Twitterで呟かれている内容を若手のデザイナーさんが図案化したものだとか。
プリントアウトしてコンビニの前に貼り出しているところもあるとか。
先週まで、あわてて買いだめに走った人も、普通に善意を持った人たちだと思います。
ちょっと冷静さを失っているだけ。
なので、このポスターを見れば、はっと気づくはずです。
ネットをやっている人たちはこういった情報に触れることができますが、それができない人達には気づきの場がないだけ。
街中にこのポスターが増えるといいですね。
セカンドハーベストジャパンさん経由で被災地に物資を送ろうと思い、近所のスーパーやディスカウントストア、ホームセンターへ言ってみたけれど、ティッシュやトイレットペーパー、インスタント食品、ミネラルウオーターなど、被災地で必要とされているものが普段売られている棚が見事に空っぽ!!
なんてことなんでしょうね。
確かに、テレビで悲惨な状況を目にして、そいうったものを確保しておきたくなる気持ちはわかりますが、被災地の人たちはたった「今」、それらを必要としています。
被災地以外に住んでいる人たちは、少なくとも、今は温かい部屋の中で、空腹になることもなく過ごせています。
その人たちが、被災地の人たちが今まさに必要としている物を買い込んでいる。
少し、悲しい気持ちになりました。
故郷神戸に友人、親戚がいるので、彼らにこちらで手に入らないものの物資の手配をお願いしすることにしました。
今朝、セカンドハーベストジャパンさんに連絡をして聞いてみたところ、まだ物資は届きすぎてあふれている、というようなことはないので、送ってほしいとのことでした。
物資の仕分けや発送作業をするボランティア作業については、人手は足りているとのことでした。
物資支援はこちら↓
http://www.2hj.org/index.php/news_j/disasterrelieffooddonations/
そして、緊急募金はこちら↓
http://www.2hj.org/index.php/get_involved_j/donate_money_j
ちなみに、今、現地で必要としている物資は、以下のようなものだそうです。
——————————————————————————————-
食品、飲料(未開封で賞味期限内のものでお願いします):
米、レトルト食品、缶詰、非常食、哺乳瓶、粉ミルク、離乳食、カロリーメイト、飲料水用ポリタンク、ミネラルウォーター、など常温で保存できる食品すべて
衛生用品、医薬品(未使用、未開封でお願いします):
耳栓、イヤホン、アイマスク、浄水器、簡易トイレ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、紙おむつ、生理用品、常備薬、応急セット、マスク、うがい薬、石鹸、水のいらないシャンプー、頭痛薬、胃腸薬、鎮痛薬、消毒薬など
炊き出し用品(未使用、未開封でお願いします):
紙皿、紙コップ、プラスチックスプーン・フォーク、割り箸、サランラップ
キャンプ用品(未使用、または通常使用可能なものでお願いします):
カセットコンロ、固形燃料、キャンプ用なべ、ランタン、ブルーシート、レジャーシート、ロープ、懐中電灯、電池、ロウソク、ライター、缶切、栓抜き、小型ナイフ、ビニール袋、電子ジャー
その他:
(未使用)
新品の下着、タオル
(数回使用してのみできれいなもの)
毛布、寝袋、軍手、ヘルメット、スリッパ
(ポリタンクに入れて、直接事務所までお持ち下さい)
ガソリン、灯油
——————————————————————————————-
自分に何かできないか、トラックをレンタルして支援物資を届けることはできないか、そんなことを考えていたんですが、トラックで現地へ行くには緊急車両表が必要とのこと。
どうしたもんかと思っていたら、Twitterで情報ゲット!
賞味期限切れの食品を企業から譲り受け、ホームレスの方達や貧困家庭に無償提供するボランティア活動を行っている団体、セカンドハーベスト・ジャパンが現地へ向けてのトラックの手配ができ、支援物資を募集しています!
セカンドハーベストジャパン事務所のある、都内浅草まで宅急便で物資を送ればいいとのこと、これなら誰でも支援できます。
また、緊急募金も行っています。
1,000円の募金で10,000円分の食料を必要としている人達へ届けることができます。
1回ぽっきりの募金も、毎月継続しての定額募金も、簡単に支払いができます。
物資支援はこちら↓
http://www.2hj.org/index.php/news_j/disasterrelieffooddonations/
そして、緊急募金はこちら↓
http://www.2hj.org/index.php/get_involved_j/donate_money_j
ご協力をお願いします!!
それと、物資がセカンドハーベスト・ジャパンさんに集まり始めると、その仕分け作業、整理、発送の準備などが大変になると思います。
それをお手伝いしにいくのなら、都内に住んでいる人でもできます。
後で連絡を取ってみて、もし必要ならなんとか時間をとって手伝いにいこうかと思っています。
ブログの更新をサボっている間、日本が大変なことになってしまいました。
テレビに映し出される悲惨な光景を目にする度に、ため息をつくことしかできない自分に歯がゆさを感じてしまいます。
阪神大震災の時にも、自分の故郷、神戸の破壊されつくした街中の映像を見て、同じ無力さを感じました。
もうあんな思いは感じたくないなぁ、と思っていたのですが、あれから20年を経ない間にまたこんな光景を目にするのはつらいです。
先週の大地震発生時、私は事務所で仕事をしていましたが、あんな揺れは初体験でした。
何かにつかまっていないと歩けない状態。
幸い、ディスプレイやパソコンが倒れた程度で大事には至りませんでしたが、揺れの大きさから震源地は千葉か茨城あたりかな、と思っていたら、ネットで震源地が東北方面だと知り、
「えっ!」と絶句。
ここであの揺れなんだから、震源地はどうなったんだ?
と、恐ろしくなりました。
案の定、大変なことになっていました。
危機的状況におかれると人間性がはっきりわかる、という話は聞きますが、テレビの放送を見て私が感じる限り、政府や東電関連の人達の中で落ち着いていると感じられるのは、枝野官房長官くらいでしょうか。
他の人は皆なんだか情けないほど頼りない。
このことを機に、政治の世界でも産業の世界でも、真のリーダーが現れ、力を発揮できる体制になってもらえれば、復興後の日本にとっては大きな力になるはず。
この逆境をエネルギーに変えられるよう、がんばりたいですね。
さて、私には何ができるだろうか・・・
長崎から江戸へ向かうシーボルトの旅行日記には、その道中のできごとの他、日本の習慣や自然環境等についての詳細な記録や感想が書き記されています。
その範囲は多岐にわたり、地形のこと、地震のこと、動物のこと、植物のこと(これは特に詳細)、そして日本人の風俗、風習、生活等々・・・・
当時の日本人は(今もそうなのか?)シーボルトの目にもそうとうな旅行好きに写ったらしく、その理由についても考察しています。
「おそらくアジアのどんな国においても、旅行ということが、日本におけるほどこんなに一般化している国はない。
自分の領地から江戸へ行き来する大名の絶え間ない行列・活発な国内商業・その貨物の集散地大坂にはこの国のあらゆる地方から売り手や買い手が殺到するし、また巡礼旅行も非常に盛んである。
これらすべてがこの孤立した島国の多忙な生活の原因となっている。
あたかも平常の静けさと孤独をそれで埋め合わせしているかのようである。
しかも諸大名が一年の半分を江戸で、残りの半分を各自の領地で暮らすように義務付けているあの政策的な制度(参勤交代)ほど、日本での旅行をしやすくするのに役立っているものはおそらくあるまい。・・・・中略・・・・・
こういう制度をわれわれが他のアジアの諸国で捜し求めようとしても、おそらくは徒労に終わるであろう。」
この当時で既に外国の人からは日本人は「多忙」に見えていたんですね。
大坂は今と同じ、やはりかなり忙しい町だったらしい。
旅行がさかん、ということで、交通手段のひとつとしての「籠」についても詳細に調べ、それを記録しています。
下の画像はお付きの絵描きが書いた色んな籠や運搬道具の種類らしい。
いずれも、身分の高い人の持ち物は漆塗り、金細工などが施されており、外人の目にも非常に美しいものに写ったようですね。
日常の道具に対しても独自の美意識を持つ日本人の感性は、やはり当時も現在も変わっていないんです。
すばらしい!。
ただいま人生の2度目の起業挑戦中ですが、2回やると改めて思うことが色々と出てきます。
その中のひとつ、それは、1回目の起業は本当の意味で起業ではなかったんだよなぁ、という思いです。
どういうことかと言うと、その意味もふたつあって、ひとつは、
何人かの仲間が集まって作る会社は仲良しクラブに終わってしまう、ということ。
もちろん、仲間同士であっても、その中で突出したリーダーが居ればそれは企業になっていくんでしょうが、そうでなければなんとなくクラブ活動の延長のような組織になってしまう可能性大だということ。(それが良いか悪いかは別問題)
もうひとつは、継業(私の造語)と起業は違うなぁ、ということ。
最初の起業のきっかけは、勤めていたIT企業の経営危機でした。
大幅なリストラ実施により、担当していた顧客に多大な迷惑をかけたくない、という思いから、その顧客を担当していた職場の仲間達と会社を立ち上げました。
そこでは、その顧客が新会社の顧客として最初から存在している状況で会社をスタートしたわけです。
なので、何か自分たちでそれまでにやっていなかった新しい仕事を始めたわけでもなんでもなく、ただ、それまで在籍していた企業の顧客と社員をそのまま引き継いだだけ。
業(なりわい)を起こしたわけではなく、それを引き継いだだけ。
なので、継業(けいぎょう)。
こういう起業の仕方はIT業界にはよくあって、社員と顧客をセットにして、それまで所属していた組織から独立して別会社を作る(もとの組織の合意の元にやることもあれば強奪するようにしてやることもある)、その実例は山ほどあると思います。
他の業界でも、形は違うにしろ、多かれ少なかれ、在籍していた会社の取引先、社員、その他の人脈をうまく引き継いで会社を発足するケースは多いのではないでしょうか。
まぁ、その方がリスクも少ないし、起業しやすいですよね。
でも、私の2回目の起業、今やろうとしている事業は、それとはまったく違ったものです。
電子書籍関連事業にしても、通販事業にしても、これまで長くやってきた、企業向けの事業ではなく、個人向けの事業。
なので、引き継ぐべき取引先なんてゼロ。
仕事の中身もこれまでとはまったく違うので、新しい仕事に役立つスキルや知識をもった人材など、社員どころか、私自身を含めてゼロ。
また、電子書籍事業なんて、それ自体がまだ世の中に広がり始めようとしているレベルの事業で、何か参考にすべき事業モデルや先例があるわけでもない。
まさに手探り。
通販事業は既に世に出て長いので手本にすべき対象はたくさんあるけれど、逆に普及しすぎているので、他を手本にしてたのでは何の差別化もできないため、まったく違う角度から取り組んでいかないと絶対に成功しない。
で、こっからが本題。
継業と起業を経験して思うのは、圧倒的に起業の方が面白みを感じるな、ということです。
もちろんどちらの場合も、組織に属さず、自分(自分達)の判断で会社の方向を舵取りしていくことができる面白さはあります。
でも、継業の場合は、実は既にある程度出来上がった列車と、引かれたレールが存在していて、起業の中身としては、列車をレールに引き入れ、それをしっかり走れるように整備し、そしてレールを延長していく、というイメージ。
ところが起業の場合は、どんな列車にするのか、デザインはどんな感じで、何人乗りにして、パワーはどの程度のものにするか、そして、路線をどこに引くか、国内路線にするのか、思い切ってアメリカ大陸に路線を引こうか、とか、そんなような、要は無の状態から全体のデザインを決めていける面白さ、それがあります。
いままでやっていた仕事の延長線上の起業だと、必然的にある程度の縛りを自分に課せてしまうことになりますが、まったく無の状態からの起業は何をどう考えようとまったく自由です。
何をやったっていいんです。(法律に触れてはいけませんよ!)
こんな楽しいことないでしょ?
なので、会社を起こそうと思う方には、ぜひ「継業」ではなく、「起業」をおすすめします!
金曜日に岡山に仕事ででかけ、その足で神戸の実家泊。
土日は神戸で過ごし、今朝は大阪で仕事をすませ、現在、新幹線の中。
ちょっとした小旅行になってしまいました。
日曜日は高校時代の友人宅に、
「昼メシ食わせろ」
と押しかけ、出てきた食事がこれでございます。
私の神戸の実家にも昔ありました。
関東の人に言うと、みんな珍しがりますけどね。
で、今朝は東大阪の革製品工房を訪問、Archos70用の本革カバーの打ち合わせ。
デザインをどうするか、色をどうするか、などの話し合い。革も色んなカラーがありますね。
こちらの試作したものだと、工程上の難しさがあり、実際の試作品では多少デザインも違ったものになりますが、まぁいいものになるであろうことは間違いない!(たぶん・・・)
仕事を終え、どうやって東京まで戻ろうかと、経路検索で調べてみると、新大阪まで戻るのではなく、奈良を抜けて京都へ向かうルートもあることを知り、迷わずそちらへ。
本日の神戸から東京へ向けてのルート。
JR舞子駅~JR大阪駅~地下鉄御堂筋線なんば駅~近鉄(奈良線?)難波~枚岡(ここで仕事)~近鉄大和西大寺で京都行き特急に乗り換え~JR京都駅で新幹線乗り換え~東京
で、下は大和西大寺駅で乗り換えた近鉄特急。
というわけで、なんだかちょっとした旅行気分を味わえた日でした!
今日、広島の高速道路で、就職活動帰りの大学生が騒動を起こしました。
就職活動に悩んでいたらしき報道もありますが、捜査の結果を待たないと真実はわからない状況ではあるでしょう。
でももし、就職活動に悩んだ末の自暴自棄の行為なんだとしたら残念としかいいようがないです。
仕事をしていても、また、仕事ではなくても、思い通りに事が運ばないこと、何か問題に出くわすのは誰しも嫌なもんですよね。
私も長年仕事をしていて、嬉しいことも沢山あったけれど、それと同じくらい、様々な問題や困難なことも味わってきました。
何か仕事をするとき、問題が起こることを期待して仕事をするような人はおらず、普通は自分が思い描いた通りに事が運ぶことを期待して、あるいは想定して仕事をします。
でも必ずしもそのとおりに事がすすむとは限らず、どこかで問題が発生したり、壁にぶつかったりします。
簡単に乗り越えられる問題ならいいですが(それは問題とは言わない)、なかなか解決が難しいケースも多い。
そうすると、まぁ、気持ちが凹んだり、やる気が萎えたり、モチベーションが下がったりします。
そういった気持が仕事の内容に影響して、さらに新たな問題が発生したりします。
悪循環ですよね。
仕事が嫌になって会社を辞めていくのって、結構そういう流れの結果であることって、多いんじゃないでしょうか。
結局、考え方の問題だと思うんですが、人間、生きてる以上は、問題や困難から逃れることはできないと覚悟を決めてしまえばどうでしょうか。
人は、普通に生きていく上で、何かしらの要求、食欲や性欲のような根源的な欲求だけでなく、もっと美味しい物が食べたいとか、いい服がきたいとか、結婚したいとか、旅行がしたいとか、そういう生活面での要求がある以上、それを実現するために何かしらの行動-現状から変化しようとする行動、それを必ず起こしますよね。
変化を起こそうとするエネルギーが働けば、かならずそれを拒むエネルギーがどこかで働いているはず。
変化を起こそうとするエネルギーが大きければ大きいほど、それを拒むエネルギーも大きくなる。
なので、どんなことでも、なにかをやろうとすれば、かならずそれを拒む事態がどこかで待ち受けているんだ、ということ、それを最初から覚悟を決めて取り組んでみる。
起こりそうな問題や困難を想定してみるだけでなく、予期せぬ事態が発生するかもしれないこと、最初からそれに対する覚悟を決めて取り組むこと。
覚悟を決めていたからと言って問題解決のプロセスが簡単になることはないですが、心理面では天と地の差があります。
「困ったなぁ、どうしようか・・・」
と、
「キタキタキ~!はい、いらっしゃ~い、お待ちしてましたよ!さて、どうやって解決してやろっか・・・」
前者は苦しみでしかありませんが、後者は楽しみにすらなります。
人生には困難と問題は付き物、それらと喧嘩をしないでお友達になれれば幸福な人生になるのではないか、そんな風に思います。
今日は仕事で岡山に出張。
仕事の合間にチェックしたメールに、米国からの出荷案内メールが・・・
1月18日に発注したArchos70が一ヶ月以上経っても届かず、痺れを切らして一昨日、督促のメールを送ったらいきなり今日、出荷します、というメールがきました。
これって、やっぱり出荷作業かなにかが漏れてたってことなんでしょうかね。
もっと早い段階で問い合わせメールを送っておくべきだった・・・
お待たせしてしまった皆さんには申し訳ないですが、1週間後くらいには日本に到着、その後稼働検査を済ませてからお届けしますので、しばらくお待ちを!
次回入荷予定分についてはしっかり納期の確認をとります!
先日、サービスを提供した顧客の反応をその場で直接知ることができない不安のことを書きました。
知ることができないことが普通なだけに、反応をいただけるととても嬉しい気持ちになります。
今日は、昨日納品を済ませた顧客からメールをいただきました。
運営しているサイトが提供している独自のふたつのサービスに対する、良い評価のメールでした。
書籍スキャン業者は60社を超えていますが、このサービスを提供している業者は他にいないはずです。
ひとつは、依頼された全書籍の表紙をスキャンして、それを注文確認一覧ページにして、依頼者の方が各書籍別にオプション(カラーを選んだり、OCRを依頼したり)の指示ができること。
それともうひとつは、MyBookshelfという、クラウド上の書庫保管サイトを提供していること。
これらの機能は、私自身が、こんな機能があれば便利だなぁ、と考えて作ってものでしたが、果たして顧客に喜んでいただけるのかどうか、それは私にもわかりませんでした。
でも、少なくとも、今日、メールをいただいた方には評価していただけたようです。
それが何より嬉しい。
もう、ルンルン気分になるくらい。(ちょっと単純すぎるなぁ)
こういう気持ちになると、思い出すことがあります。
学生時代、宅急便の配達のアルバイトをしていた時のことです。
それまで個人宅に配達するサービスがなかった世の中に、宅急便というサービスが始まり、それを初めて利用する人ばかりの時でした。
配達に行った時も、集荷に行った時も、かなりの確率で顧客から
「え~ほんまにわざわざ持ってきて(あるいは取りに来て)くれるんやねぇ、ありがとぉ~、助かるわぁ~」
という、感謝の言葉をもらったんですね。
それまでにもバイトは何種類も経験していましたが、顧客から感謝の言葉をかけてもらえてのは初めてでした。
それもいく先々での感謝の言葉です。
仕事はきつかったですが、感謝の言葉が嬉しかったことは今も記憶に強く残っています。
その経験があったので、その後、大学を卒業し、ヤマト運輸に入社し、様々な事を学ばせてもらうことができました。
「顧客に喜ばれる=企業は大きく成長できる」
社会人になるタイミングで、この法則を実体験として経験しました。
たぶん、この法則が社会人としての頭の中に刷り込まれているんでしょう。
なので、その後の仕事の中でも、顧客に喜んでもらえる仕事をしたい、という思いが強いんだと思います。
ただ、当然、あまりにそのことばかりに思いが行き過ぎると、ついつい採算度外視、ということになってしまいます。
過去を振り返って反省すると、確かにそういう傾向が強かった。
いくら顧客に喜んでもらえても、そのサービスを続けていけなければ意味がありません。
事業は継続性が大事。
継続していくためには、しっかり収益をあげなければならない。
顧客への奉仕と収益の確保、そのバランスをうまくとることが、良い経営なのではないか、と、私なりに考えています。