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【格闘技】

ボクサー京太郎が本格始動

2011年10月27日 紙面から

日本人初のボクシング・ヘビー級世界王者を目指す京太郎=26日午後3時46分、東京都豊島区の角海老宝石ボクシングジムで

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 日本人で唯一K−1ヘビー級王座を制した京太郎(25)が26日、ボクサー転向を正式表明。東京都豊島区の角海老宝石ボクシングジムで本格始動した。

 京太郎がとつとつと野望を語り始めた。

 「ヘビー級で日本人が世界を取るのは全然可能。K−1で証明してきたことをボクシングで証明する」

 ボクサー転向を決意したのは、K−1の経営悪化が原因。悩み抜いた末、先週K−1を主催するFEGの谷川貞治代表と面会。ボクサー転向の意向を伝え、ヘビー級ベルトを返上した。

 「了承していただいた。(ギャラ未払いなど)申し訳ない、これからも応援すると言われた」

 京太郎は3年ほど前からボクシングテクニックを磨くために同ジムに通っており、技量をよく知る田中栄民トレーナーは「スピードがあるし器用」とテクニシャンぶりにぞっこん。「ただ、走り込みをやったほうがいい」と注文も。K−1は3回戦制だが、ボクシングの世界戦は12回戦制。「ロードワークと腹筋は苦手。いちからやります」。12月2日にプロテストを受験。来春にデビュー予定。可能性は無限大だ。 (竹下陽二)

 

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