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北朝鮮戦観戦ツアー「今までにない反響」 手続きに1週間、「枠」増加は困難 サッカーW杯予選
徳田社長は「官房長官の発言で、態度を決めかねていたサポーターが申し込んでくるだろう」とみる。
だが、同社がチャーターした高麗航空の北京-平壌便はすでに約60人の予約でいっぱい。新しく受け入れられるのは中国国際航空の定期便の空席分、約20人のみ。徳田社長は「(藤村官房長官が)あと1週間早く発言してくれたら、何とかできたかもしれないのに…」と苦笑いしていた。
北朝鮮のツアーを企画している旅行会社は他に少なくとも2社ある。そのうち芸術公演「アリラン」の鑑賞を企画するなど、北朝鮮観光を主力商品に扱っている旅行会社は、産経新聞の電話取材に対し「特にお話しすることはない」と、説明を拒んだ。
観戦ツアー参加者は、旅行会社が事前に北京にある北朝鮮大使館にビザを申請したうえで、北京で受け取ることになる。手続きに最低でも1週間かかることも、急なツアー枠増加ができない一因になっている。
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日本代表が北朝鮮戦を戦う平壌の「金日成競技場」。ここで日本代表がプレーしたのは昭和60年、W杯メキシコ大会アジア予選が最後。北朝鮮での試合も平成元年のW杯イタリア大会予選以来、22年ぶりとなる。
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