます。

メモリは2GBもあれば十分なので、せいぜい2,000円程度。

外部記憶装置は、500GBのハードディスで3,500円くらい。

それだと、わずか2万4千円程度で自宅パソコンを最新パソコンのものに変身させることができます。

実際のパソコン組み立てでは、上記パーツ以外に、筐体(ケースですね)とDVDドライブが必要ですが、それはそれまで使っていたパソコンのものを再利用すればいいです。

ケース(電源+ファン)やDVDはそんなに壊れたりするものではないので、わざわざ新品を買う必要はないでしょう。

で、以下、組み立ての様子です。

まずは古いパソコンのパーツを外すことから。ケースはたいてい、背面にネジで止まっているだけで、それをはずせばサイドパネルをパカっとあけることができます。

取り外すのはマザーボードとハードディスクだけです。マザーボードには色んなパーツのケーブルが繋がっていて、まずはそれらを引っこ抜く。別に難しいことはありません。ただ引っこ抜くだけ。

 

ほとんどのケーブルは小さなコネクタなんですが、主電源のケーブルだけは太い。こいつはただ引っこ抜こうとしても抜けない。矢印のポッチの部分を押さえながら抜かないとダメ

ケーブルを全部引っこ抜いたら、マザーマザーボードを固定してるネジ(5~6個)を外してボードを引っ張り出す、それで新しいマザーを入れるスペースができます。ハードディスクは古いのを外しておく。大抵、写真のような場所にネジで固定されています

 

じゃ~ん!!これが新しいマザーボード。やっぱりこういうのは新しいほうがいい!

これはマザーボード上に配置されている、CPUソケット。

 

押さえのプレートに付いているレバーをスライドさせるとオープン!

黄色い保護カバーを外すと、CPUが鎮座するソケット本体が現れる。この部分に触ってはいけない。ご神体なので、汚らわしい指で触ると後々祟りがある。

 

そして、ご神体へのお供え物として、1万6千円のCPUを捧げる。置くときはあくまでもそ~っと。置く向きは間違わないよう突起があるので大丈夫。

CPUを置いたら押さえのプレートを元に戻して取り付け完了、あとはCPUファンを取り付ける。画像のなんだか凄そうなものをCPUの上に置き、4隅を押さえて止める。電源ファンのケーブルをマザーボード上にあるコネクタに取り付ける。

あとはマザーボードをネジでケースに固定する。矢印のような穴かいくつもあいているので、適当に。

次は、ケーブル類を付けていこう。まずは電源ケーブル。差し込むだけだけど、無理して押さえてマザーボードに曲げ圧力が強くかかり過ぎないよう気をつけよう

 
 
 

これは本体ファンケーブル。これを忘れるとファンが回らないのでご注意を。


 

これはUSBソケットに繋がるケーブルです。フロントパネル用と背面用の2口があります

 
 
 

これがメモリ。8GBも搭載しようってんだからすごい。

メモリは、ソケットに差し込むんだけど、押さえの白い部分、これを横に少し倒さないと差し込めない

そのあと、メモリ本体を上からソケットに対して平行になるように差し込んでいき、ぐっと押し込むと、広げていた押さえの部分がカチッと元に戻る


 

あとはディスク類を接続していきます。接続のコネクタ形状にはSATAとIDEという2タイプがあるので注意が必要。古いほうがIDE。上の画像はSATA

こっちはマザーボード側のコネクタ。全部で6種類、色んな装置を繋げられる。


 

そして、今回の組み立て部品の目玉はSSD!。上が従来のハードディスク、下がSSD。ハードディスクは機械式だけど、SSDはメモリと同じで機械的な機構がなく、データを記憶する。なので、非常に速い。

SSDはDVDと同様、SATAで接続して、ケースに取り付けて終わり!でいよいよ最後はスイッチ電源類。これが意外と面倒です。画像矢印のごく小さな部分に、接続する電源の種類が書き込んであって、老眼には非常につらい!

電源スイッチの各コネクタに、ケースから出ているこの小さなコネクタを取り付けていきます。取り付け終われば電源が入り、ファンが回っているかをチェック!

 
 
 

これで取り付け完了!あとはヤフオクで購入した中国からの輸入品と思われるWindows7 Ultimateをインストールしてみよう・・・・

無事、電源も入り、インストールプログラムも立ち上がり、問題なくインストールできました。(英語版だけど)


 
 
このあと、32bit版のWindowsは問題なくインストールできたのですが、64bit版をインストールしようとすると、なんと読み込みエラーになってしまう!

8GBものメモリを認識させるためには、32bit版ではなく、64bit版でないとダメなんですね。

それなのに・・・・

出品者には一応、メールで連絡をしてみました。

果たしてちゃんとした回答が来るのでしょうか?

顧客と直接繋がっていても、直接声を聞けないことの不安

なんと!

今日はもう日曜日なんですね。

昨日は何をやってたんだろう?

パソコンを組み立てるつもりが、結局色々仕事が立て込んで、気がついたら今朝6時だった。

今日は午後、パソコンを組み立てに事務所に行き、とりあえずインストールできる状態にはなりましたが、中国かららしき輸入品のWindows7に問題が・・・・

パソコン組み立ての様子は明日にでも・・・・
 
 
 
書籍スキャンサービスのサイトをスタートして、少ないながらも注文が入り初め、納品も済ませてきていますが、今までに味わったことのない不安感を味わっています。

それは、顧客の反応を直接見ることができない、ということに対する不安です。

以前の会社での仕事は直接、エンドユーザーの要望をを聞きながらシステムを作り上げ、納品後も、自分達が納めたシステムに対して都度、それを使っているユーザーから評価をいただける仕事でした。

ところが、今やっている仕事は、注文を受けるにしても、納品をするにしても、イレギュラーな事態がなければ、基本は連絡メール、確認メールを一方的に送るだけで、その場での顧客の反応を知ることができません。

名刺交換をしてお互いの事を知った上で取引をするわけでなく、偶然、当社のサイトを見つけていただいた方が、たまたま利用していただくに過ぎません。

なので、ひとつひとつの取引での繋がりが薄いのはしょうがないことなんでしょう。

でも、実際にそういう仕事をしてみると、他者からの評価というものがこれほど大事なのか、と、改めて思い知りました。

他者からの評価があるからこそ、改善点も見つかるし、評価の声をいただければモチベーションも上がるし、それがあるからこそ、仕事のやりがいもあります。

いくら自分で「これは顧客に喜ばれるかもしれない!」と思っていても、そんなものは単なる自己満足にすぎません。

自分の仕事の出来が良いか悪いかを評価できるのは、顧客しかいません。

そして、こういった一般コンシューマー向けの商売では、悪い評価を下した顧客は、わざわざそのことを直接こちらに知らせてくれるような親切なことはしてくれません。

たとえご利用アンケートを実施したとしても、それにわざわざ書き込んでくれるような親切なことはしてくれません

ただ単に、次回から利用しない、ということだけ。(それだけでなく、ネットで上で評価を公開されることも多いでしょう)

そう考えると、本当に実の引き締まる思いがします。

 
そんな中、今日は一通、嬉しいメールをいただきました。

品質に概ね満足をいただいたことと、サービス内容の中での不備に対するご指摘のメールでした。

不思議なことに、お褒めの言葉よりも、問題点を指摘していただけている文面の方に、より嬉しさを感じてしまいました。

既に取り組み中の課題もありましたが、こちらがまったく気が付いていない点に対するご指摘があり、

それには、「あ、そうかぁ・・・!」と、すごくいいアドバイスをいただいた気持ちになりました。

どんな仕事でも、顧客に喜んでもらえない仕事は、決して長続きはしません。

それを肝に銘じて、よりよいサービス提供のため、工夫をこらしていきたいと思っています。

ビギナーズラックをご祝儀に終わらせず、実力に変えていかねば・・・・・

昨夜は明け方まで仕事をしてしまいました。

56歳の肉体には堪えるなぁ・・・・

新規事業を本格スタートしてから3週間ほど経過しましたが、実は先週末、いきなりポンポンと注文が舞い込みました。

書籍を電子化するサービスなんですが、30冊、50冊、80冊、という感じで突然に。

開設したばかりのサービスに注文を出していただき、まことにありがたく、この場を借りて感謝申し上げます。

ありがとうございます! <(_ _)>

さっそく3人のパートさん達にも声を掛けて仕事をスタートしましたが、まぁ、それはそれはなかなか大変です。

非常に手間のかかる仕事なので、注文の処理についてはシステム化をして負荷を減らすようにしていますが、それとてまだまだ不十分。

製造工程(といっていいんでしょうか)はということ、こちらは一部の処理を自動化できている段階で、ほとんどが手作業なので、すごく手間がかかります。

おそらく、多くの同業者のスキャン作業は、スキャナーからpdfファイルに直接出力しているおわり!でしょうから、その部分はあまり手間ではないでしょうが、当社はいったんjpeg形式の画像ファイルとして出力し、それを適宜に加工して(この作業でサイズ軽減と画質維持の両立を図っています)、その後、pdfファイルに仕上げています。

また、ご丁寧に(自分でいうのもなんですが)、仕上がったpdfファイルは全件、目視で全ページのチェックを行っており、そこで大きな問題がみつかったページは、jpegファイルを画像編集ソフトで補正して、pdfファイルを再作成したりしています。

今のままなら、絶対に採算は取れません。

採算のことを考えるなら、ただスキャンして、送り返せばいいだけです。

でも、やはり電子書籍リーダーで読むためには、なるべく小さなサイズで、そして当然なるべく綺麗な画質にする必要があります。

これは私が利用していて思うことですから、書籍スキャンサービスを利用するユーザーの方達も皆さん当然そう思っているはずです。

そういったユーザーの要望を満たすサービスを提供するのが事業者の使命のはずです。

ですので、他社ではやっていないであろうような工程を増やしてでも、なんとか品質向上にはこだわりたい。

この作業自体、それは私自身がやることではなく、パートさん達にいずれは全部任せてしまう作業なのですが、それ故に、今、この段階で、品質と効率の両方に満足できる仕組みを作りあげておく必要があります。

今週、処理させていただいた注文から色々やらなければならない課題もみつかりました。

ビギナーズラックなのかどうか、先週末にバタバタと舞い込んだ注文は、その後パタッとなくなりました。

そのこともラッキーだな、と思っています。

今日と明日で先週末の注文の処理が終わり、その後の作業予定がありませんので、その間、作業合理化と品質向上のための仕組みづくりに取り組む時間ができます。

そうやって、高品質、高サービスをリーズナブルに提供できる体制を整えることができれば、きっとその実力を顧客に認めていただけると思います。

へっへっへ、お客さん、ええブラウザ、ありまっせ~・・・・

最近、週に1回くらい、借りているレンタルサーバーのWEBサーバーサービスが停止してしまう。

困ったもんだ。

格安の共有サーバーではなく、VPSといって、仮想専用端末のサービスを利用してるんだけど、こうしょっちゅう停まったのでは何のために高めのサービスを利用しているのかわからない。

利用しているのは”お名前ドットコム”というレンタルサーバーサービスですが、ネットの評判はあまり宜しくないようです。

 
さて、昨日はOSの話だったので、本日はブラウザの話を。

Windowsパソコンを利用している人は、購入すればブラウザとしてIE(インターネットエクスプローラー)が付属しているので、ほとんどの人は意識せずにブラウザとしてIEを”選択”していると思います。

元々、ブラウザはWindowsに付属しているものではありませんでした。

世界最初のブラウザは、Mosaicというブラウザで(なつかしい!)、1991年に世に出ました。

そのあとはNetscapeとか(これがFirefoxへと繋がる)、Operaとか出てきて、マイクロソフトのIEはそのあと。

マイクロソフトがWndowsにブラウザを標準搭載するまでは、私たちはブラウザを選択する位置にいたのですが、マイクロソフトの戦略的な商法によって(独占禁止問題で裁判沙汰にもなりましたが)、IEが事実上の標準ブラウザになってしまいました。

でも、”選択”の権利がなくなったわけではありません。

その権利を行使して、もっといいブラウザをぜひとも選択してほしいですね。

 
こちらは「Firefox」。IEを除けば世界で一番普及が進んでいます。

MAC向けバージョンもあり、娘はそれを使っています。

MACの標準ブラウザ、Safariだとちゃんと見れないサイトでもFirefoxなら問題ないとか。

操作性もIEとあまり変わらず、違和感は少ないと思います。

処理速度はIEよりもかなり早く、違いははっきりわかると思います。

もうじきバージョン4がリリースされ、さらなる速度向上が見込まれています。

ダウンロードはこちらから
http://mozilla.jp/firefox/

 
そしてこちらはGoogle chrome(グーグルクローム)。

ユーザーインターフェイスはIEやFirefoxとは異なり、独自の仕様となっていますが、特筆すべきはその処理速度。

どうもブラウザの処理速度が遅くって・・・・と思っている人、ぜひ一度インストールして使ってみてください。

その表示の早さに驚くこと間違いなし!

ダウンロードはこちらから
http://www.google.co.jp/chrome

Googleはこのブラウザを単なるブラウザではなく、デスクトップパソコンのOSとして普及させようという野望(?)を抱いており、今年、正式なリリースを表明しています。

2008年にGoogleがAndroidを世に出した時には、これは凄い!と感じ、間違いなくこのOSが携帯とその上位機器の標準OSになる!と確信しましたが、このブラウザがデスクトップパソコンのOSになる、ということに対してはちょっと懐疑的です。

正式にリリースされたらすぐに使ってみるつもりなので、その時にどう感じるかはわかりませんが・・・

ちなみに、このOSも無償です。

栄華を誇ったマイクロソフト帝国もいよいよ危なくなってきそう。

MAC OSやWindows7、グッとお安い価格でバージョンアップ!

日本で作っている製品では日本国内向け価格と海外向け価格があって、国内向は高値で設定されている、なんて話を聞いたことがあります。

もちろん、発展途上国など、日本との貨幣価値に大きな差がある国とは販売価格の差はしょうがないのかもしれませんが、欧米向けとの間でも差があるとか。

それとちょっと話は違いますが、海外製のパソコンソフトの国内価格、なんだか高いのではないかと・・・・・

下は、娘が最近購入したMAC OSです。

国内で買うと1万円台後半だとかで、学生で金のない娘は、買いたいんだけど買えないなぁ・・・とボヤいておりました。

私がヤフオクでしらべてみると、なんだかずいぶん安いものが売られている。

どうやらユニバーサル向け製品のようです。

というか、そもそもMAC OSには言語別OSという概念がなく、基本は世界どこでも使えるよう、インストール時に言語選択をすればいい、というものらしい。

そのお値段、なんと4,950円なり。

しかもこれ1枚で5台までのインストールが可能とか。

実際に購入し、使っているようですが、何の問題もなくインストールでき、普通に使えています。

 
同様に、Windows7ですが、こっちは私が仕事で近々複数台の高性能パソコンを購入予定で、それにインストールするOSをどうしようかと探していたんですね。

国内で普通に購入すると、やはり1万円台後半でないと買えない。

ハードウェアが4~5万円(有名メーカーものではなく、ショップブランド品なので、高性能でも安い)なのに、OSが高すぎる。

こちらもヤフオクでしらべてみると、やはり5千円程度で売られていた。

これは5千円で2台へのインストールができる製品。

Ultimate版ということで、こっちもMACと同じ、国を問わないバージョンですね。

MACと違い、日本語モジュールをマイクロソフトのサポートサイトからダウンロードする必要があるそうですが、それ以外は普通に使えるとか。

どうやら中国国内向けに売られている製品を日本に輸入して売ってるみたいですね。

日本国内向けとの価格差を利用した商売ですね。

自己責任が必要でしょうけど、OSの値段が高くてバージョンアップに躊躇している方は、こういったものを入手するのもひとつの手だと思います。

江戸参府紀行:1826年の2月15日、シーボルトは江戸に向かい、長崎を旅立ちました

今から185年前の今日、ドイツの自然科学者(動植物学や博物学、民族学など、実に多彩)、医者でもあるシーボルト(ドイツ人なので正しい発音はジーボルト)は、長崎の出島を出発し、江戸へ向かいました。

4月10日に江戸に到着し、7月7日、長崎に帰り着くまでの旅の記録が、今読んでいる本、この「江戸参府紀行」に記されています。

なんでこんな本を読んでいるかと言うと、「奇跡のりんご」という、青森のりんご農家の方のことを書かれた本があって、その本の冒頭に、シーボルトが書いた、という、日本の情景を描写した文章があるんですね。

その一文が気になってしまって、この本を買ってしまいました。

 
「山の斜面の下のほうでは日本の農民は驚くほどの勤勉さを発揮して、岩の多い土地を豊かな穀物や野菜の畑に作り変えていた。

深い溝で分けられている細い畝には、オオムギ・コムギ・ナタネ・・・などが1フィートほど離れて一列に栽培されていた。

雑草一本もなく、石ひとつみあたらない。(中略)

いまわれわれは幅広い街道に立ってすばらしい景色をあかず眺めた。

両側に緑の苗床や菜園があり、松林を通り抜け、村々の間を通るよく手入れされた道は、わが故郷の公園にある散歩道に似ていた。

この道は、曲がり角に来ると新しい景色が旅行者を驚かすように、考えて作ったかのように思われる」

 
年齢のせいなのか、あるいは最近の自身喪失気味の日本の世相の影響なのかはわかりませんが、若い頃はあまり考えなかった「日本」とか、「日本人」とかに対して、なんというか、もうちょっとよく考えてみたい、見直してみたい、そんなような気持ちが最近出てきてまして。

シーボルトは、今で言えば「親日家」と言えると思うんですが、その昔、彼の目から見た日本や日本人、日本の国土、それはどのようなものだったんだろうか?

そのことにすごく興味を持ってしまったんですね。

この書物にところどころ登場する、彼が描写する日本人の特性、それを読むと、あ~、日本人(あるいは日本文化)の特徴というのはこの頃とあまり変わっていないんだなぁ、ということを実感するとともに、非常に誇りに思える部分も感じることができます。

そういった、僕が感じたことなども踏まえ、今後、この本の内容をここで紹介していければいいかな、と思っています。

コンテンツである旅行日記自体が180年程前のもので、この本の出版年は1966年なので、45年前の出版物。

出版物としての著作権はまだ消滅していませんが、コンテンツそのものはとっくに著作権切れなので、内容をここで紹介するだけなら文句は言われないでしょう。

あ、誰かが翻訳してるので、その著作権があるか。

どなたかそりゃ困る!それはまずい!という人がいれば指摘してほしい。

で、185年前の今日、随行員や人足他、数十人の行列となって出島を出た一行は、外浦町、大村町、本興善町、桜町、勝山町を通り、威福寺(明治の頃になくなってしまったらしい)で別れの宴を終えて出発、その日は諫早の一向宗の寺に宿泊しています。

上記の町名をググってみましたが、現在もその名が何かの形で残っているのは、興善町、桜町と勝山町だけでした。

大浦町、という町名がありましたが、これはもしかしたらいつの時代か、大村町と外浦町とが合体した町名なのかもしれない。

どうやら出島を出て、赤線のルート近辺を通って諫早へむかったらしい

愛犬と飼い主と揃ってバージョンアップ!

我が家には今年で11歳になる愛犬、チョコがおります。

おとなしくて甘えん坊で、どうしようもない食いしん坊で、かわいいやつです。

2年前には1年で大きな手術を2回もやりました。

子宮蓄膿症と、乳がん。

乳がんはその前年に手術したのが再発したので、結構大手術でしたが、その後は健康そのもの。

今では毎日元気に走り回っています。

こ、これは・・・? 犬種どころか、もはや犬なのかどうかすら怪しい姿・・・・

で、昨日トリミングへ・・・・・
これでミニチュアシュナウザーになりました!


 
 

うちのチョコはキャベツの芯とバナナが大好物、
そんなに好きなら、と、背中にしょわせてやりました。


 
 
我が家には、今年で56歳になる、ちょっと怪しいオヤジがおります。

気まぐれでひねくれてて、どうしようもない弱虫で、なさけないやつです。

2年前には仕事のことで大変な思いをしました。

その後は気持ちを改め、生活態度を切り替えました。

今では毎日元気に走り回っています。

昨年から毎朝、自宅近くの平林寺の外周3.2キロくらいを散歩してましたが、歩くのに飽きてきて今年になってジョギング開始。

で、ジョギングにも飽きてきて、今月からランニング開始。それなりにかっこも付けようと、先日、ランニングウェアを購入。


 
 

日々の仕事は「ダイレクト感」を感じられると楽しいものになる

昨日の話の続きになります。

今は仕事が楽しくて仕方ないような状況ですが、仲間たちと会社経営していた18年間は仕事そのものが面白いと思ったことなどありません。(という話を昨日しました)

それは結局、仕事で実現したい夢や目標など、要は「やりたいこと」を持たないで仕事をしていたからだと思います。

明確にもっていたのは、「やりたくないこと」だけ。

具体的には、「下請け仕事はやらない」とか、「人材派遣はやらない」とか。

それは会社の方針としてはいいんですけどね。

でも、「やらないこと」を決めただけでは何の発展性もないですね。当たり前だけど。

じゃぁなぜ「やりたいこと」を決めなかったのかというと、大きな原因のひとつは、共同経営の妥協の結果、ということになると思います。

個性の強い人間が複数集まり、なにかひとつの目標を持って共同作業を行うって、まぁこれはなかなか難しい。

それら個々の個性を圧倒するような強烈な個性の人がその中に一人でもいれば、それはそれでその人がリーダーシップを取れるのかもしれませんが、たぶん、そうなると、他のメンバーは離れていくでしょう。

個性の強い人というのはそんなもんです。

で、そういう人達は「俺はそんなのやりたくねえよ」という意志というか、わがままだけは共通して持っているので、「やりたくないこと」については共感、賛同できるので、その方針はすんなり共有できるわけですね。

そんなこともあって、結局、会社として目指すべき方向を共有できないまま、だらだらと18年間を過ごしてしまったわけです。(とは言え、別にそのことを後悔はしてませんよ。仕事を除けば楽しいことはいっぱいありましたから)

 
で、今は、というと、当然、一人だけですから、何を決めるのも全く自由です。

やりたいことを思い描くだけなら、何の制限もありません。

どんなことだって、自由に考えていいんです。

自由に考えて、それを決めてしまえば、あとはやってみるだけ。

そして、結果はダイレクトに自分の元に返ってきます。

嬉しい結果ばかりとは限りませんが(むしろその方が多い)それでもいいんです。

結果が芳しくなくっても、その「ダイレクト」さそのものが楽しいんです。

昨日の投稿に、車趣味関係の友人が、

「車にしろスマートフォンにしろ、操作に対する反応をダイレクトに感じることができるものは楽しいと感じる」

といった趣旨の書き込みをしてくれました。

これは私も全くその通りで、この点から考えても、仕事も趣味も楽しさを感じるための本質は同じなんだなぁ、と思います。

よく考えてみると、だらだら経営の18年間で守り抜いた方針、「下請け仕事はやらない」とか、「人材派遣はやらない」ということ、これも結局は「ダイレクト」感が欲しかったからだと思います。

自分のやった仕事の評価をそれを使う顧客から直接聞くことができる。

やっぱりその方がやりがいがありますよね。

それがあったから、目標設定のない仕事の中でも、自分なりの満足感を得られていたんだと思います。

でなきゃ、18年間もやってられなかったでしょうね。

 
今はまだ、日々の仕事の過程の中で感じる楽しさでしかありませんが、もしこの先、自分で決めた目標通りの結果が得られるようになったら、きっとその楽しさは半端じゃないような気がします。

そうなって初めて、「仕事が楽しい」ではなく、「経営は楽しい」という言葉が言えるんだろうと思います。

もちろん、結果というのはそう簡単には出せないでしょうし、いまもまさに毎日、結果を出すことを拒むいくつもの壁たちと奮闘中ですが、それを乗り越えて、まずは最初のチェックポイントに到着すること、そのことを楽しみにしながら、仕事をすすめていきたいと思っています。

趣味の楽しさも仕事の楽しさも本質は同じなのだ

ブログの更新時間、夜の遅い時間にやってましたが、それだと仕事で遅くなるとなかなかその時間が取れない。

なので、仕事の遅い最近はサボリ気味でした。

毎日更新しようと始めたブログなのに、これでは自分で自分の約束を破っている。

ということで、今日からは朝一番で更新することにしました。

 
 
私は本来、仕事人間ではありません(でした)。

学校を卒業してからサラリーマン生活の13年間と、起業してから会社を閉鎖するまでの18年間を通して、正直言って仕事が面白いと思ったことは一度もありません。

むしろ、いつも趣味に熱中していて、サラリーマン時代はスキーに夢中。

プライベート時間のみならず、仕事の会議中に頭の中で滑りのイメージトレーニングをしていたほどです。

起業してからも、やはりスキーやアウトドア、それに車いじりのことなど、仕事が終われば頭の中はすっかり趣味モードです。

世間ではよく成功している会社の経営者が、

「経営者は24時間365日、仕事のことを考えていなければならない」

という話をしていますが、自分には

「あ、そりゃムリムリ、仕事だけの生活なんて自分には考えられない」

と思っていました。

ところがどうでしょう。

昨年9月、新会社を設立して、その準備をすすめてから今日まで、不思議な事に私はほとんど仕事のことしか考えていません。

いつも仕事のことで頭の中がいっぱいです。

寝ていて見る夢も仕事のことです。

まさに寝ても覚めても仕事、仕事、です。

こう書くと、なんだか悲壮な感じがしてしまいますが、全くそんなことはなくて、ただただ楽しくて仕方がないのです。

あんなこともしたい、あ、このアイデアいけるかもしれない、お~、これが実現できれば凄いぞ!!

そんなポジティブな思いばかりが頭の中を駆け巡っているんです。

人はどんなことをすると「楽しい」と感じるんでしょうか?

人はどんな状況に置かれると「もっとこんなことをやりたい」と思えるようになるんでしょうか?

その答えは人それぞれ違うのかもしれませんが、なにかの趣味を持っていて、その趣味の中で、”自分が達したいレベル”というものを明確に持ってるような人なら、きっとその人にとっての楽しさは、そのレベルに到達するための階段をすこしずつでも登っていることを自覚できること、ではないでしょうか。

ま、間単に言ってしまえば、

「あ~こんなことができればいいなぁ」

とか、

「あ~あんなふうになりたいなぁ」

という思いから、

「無理かもしれんけど、ちょっとやってみようか」

と考えて、とにかくやってみて、頑張ってみる。

ちょっと大変な思いはするけれど(それが大事)、それが出来るようになると、

「できた!!、やったぁ~!!」

と、大きな喜びになる。

自分の経験からいうと、そこに到達するためにかけた労力の大きさと、その結果得られた喜びの大きさは間違いなく比例しています。

 
で、私がいまやっている仕事はまさにこの過程を踏んでいる最中になるわけです。

その昔、不純な動機(気に入った女の子が学生時代にスキー部だったのでその子に認められたい!)で始めたスキーも、資格を取ることを明確な目標に定め、そこに向かって頑張りはじめてからは、いつしか動機もどこかへ飛んでいき、スキーそのものが楽しくて楽しくて仕方なくなりました。

まずは「明確な目標を持つ」ということと、それを実現すために、ひとつひとつ階段を登っていくための努力を続けるということ。

趣味にしろ、仕事にしろ、結局はこれが自分の人生を楽しくするためのすごくシンプルな秘訣なのではないかと思います。

では、私の過去の31年間で、趣味ではそれぞれやりたいことを見つけてこれたのに、仕事では結局まともな目標設定を出来ずに過ごしてしまった(だから楽しくなかった)のはなぜでしょうか?

長くなってしまったので、この続きは明日にでも・・・・