'11/10/26
マツダ、次期アテンザ発表
マツダは25日、主力車「アテンザ」の次期モデルのベースとなるコンセプトカー「雄(たけり)=TAKERI=」を発表した。躍動感のあるデザインで、減速時のエネルギーを燃費改善に生かす技術を同社で初めて採用した。
車体に曲線を多く使い、野生の動物が獲物を捕らえる様子を表現している。ブレーキをかけた時に発生するエネルギーで発電し、エアコンなどに使う電気を節約。約10%の燃費改善につなげる。
2200ccのクリーンディーゼルエンジンを搭載。「力強く気持ちの良い走りと快適性、優れた燃費性能を実現する」としている。11月末開幕の東京モーターショーで公開する。アテンザはマツダ主力の中型セダンで、現行型は2008年に全面改良した。
【写真説明】次期アテンザのベースとなるコンセプトカー「雄」