プロ野球選手、Ｊリーガー、競輪選手、プロレスラー？　ＡＫＢ４８ファミリーに増えるスポーツ選手の娘たち

　１０月２３日（日）、西武ドームに１万５０００人を集めて開催されたＡＫＢ４８の握手会イベント。そこでお披露目されたのが、福岡・博多に誕生したＡＫＢ４８第４の姉妹グループ「ＨＫＴ４８」だ。

　メンバー２１名の平均年齢が１３.８歳と、ＡＫＢ４８、ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８のなかで最年少であることが話題となったが、もうひとつ大きなニュースになったのがメンバーの若田部遥（わかたべ・はるか）さん（１３歳）。彼女の父親が福岡ダイエーホークス（当時）の１９９１年ドライチ投手、通算７１勝を挙げた若田部健一氏であることが判明し、全国のプロ野球ファンは大盛り上がり。「さすが、元イケメン投手」の声が上がった。

　そして先日、ファンが推しメンを選ぶ“お見立て会”を行なったＡＫＢ４８の公式ライバル「乃木坂４６」にも、Ｊリーグのジェフ市原などで活躍した宮澤ミシェル氏の娘である宮澤成良さん（１７歳）がいることがスポーツ紙等で報道された。

　こうして立て続けに判明した、ＡＫＢ４８グループにおける「有名スポーツ選手が父親」のメンバー。もちろん、このふたり以外にもそういったメンバーはいる。もっとも有名なのは、ロッテで“炎のストッパー”として活躍した倉持明氏の娘であるＡＫＢ４８の明日香さん（２２歳）だろう。少しコワモテの父と、テレビや雑誌で何度も共演している仲のよさだ。

　ほかにも、名古屋を中心に活動するＳＫＥ４８には、日本を代表する競輪選手である山田裕仁氏の娘、澪花さん（１６歳）がいる。同じくＳＫＥ４８の石田安奈さん（１５歳）の父親はベルマーレ平塚に所属していた元Ｊリーガーだ。またＡＫＢ４８・仲川遥香さん（１９歳）の父親も、かつてプロレスラーだったらしい。

　彼女たちに共通する点は、プロスポーツ選手の娘だけあって運動神経に恵まれているところ。やはりダンスパフォーマンスを得意とするメンバーが多い。ちなみにスポーツ選手とはちょっと違うが、ＡＫＢ４８・宮澤佐江のお父さんは、フジテレビ『ママとあそぼう！ピンポンパン』の体操のお兄さんだった。

　女子ゴルフをはじめとするスポーツ界では、元プロスポーツ選手の娘たちが多く活躍しており、ある意味当然ともいえるが、なぜＡＫＢ４８グループにも？　だが、彼女たちのパフォーマンスを見れば一目瞭然。長時間激しく歌って踊る、バリバリの体育会系なのだ。ＡＫＢ４８ファミリーはまだまだ拡大を続けており、「まさか、あのスポーツ選手の娘が…」ということがこれからも増えるかもしれない。

（文／関根弘康　撮影／佐賀章広、関根弘康）

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