大阪・通天閣ネオン、装い新たに　「笑顔の生まれる街」

　大阪のシンボルとして親しまれている通天閣（大阪市浪速区）が２８日、０６年１０月以来５年ぶりにネオンのデザインを一新した。午後７時すぎに照明が点灯すると同時に観光客らから歓声が上がった。

　通天閣を中心とする観光地、新世界が来年１００周年を迎えることを記念して、照明広告の標語を初めて公募。応募作品から選ばれた「笑顔の生まれる街、大阪」の文字が夜の通天閣にともった。

　大部分の照明をＬＥＤに替え、消費電力量を従来比で約５０％削減し環境にも配慮。色は従来の４色から６色に増やし、３〜４月は桜をイメージしたピンク色にライトアップするなど季節に応じて配色を変える。