'11/10/28
三井化学社宅跡、フレスタへ
岩国市室の木町の三井化学岩国社宅跡地約2・2ヘクタールが、スーパーのフレスタ(広島市西区)に売却されることが27日、分かった。フレスタは跡地隣で「室の木店」を営業しており、複合型店舗の建設などが見込まれる。正式な契約は11月上旬の見通し。
三井化学が7月下旬から8月下旬にかけて入札形式で売却先を探していた。購入の意思を示した11社の中でフレスタが最高額を提示し、三井化学が今月18日に正式に売却を決めたという。売却額は明らかにしていない。
三井化学の岩国社宅は岩国大竹工場(山口県和木町)の従業員向けに1958〜62年にかけ整備された。鉄筋2階建て6棟と3階建て6棟の計108戸のほか、テニスコートや広場なども備えていた。
フレスタは「市内では数少ない、立地条件の良い場所を取得できる。隣の既存店と合わせ、地元に認められる新しい店づくりをしていきたい」としている。
【写真説明】フレスタに売却される三井化学の岩国社宅跡地