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北朝鮮戦観戦ツアー「今までにない反響」 手続きに1週間、「枠」増加は困難 サッカーW杯予選
サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア3次予選の北朝鮮戦が11月15日に平壌で行われる。日本代表の平壌入りは22年ぶり。国交のない北朝鮮で、ザックジャパンはどう戦い、サポーターはどう声援を送るのか。政府は渡航自粛緩和の可能性に言及した。
試合を前に、北朝鮮への観戦ツアーの人気は早くも沸騰している。ツアーを販売する旅行会社が「今までにないほどの反響」と驚く。藤村官房長官の27日の発言を受けて、今後、多くのサポーターが現地応援を希望することも予想される。だが、各旅行会社では試合開催日が迫っていることもあり、今から観戦枠を増やすのは困難という。
スポーツ観戦ツアーを販売する旅行会社、セリエ(東京都)では、北京を経由し、空路で平壌入りする観戦ツアーを9月中旬から販売。旅行代金は30万円前後(4泊5日)と他のツアーに比べて高額だが、すでにサポーター約60人から申し込みがあった。
ツアーには2日間の、平壌と板門店観光が含まれている。夕食にはアヒルの焼肉がセットされている。
同社の徳田仁(まさし)社長は「3次予選のアウェーの試合で、こんなに申し込みがあるのは初めて」と驚く。同じく3次予選で来月11日にタジキスタンで予定の、日本対タジキスタン戦の観戦ツアーの申し込みが10人程度だったことと比べると、「北朝鮮戦の人気は非常に高い」という。
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