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経済
【オリンパス買収疑惑】残る多くの謎 巨額報酬、不透明な助言会社選定…
アクシーズは1997年の設立。2004年ごろから付き合いがあり、医療事業拡大のための企業買収を計画した際、第三者から改めて推薦された。「買収は成就しなかったが、交渉力は高く評価していた」(森久志副社長)という。
ジャイラス買収でも、その実績からアクシーズを選んだというが、「他の助言会社との比較はしていない」(同)とした。
国内3社の買収
734億円を投じた健康食品会社「ヒューマラボ」など国内3社について、高山氏は「新事業を模索するための買収で必要だった」と述べた。3社の株式の取得先については、「ファンドを通じて買い取ったため、株主の名前や振込先しか分からない」(森氏)としており、資金がどこに流れたのかは不明のままだ。
3社の買収では「のれん代」で計557億円の減損処理を実施したが、ジャイラスも償却の必要性が指摘されている。株式市場では経営への影響が不安視されているが、オリンパスは「毎期償却しているうえ、円高影響でのれん代は減っている」と説明した。
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