プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が27日、東京都内のホテルで開かれ、福岡ソフトバンクは将来のエース候補として最速151キロを誇る188センチの大型右腕、武田翔太投手(18)=宮崎日大高=を単独で1位指名し、交渉権を獲得した。
「大学ビッグスリー」といわれた3投手のうち、左腕の藤岡貴裕投手(22)=東洋大=には楽天、ロッテ、横浜の3球団が1位入札。ロッテが当たりくじを引き当てた。日本ハムと巨人が指名重複した菅野智之投手(22)=東海大=は日本ハムが抽選で交渉権を獲得し、野村祐輔投手(22)=明大=は広島が単独1位指名した。
高校通算71本塁打のスラッガー、高橋周平内野手(17)=山梨・東海大甲府高=もオリックス、中日、ヤクルトの3球団が競合し、抽選の結果、中日が交渉権を得た。また、今夏の甲子園で最速153キロをマークした北方悠誠投手(17)=佐賀・唐津商高=は横浜に1位指名された。
=2011/10/28付 西日本新聞朝刊=