＜フィギュア＞高橋大輔ら氷の感触確かめ　カナダＧＰ

　【ミシソーガ（カナダ）小坂大】フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第２戦、スケートカナダが２８日、トロント近郊の当地で開幕する。２７日には公式練習があり、男子の高橋大輔（関大大学院）らが氷の感触を確かめた。

　高橋は今回がＧＰシリーズの初戦。昨年のバンクーバー五輪直後は「気持ちが乗らなかった部分はある。今季は新しい気持ちになった」と話す。公式練習ではフリーで取り組むブルースに合わせて滑り、「新しい面も探してみたい。今後の課題を得られる場所になると思う」と語った。

　高橋は２８日のショートプログラム（ＳＰ）で１０番目の最終滑走。男子では世界選手権を制した地元のパトリック・チャン（カナダ）が充実している。

　女子はバンクーバー五輪代表の鈴木明子（邦和スポーツランド）が出場する。２８日のＳＰは最終滑走の１０番目となった。このほか、世界選手権４位のアリョーナ・レオノワ（ロシア）、バンクーバー五輪４位の長洲未来（米国）らがエントリーしており、混戦だ。

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