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'11/10/28

学校生活を漫画で紹介



 広島市東区の広島城北中・高を運営する広島城北学園は、創立50周年を記念した漫画本を作った。タイトルは「桜咲く坂道〜広島城北学園物語」。学園生活を紹介する内容で、書店でも販売する。学校案内の漫画本は全国でも珍しいという。

 A5判、160ページで、架空の主人公「坂上翔」が、同中に入学して高校を卒業するまでの6年間を描く。剣道部に入り、寮で暮らす設定。実在の教職員16人が実名で登場し、主人公は悩みながらも支えられて成長する。

 漫画本は、50周年記念事業として教職員と印刷会社の中本本店(中区)が企画。同市在住の漫画家らに創作を依頼した。担当した寺井靖志教諭(47)は「小学生にもアピールしやすく、新しいものを作ろうと思った。面倒見の良い校風と、設備の整った校内を描いた」と話す。

 福原紘治郎校長(68)は「城北を知らない児童や卒業生に読んでほしい」と話す。4千部印刷し、生徒や関係者に配布。広島県内の書店で28日から500円で販売する。

【写真説明】自らも登場する漫画本の学校案内を紹介する寺井教諭




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