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2011年10月27日(木) 19:21 |
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派遣社員殺人事件で元同僚の男起訴
岡山市北区で、派遣社員の女性が元同僚の男に殺害された事件で男が27日、殺人容疑などで起訴されました。 一方、弁護士が開いた会見で男は、元交際相手が結婚すると聞きつけ、相手の男性との関係を破綻させるため、男性の知人の加藤さんを監禁しようとしていたことが分かりました。
殺人などの罪で起訴されたのは、大阪市住吉区の無職・住田紘一容疑者(29歳)です。 起訴状によりますと住田被告は先月30日、岡山市北区の、以前勤めていたIT関連会社の倉庫内で、同僚だった岡山市東区の加藤みささん(27歳)を殺害した罪に問われています。 住田被告はこれまでの警察の調べに対し、「拉致して大阪に連れて行こうと思った」、「顔見知りの元同僚女性なら誰でもよかった」と供述、そして会社で待ち伏せをし最初に出てきた加藤さんを呼び止めて倉庫に連れていき、加藤さんに手錠を掛けようとしたところ騒がれたため、持っていたバタフライナイフで殺害したとしています。 住田被告は、遺体を大阪市の実家近くのガレージで切断し遺棄したとして、死体損壊・遺棄の罪でも起訴されています。 岡山市内で行なわれた記者会見で、住田被告の担当弁護士は、「元交際相手が結婚すると聞きつけ、相手の男性との関係を破綻させるために男性の知人を監禁しようとした」と話していたことを明らかにしました。 住田被告は弁護士に対して、「監禁した後に釈放する予定だった」、「加藤さんに手錠を掛けたところ、予想以上に暴れたため気が動転してナイフで刺した」と話しているということです。 弁護側は、情状酌量を求めて公判に臨むとしています。
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