国際IAEA査察官ら被曝か ベルギー核施設で汚染事故2011.10.6 11:06

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IAEA査察官ら被曝か ベルギー核施設で汚染事故

2011.10.6 11:06

 国際原子力機関(IAEA)は5日、IAEAの査察官ら3人が4日にベルギーの核廃棄物処理施設を定期査察した際、放射性物質による汚染事故が発生したと発表した。3人は避難して除染措置を受けるとともに、被曝線量などの検査を受けている。

 ベルギー当局によると、現場は封鎖され、放射性物質の外部への流出はないという。IAEAは事故の詳しい状況を明らかにしていない。

 現場はベルギー北部デッセルにある施設で、IAEAと欧州原子力共同体の査察官らが事故に遭った。施設の除染作業は間もなく始まるという。

 フランス南部の核廃棄物処理施設でも9月、爆発事故が発生し、作業員1人が死亡した。同国の原子力当局はこの事故に関し、放射性物質による施設周辺の汚染はないとしている。(共同)

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