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事件
「『強盗しやすい』ニュース見て…」 すき家で30万円強奪容疑 33歳男逮捕「就職うまくいかずイライラ」
2011.10.27 14:21
東京都小平市の牛丼店「すき家小平上水本町店」で8月、現金約30万円が奪われた強盗事件で、警視庁小平署は強盗の疑いで、東京都国立市西、無職、井黒(いぐろ)透友(ゆきとも)容疑者(33)を逮捕した。同署によると、「『すき家が強盗しやすい』というニュースを見て、犯行を思い立った」と容疑を認めている。
逮捕容疑は8月27日午前2時15分ごろ、小平市上水本町の同店に押し入り、アルバイト店員の男性(27)に包丁を突きつけ「金を出せ」と脅迫。レジから約30万円を奪ったなどとしている。店内には店員のほか客が3人いたが、いずれもけがはなかった。
同署によると、店内や現場周辺の防犯カメラに井黒容疑者に似た男が映っており、関与が浮上。同署の調べに、「就職活動がうまくいかず、いらいらしてやった。奪った金は、パチンコ代や生活費にあてた」とも供述しているという。
すき家をめぐっては、全国で強盗被害が相次いで発生。夜間の1人勤務や、多額の現金を店内に保管している業態が防犯上の問題点として指摘され、警察庁や全国の都道府県警が改善を要請している。
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