2011-10-26
僕が野菜しか食べなくなったことと、働かない理由の話
僕が低能だからわざわざ書いているだけで、こんなこと、普通の人から見たら普通のことかもしれない。
だから、このお話は僕みたいな、もしくは僕以下の低能向けです。
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最近、野菜を煮て塩を振っただけのものばかり食べている。
健康を気にしている訳ではないのだけど、製造工程などのよく分かってないものを口にするのが気が引けるので、肉や合成調味料などをなるべく避けるようになった(お金に余裕が無いので、あったら食べるが)。
同じ理由で、僕は自動車の運転が苦手だ。自動車がどういう原理で動いているのかを僕は知らず、それが不安だからだ。そして僕は自転車が好きだ。自転車はとてもシンプルで、どういう構造をしているかが分かりやすく、メンテナンスがしやすい。原理の分からないものは、そもそもどこが何故壊れるのかすら分からない。
そういえば、働くことに対しても同じような不安を感じていた。親や周囲が「就職しておけ」というので就職してみたはいいけど、なぜ礼儀は大事なのか。どうして給与はその金額なのか。会社に集まる必要性は何か。それらが分からず、仕事をしていても、自動車に乗っている時のような不安しか無かったし、そもそも実家暮らしでお金に余裕があったので、働く必要性も感じなかった。
ある日、僕は会社を抜け出し、いわき市から自転車で国道六号線を200キロ、東京まで走った。
そこで好きなように絵を描いていたら面白がられて、ご飯をおごってもらったり、僕の絵が好きだという人から食材を貰ったりして、1年間生きていた。そんな環境が続くなら、自分が働く必要は無いんじゃないかと思った。
だけど最近、贅沢がしたくなってしまった。しかし現状では、必要な時にお金がない場合がある…。ここでやっと、働くことの必要性を感じることができた。
幸い、僕のしたい贅沢というのは、好きなときにコカ・コーラを飲むとか、白桃の缶詰を食べるとかそういうレベルのやっすい贅沢なので、隅田川のテラスで人に声をかけて、200円で似顔絵を描くだけで達成できた。今は「それしか無いから」という理由で小型のホワイトボードを持ち歩いて使っているが、もし必要性が見つかったら画用紙を使うかもしれないし、 Cintiq 21UX を買うことになるかもしれない。ただ、必要性を感じないので、今はホワイトボードで十分だ。完成した絵は、客が携帯で写真を撮る。紙に描いて渡す必要はない。
もし、今(会社や学校等で)自分がし続けていることに疑問があったら、一度すべてを捨てて、最低限の持ち物だけでやり直してみたらいいかもしれない。
そうすれば、何が必要で、何が不必要なのかが分ってくるし、余計なコストをかけずに必要分の何かを得やすくなるはずだ。
今は野菜ばかり食べているけど、身体に支障をきたすようなら肉を食べることにするし、自動車が必要になったら、構造とか動く原理をよく勉強してから乗ることにする。
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