2011-10-27
池田大作は闘病記を発表すべき
元看護師が暴露した池田大作名誉会長の病状に関する『週刊文春』(10月27日号)の記事は、大きな反響を巻き起こした。会内では多くの会員が相も変わらず「デマ」だの「でっち上げ」だのと言い合って安心しようとしているが、世間を知る壮年部員たちの間では、「あんな暴露記事が出るんじゃ、学会も相当ほころんでるなあ」といった声もある。
牧口初代会長は獄死したので同じようには扱えないので、創価学会にとって「会長の死」に会員が直面するのは、池田を入れれば2度目になる。ここで、池田が師と仰ぐ戸田会長が危殆に瀕していたとき、学会本部は会員にどのような説明をしていたのか振り返ってみよう。
昭和32年11月に重度の肝硬変を患い倒れた戸田は、同月28日に執り行われた親交深かった日蓮正宗59世法主・堀日亨御隠尊猊下の葬儀に出席できなかった。続いて同月30日の本部幹部会も欠席。会員には「風邪のため」と説明。翌12月の本部幹部会にも出られなかった。本部は「先生は非常に元気でございまして、ただ永い間の御無理が重なったと申しますか、一時非常にお疲れになり、そこへ今度の流感にかかったわけです」と説明している。しかし、昭和33年2月11日には、「全快祝い」と称する祝宴を開けるまで回復し、席上、次のように檄を飛ばした。「会長就任以来七年になるが、私は七年目ごとに難に逢っている。今度の病魔も打ち破ったのだから、もう七年また会長としてがんばるから一つよろしく頼む。末端指導、末端指導と今までずい分力をそそいできたけれどもこのごろは余りその成績が上がっていない。それはもっと根本がしっかりしなければならないということである。『源深ければ流れ遠し』の通りで、要するに学会の振興は会長自身がしっかりしなければならん。私自身が私を教育し磨いて行く。支部なら支部長がしっかりすることだ。そうなって行けば自然に地区部長も班長もしっかりしてくる。自己が大切だということを自覚して、明日から以前と同じように本部へ行って指揮をとる。皆も従前通りよろしくたのむ」。
そして、2月14日付『聖教新聞』に「私の闘病八十日」と題する手記を発表し、風邪ではない重い病を克服したことを記した。だが、実際は病が完治したわけではなく、その後、体調を崩し容態は悪化。4月2日に逝去した。
本部は戸田の病を「風邪」と偽ってはいたものの、それは会員を動揺させまいとする配慮であることは容易にわかる。翻って池田大作の場合、本部は「風邪」であるとすら言わず、ただひたすら姿は見せずとも元気であると言い続け、未だに執筆・対談やら、各種会合へのメッセージの発表やら八面六臂の活躍をしているかのように演出し続けている。しかし、その思惑とは反対に、会内はもとより、世間でも憶測が憶測を呼び、ついには「逝去説」まで出ている始末だ。今回の週刊誌報道について本部は「事実無根」だと回答している。外部にはそれでもいいのだろうが、会員に対していつまでもお得意の秘密主義を続けるのは、人を馬鹿にするのもいい加減にしろというものだ。
そこで、池田先生に言いたいのだが、自分の病と真正面から向き合い、信仰を根本に病を克服する姿を弟子たちに見せてもらえないだろうか。戸田会長は最後の最後まで闘う姿勢を示し、自らその範を垂れた。結果として死に至ってしまったが、広宣流布に殉じた見事な生き様だったことは、多くの会員が知るところである。
池田先生は普段から威勢のよい、大言壮語を吐いているのだから、今こそ偉大な最期を記すべきである。メッセージなんか送っていないで、「闘病記」を聖教新聞に発表し、「人生の師」、「信仰の師」にふさわしい「大勝利の人生」を示し切っていただけないだろうか。そして、これまで散々裏切り者たちの死に様を嘲笑い、地獄に落ちたと罵ってきたのだから、死後はその成仏の相を全世界の人々に公開し、信仰の正しさを証明すべきではないだろうか。それができないのなら、やはり池田大作は世評の通り、ただの成り上がりの金満宗教屋となってしまうだろう。弟子を自称する連中もふざけた工作はやめて、池田先生に人生の総仕上げの手本を見せていただくために、真剣にお願いに上がったらどうなのか。
- 41 http://wrpandora.blog.shinobi.jp/
- 13 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?sr=0101&query=創価学会ノート
- 11 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A+%E9%80%80%E4%BC%9A+%E6%96%B9%E6%B3%95&source=web&cd=9&ved=0CHAQFjAI&url=http://d.hatena.ne.jp/zadia1906/20110708/
- 8 http://d.hatena.ne.jp/sokaodo/
- 7 http://search.yahoo.co.jp/search?p=中西治雄&ei=UTF-8&fr=slv1-tospc&x=wrt&meta=vc=
- 7 http://search.yahoo.co.jp/search?p=池田大作 死去 2011&rs=1&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=0&oq=いけだ&fr=top_ga1_sa
- 7 http://sokaodo.nobody.jp/
- 6 http://search.yahoo.co.jp/search?p=創価学会 中西治雄&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=
- 6 http://www.google.co.jp/m?ie=Shift_JIS&q=創価学会ノート
- 6 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=創価学会 ノート&source=web&cd=1&ved=0CCcQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/zadia1906/&ei=E4SpTou3OeiDmQX-wJG1Dw&usg=AFQjCNHU0V4qj-Gcma0DpfXeiSzlLJoTtg
- 2011-10-23 備忘録〜五十路男の日記 7/83 8%
- 2011-10-27 わが友に贈る/寸鉄 4/70 5%
- 2011-10-27 香風 3/55 5%