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調査リポート:2011年度上期のスマホ出荷、1000万台突破――Androidが8割に

2011年度上期のスマートフォンの出荷台数が1000万台を突破した。Androidは8割にあたる799万台が出荷され、188万台のiOS端末を大きく上回った。

 MM総研の調査で、2011年度上期(2011年4月〜9月)のスマートフォンの出荷台数が1000万台を突破したことが分かった。前年同期比4.5倍となる1004万台が出荷され、その8割をAndroid端末が占める結果となった。

メーカー別ではシャープがトップに

 上期の携帯電話の総出荷台数は2028万(前年同期比6%増)で、半期別では2007年度下期以来の2000万台超えとなった。MM総研は主な要因として、スマートフォンの需要が伸びたことと、auの新800MHz対応端末への買い替えが進んだことなどを挙げている。

 スマートフォンは、ほぼ半数にあたる1004万台が出荷されるなど好調に推移。OS別では約8割(79.6%、799万台)をAndroidが占め、2割弱(18.7%、188万台)のiOSを大きく上回った。

 スマートフォンのメーカー別シェアは、22.7%を獲得したシャープがトップとなり、22.2%のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが僅差で2位につけている。18.7%のアップルは3位となり、以下、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(9.8%)、Samsung電子(8.3%)、NECカシオモバイルコミュニケーションズ(8.1%)と続いた。

Photo 2011年度上期のスマートフォンメーカー別シェアとOS別シェア

 なお、携帯電話全体の上期メーカー別シェアは、トップがシャープ(19.4%)で、2位は富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(16.7%)、3位はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(12.8%)となっている。

Photo 2011年度上期の携帯電話メーカー別シェア

 通期の携帯電話の総出荷台数については、下期もスマートフォンへの移行が加速するとみられることから、前年比10.5%増の4160万台に達すると予測。うち、スマートフォンは総出荷台数の半数超(56.0%)となる2330万台に達すると予測している。

Photo 携帯電話出荷台数の推移予測

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契約者数

現在の携帯契約数(9月末)
NTTドコモ 5899万3200
(2in1:34万8500)
au 3365万8600
ソフトバンク 2689万8400
(DN:2万8900)
イー・アクセス 357万9000
携帯累計 1億2312万9200
ウィルコムPHS 415万1800
携帯・PHS累計 1億2728万1000
UQコミュニケーションズ 123万7400

Web閲覧端末数/MNP利用状況

Web閲覧端末数
iモード/spモード 5155万8300
EZweb/ISNET 2777万6800
Yahoo!ケータイ 2067万3000
EMnet 9万6100
累計 1億0010万4200
MNP利用状況(差し引き 9月末)
NTTドコモ −4万5000
au 8700
ソフトバンクモバイル 3万5800
イー・モバイル 500

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